「つまり何が言いたいの?」と言われない話し方3つのコツ
おはようございます。
声づくり話し方コーチ/たく(Taku Hagiwara)です。
生徒さんからこんな相談がありました。
☑話を最後まで聞いてもらえない
☑「話が分かりずらい」と言われる
☑「つまり何が言いたいの?」と言われる
なるほど。
『相手に伝わりやすい話のまとめ方を教えてください』
と。
今なら無料!7日間限定でプレゼント中!
と言う事で、今回は…
「つまり何が言いたいの?」と言われない話し方3つのコツ
ご紹介したいと思います。
1.結論から伝えよう
2.結論と理由を分離させよう
3.100%伝えてはいけません
+話を最後まで聞いてもらう魔法の言葉テクニック(おまけ)
CONCLUSION:結論
以上、
3つのコツを意識して話すようにすれば…
▶相手に伝わるまとまりのある話し方になります
▶興味と関心を持って話を最後まで聞いてもらえます
▶「とても分かりやすい!」と言われる話し方になります
仕事もプライベートも、どんな人とも会話を深めて、
信頼され、好かれるあなたになってくださいね。
1.結論から伝えよう
「すみません、資料の確認をしたつもりなのですが、できていなかったみたいで…一応、クライアントには連絡は入れたのですが…誤った資料を送ってしまったみたいで…確認はしたつもりなのですが…」
ん?
この人何が言いたいの?
言い訳してる?
こんな場面、心当たりありませんか?
会話の基本は、要件や結論から。
アレコレ理由は事情を伝えた上で、まるでじらすかのように最後まで結論をとっておく。
って言うか、いつまで経っても結論に辿り着かない話し方構成。
アウトです!
▶結論から伝えましょう。
▶抽象的な結論で構いません。
それから理由や補足です。
結論に根拠を持たせるために、理由や補足で話を固めるのです。
結論を言わないまま、先に理由や補足を言われて話を入られてしまうと、結論が分からないから、何を言いたいのから、理解しずらくなります。
悪質な言い訳にすら聞こえます。
結果、伝わらないのです。
悪印象を与えてしまいます。
スパっと、シンプルに、結論から伝えましょう。
「すみません、仕事でミスをしてしまいました!」※結論
(え、どんなミス…?)
「資料の確認不足で、謝った情報をクライアントへお渡ししてしまいました」※理由
(確認不足か…クライアントは大丈夫かな…?)
「ちなみにクライアントへは誤りの連絡を入れて、資料の差し替えをお願いしました」※補足や対策
(そうか…そこまで対応済みなのか…)
「僕の確認ミスでクライアントに迷惑をかけてしまって、すみません!」※結論
(ミスは誰にでもある事だから仕方ない、って言うか潔い報告だったな、感心したよ)
こんな感じです。
飽くまで一例ですが、
良い報告も、悪い報告も、先ずは結論から、
潔く伝える事を心掛けましょう。
これが、「つまり何が言いたいの?」と言われない話し方の第一歩です。
2.結論と理由を分離させよう
「このペンはとても書きやすくてオススメなんですけど、お値段も安いですし、見た目もお洒落ですし、結構オススメなんですけど、お客様はどんなペンをお探しですか?」
とか
「思いのほか反響が少なくて、見込み客へのアプローチを今も試みているのですが、今現在は予算は達成できていないのですが、来月の見込み客は今月より確保できそうです」
良くないですよね。
結論と理由と質問が入り混じった、要約性のない伝え方、話し方。
これを僕は≪ごった煮話法≫を読んでいます。
良くない話し方です。
「つまり何が言いたいの?」と言われない話し方のコツ2つめは…
結論と理由をきちんと分離させてから、伝える事です。
case1
「このペン、オススメしています!」※結論
(へえ…何でだろう)
「なぜならば、とても書きやすいからです」※理由①
「そして、とてもデザイン性が良いです」※理由②
(そうなんだ~)
「しかもお値段も安いです」※補足
(なるほど!それは良い)
「ですから、こちらのペンをオススメしています。
いかがでしょうか?」
(気に入った!よし購入しよう!)
case2
「今現在、予算は達成できていません!」※結論
(そうなのか…なぜなんだ…?)
「と言いますのも、今月は想定していた反響数に達していないからです」※理由
(そうか、反響数不足か…それに対して何か対策はしているかな…?)
「ですが、今現在は過去の見込み客への再アプローチを試みておりますので、反響不足分をそこで補いたいと思います」※対策
(なるほど、追客をしているのか…)
「今月は予算を下回りましたが、次月は取り返します!」※再結論
(よし分かった!期待しよう!)
このように、結論を理由を分離させる事。
結論の中に理由や原因を織り交ぜたり、
理由や原因の中に結論を織り交ぜると、
言い訳がましく聞こえますし、何を言いたいのかが、相手に伝わらなくなります。
結論は極力シンプルに!
