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任侠とはヤクザなのか

ネットフリックスで何となく映画を検索していたらヤクザ映画というジャンルが出てきて。特別好きでも嫌いでもないけど、なんとなく見る機会は少なくて。有名なタイトルは知ってたけれどね。岩下志麻さんとか菅原文太さんのとか。

映画の論評をしたいのではなく、そこに描かれている任侠の世界の話です。
ヤクザ映画を任侠映画とよびますよね。
ただのバイオレンス映画とは違って。ぼんやりのイメージはあるがさて任侠とはどんなことを指すのか。

任侠とはなんぞや

任侠(にんきょう)とは、男の面目を立て、信義を重んじ、弱きを助け強きをくじくといった気性に富むことを意味します。また、そのような生き方をする人を指すこともある。

おおっ、なかなかいいやつじゃないか!
この「侠」のもつ意味、それは粋なさまを表す。寅さんなんかもそうだけどとってもイキですよね。でもちょっと抜けているところもある。
このような任侠って、我々にとってとても大切で、心のどこかで求めているものだと思う。映画の主たるテーマになるくらいだもの。

情報を合理的に得たいときや知識をその場で得たい場合は、ネット検索やAIに任せればよい。まさに秒殺で答えが出る。一方でそのような超スマートさの真逆をいく人間の愚かさに目を向けるべきだという人もいる。この愚かさとは高度な意味の愚かさで、愚直さを指し、まさに「侠」のことだ。
そしてただの教養人ではだめだと。教養を持ち、侠に生きてこそ時代を作るエネルギーとなるのだと。

よし、今日から任侠になるぞ!とはいえ刺青を入れるわけでも堅気をやめるわけでもない。侠骨のある人になるぞという気持ちの表れですね。


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