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上司が忙し過ぎる会社は終わっている?
どうも。
声づくりと話し方コーチ/たく(taku hagiwara)
です。
今回は、僕の持論です。
信じるも信じないも、あなた次第です。
上司が忙し過ぎる会社は終わっている。
件について。
かくいう僕も、昨年まで会社員しておりまして、部署の統括マネージャーとしてそこそこ管理職やってました。かれこれ8年くらい。
おかげさまで、そこそこ稼げましたし、権限もいただけましたし、
わりと自由でしたし、かなり忙しかったです。
結論…
「ずっとはやってらんねぇな」
と思って、昨年会社員を辞めたのですが…
僕が会社員としての希望を失ったのは
ほとんどの上司がポンコツだったからです。
(僕も含めて)
でも皆して、自分は仕事できていると思い込んでいるんです。
でも、傍から見るも、さっぱり仕事出来てないんです。
(エラソーですね、笑)
ここまで読んで不快に思われましたら、どうぞ離脱されてください。
さて、一旦本題に入ります。
上司が忙し過ぎる会社は終わっている。
件について
※ここで言う上司とは=課長、部長、役員あたりを指します。
組織の中枢に立ち、ある程度の役職と権限がある上司は、本来は暇であるべきだと僕は思います。
なぜかと言うと…
上司のミッションと部下のミッションが、そもそも違うからです。
部下のミッションは、正直、現場仕事や実務全般です。
語弊があるかもしれませんが、兵士的な役割です。
そして、上司のミッションは指揮と指導、そして組織の最適化です。
語弊があるかもしれませんが、将軍的な役割です。
上司は体より頭を使うべきです。
「どうしたら部署が円滑に運営するか?」
「どうしたら部署全体の士気が上がるか?」
「今現在の問題は弊害は何か?」
これらを常に考えながら、部署の改善や運営を務めなければなりません。
結果、チーム全体が成果を上げやすく、仕事が楽しめる環境になるのです。
そのためには、上司はある程度、暇でないといけないと思います。
上司が現場に出ずっぱりで、実務全般をこなして、業務前線に出ていて、
果たしてどうやって部署や課員の状態を俯瞰(全体を見る)できるのでしょうか?
基本、無理です。
間違いなく、現場目線になります。
現場目線になると言う事は、完全に部下目線です。
部下目線になると、めちゃくちゃ部下からは慕われます。
「〇〇課長or部長、いつも助けていただきありがとうございます!」
「本当に助かります!」
って。
ですが、業務前線出ている限り、組織全体が見れなくなりますし、なんだったら組織に対して、
「現場や実務は大変なんだー!!」
と、愚痴や不満を言い出します。
ちょっと待て。
ウェイウェイウェイウェイ!
その問題…あなたが文句言う立場ではなく、あなたが向き合って解決しなければいけない問題なのよ!
でも、なぜか上司が会社に反旗を翻すのです。
そもそも、なぜ上司が現場仕事や実務を行う業務体制になっているのか?
これに関しては、2つの問題があると僕は思慮しています。
(1)部署に人員が少なく、上司が現場・実務を回さないと部署運営ができない状態だから
<その理由>
・会社が割ける人件費の問題。
・会社が上司に暇をさせたくない。
いずれにしても、会社方針として、飽くまで現場最適化を優先しており、
全体最適を軽んじている傾向があると思案します。
これは会社の将来性や長期的な組織運営を考えると、健全とは言えません。
(飽くまで僕の持論です)
ですが、一応は管理職を務めたり、経営戦略的なポジションにいた僕には、会社が上司に暇をさせたくない理由、分からなくもないです。
(2)上司が暇になると、ほとんどの上司がガチで仕事しなくなる問題。
・時間にゆとりができたのをいいことにゆっくり過ごす上司が多発
・めちゃくちゃ仕事真剣にしているフリして実はブログやったり株やFXやったりする上司が多発
・めちゃくちゃ仕事真剣にしているようで実はめちゃくちゃどうでもいい業務に全身全霊を注いでいる上司
こんな上司、誰が尊敬します?
こんな上司の指示、誰が従います?
こんな上司の下で、誰が真剣に仕事します?
って話ですよね。
ですから、会社としては、正直、上司に暇をさせたくはないのです。
基本、上司(管理職や役員含む)は一般社員より給料も年収も良いです。
その分、会社に貢献しなければいけません。
何かしらの利益をもたらさなければなりません。
ですが、目に見える成果が出しずらい役職もまた、上司なのです。
正直、悲しい立ち位置と言えます。
ですが、上司全員が本気で、会社を組織を部署をより良くしていこうと真剣に思い、行動をすれば、会社のポテンシャルは計り知れません。
それだけ、重要なポストであるとも言えます。
ですが、ほとんどの上司が立場が上がると、権限持つと、部下が増えると、
収入にゆとりがあると…
>偉ぶります
>仕事しなくなります
>成長意欲がなくなります
そんな燃えつき上司を、ある程度の期間保存していても問題ないくらいの体力がある企業なら、上がいなくなるか、何かやらかすまで、耐え抜けば良いと思いますが…
果たして今の時代に
そんなにゆとりたっぷりな企業がどれほど存在するのでしょうか?
ほとんどの企業が明日を生き抜くために必死です。
上司にゆとりも収入を与えていられません。
「頼むから仕事してください」状態です。
そしてマネジメント及びファシリティ能力の上司は、基本、現場で部下と一緒に仕事しないと上司としての威厳が保てないのです。悲しい事に。
部下と一緒に現場仕事や実務をしているから、
「〇〇部長もその分仕事している」って課員の納得感を得られるのです。
本意は違うんですけどね。
会社としても、上司としても、その方が体裁が保てるのです。
ですが、本来上司は、
ある程度は暇であるべきです。
そして、その脳みそは、会社や組織全体の最適化を図るためにとことん注いでいくべきです。
たまに現場や実務をやって、現場の感覚を忘れない程度にしておくべきです。
部下や部署には、
「大分仕事しやすくなりました!」って言う、成果を見せるべきです。
そのために会社は、
>上司を暇にさせる勇気と
>本当に暇にさせない確かなミッションと上司教育をしていくべきと
【まとめ】
上司が忙しすぎる”環境を上司に与える事で上司の体裁を保たせて現場最適を優先させている会社及び上司にある程度の暇を与えながらも上司として明確なミッションを与えられない、あるいは驕らない上司を育てられない”会社は終わっている。
と僕は考えます。
以上、
エラソーにすみません。
もう一度言います。
エラソーにすみません。
ちなみに僕は…
とある中小企業で外部顧問として働く傍ら、声づくりと話し方コーチとしてこじんまり働く個人事業主です。
外部顧問を務める会社では、組織の運営改善を任されております。
改善ができなければ、顧問契約解除です。
明日は我が身。
結果、出さねばですね、笑。
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声づくりと話し方コーチ/たく