▶つまり〇〇です。⇒結論のフェーズ
▶なぜならば〇〇だからです。⇒理由のフェーズ
▶ちなみに〇〇です。⇒補足のフェーズ
▶ですから〇〇です⇒結論のフェーズ。
PREP法参照
それぞれ、結論と理由のフェーズ(曲面や伝え方の段階)を区切って、伝えるようにしましょう。
3.100%伝えてはいけません
そもそも論のお話をしますが…
・話を最後まで聞いてもらえない人
・何を言っているか分からないと言われる人
伝えたい事が多過ぎて、
言葉のオードブル状態(言いたい事てんこ盛り)
なのです。
(言いたい事・伝えたい事がてんこ盛りで何がメインなのか分からない)
大事なのは…
▶聞き手目線になる事
▶聞き手が求めてる情報のみを伝える事です。
例えば、
家を探している人に…
「日当たり良いですよ!」「お部屋広いですよ!」
「キッチンきれいですよ!」「近所にコンビニありますよ!」
「壁紙張り替えたばかりですよ!」「お家賃値下げしますよ!」
オススメしたい物件のポイントを思いつく限り上げ連ね、言いまくる。
ってセールスオードブル(てんこ盛り営業)
ナンセンスですよね。
言いたい事、伝えたい事を100%伝えようとしたところで、
相手に絶対に100%伝わりません、届きません。
って言うか、聞き疲れてします。
本当に伝えるべき、大事な事が聞いてもらう余地がなくなってしまいます。
この人は、何を求めているのだろう?
相手の求めるニーズに適した言葉、売り文句を伝えればいいのです。
この人が求めているのは、家の広さじゃない、日当たりじゃない
駅までの近さと利便性だ!
って、相手のニーズが分かれば、そこをピンポイントで売り込むのです。
日常の会話だって、そうです。
相手が求めていない情報を、やんややんやと言い続けていないで、
相手が求める情報と相手が聞きたい言葉を察して、伝える事です。
これが、
100%伝えない事の意味です。
少し物足りないくらいで構いません。
料理だって、少し物足りないくらいが美味しく感じられるのです。
お腹いっぱいの言葉量で話し続けてしまったら、消化不良で話の理解力が著しく低下します。
伝え方割合は4割~7割。
足らなければ、相手から質問がきます。
そしたら答えれば良いのです。
これが、意思疎通のとれたスマートな会話ってやつです。
あなたの話、言いたい事・伝えたい事を100%伝えてはいけません。
相手が求める情報と言葉を、適量(4割~7割)を伝えましょう。
+話を最後まで聞いてもらう魔法の言葉テクニック(おまけ)
ここまで記事をお読みいただいた方に感謝の気持ちを込めて、
魔法の言葉テクニックを一つだけお教えします。
それは…
クエスチョンスタート
話し出しの冒頭に質問をしてみましょう。
「〇〇の件について話があるのですが、
ご意見を聞かせていただけますか?」
と、
本題に入る前に、相手に質問を投げかけるのです。
勿論、相手の回答は、あなたが話をし終えてからです。
と言うか、質問されても、話の概要を聞かないと回答しようがありません。
はい。
これが本旨(真の目的)です。
先に質問をしてから、話を切り出す事で…
▶話を最後まで聞く必要がある
▶話の内容を十分に理解する必要がある
▶的確な意見を返すために、話に興味と関心を持つ必要がある。
3つの潜在的タスク(課題)が聞き手に生まれるのです。
お分かりいただけました?
クエスチョンスタート
▶先に質問をしておく事で、相手は話を最後まで聞かないわけにはいかなくなるのです。
めちゃくちゃ使えますから、会話の場面で多用してみてください。
面白い程、話を最後まで聞いてもらえます。
勿論、手前にお伝えした話し方3つのコツができている!
が大前提です。
以上、
「つまり何が言いたいの?」と言われない話し方の3つのコツと、
話しを最後まで聞いてもらう魔法の言葉テクニックでした。
話し方は日頃の意識です。
何にも意識をしないで、思いついた事をそのまま言葉に出し続けている限り、話し方は絶対に良くなりません。
最後にポイントを一つ
話しながら答えや結論を考えるのではなく、
答えや結論を導き出してから、話し出す事。
これですね。
ですが、答えや結論を導き出してから話す事って、実はとても大変です。
頭の中で、情報整理と言語化を同時進行してから、言葉にするわけですから、論理的思考力が必要となります。
こればっかりは、訓練と継続です。
▶考えながら話す
▶意識しながら話す
▶文章にしてから話す
以上の3つの気を付けて、継続すれば…
誰でも、必ず、分かりやすい話し方を身に付ける事ができます。
以上!
今なら無料!7日間限定でプレゼント中!