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プノンペンのお土産を作る。
プノンペンに住んで約3年、日本からお客さんや友人が来たときに必ずと言っていいほど聞かれることがある。
「プノンペンのお土産って何があるの?」
すごいシンプルな質問なのに、答えるのに困ってしまう。プノンペンに来る人は仕事や観光など目的は色々。でも、どんな目的であれ、その場所のご当地のお土産を欲しくなるもの。僕も地方や海外の色んな場所に行ったら、絶対お土産は買う買わないにしろ気にはなる。
でもプノンペンにはそのお土産がない。
”ない”というより、”おすすめできるお土産”が少ない。
カンポットペッパーっていうカンボジアでとても有名な胡椒があるが、それはカンボジアのカンポットというところの名産品。プノンペンのお土産ではない。
だからみんな「ないんだよね〜」ってなる。
そこで思った。
マンゴーをプノンペンのお土産にできないかなって。
カンボジアのマンゴーはめちゃめちゃ美味しいけど、特段プノンペンのマンゴーは有名ではない。でも、東京のお土産の東京ばな奈はどうだろう。
あれも東京はバナナが有名じゃないけど、なんか東京の土産の定番になっている。しかも調べたら工場は僕の出身の埼玉にあった。笑
プノンペンというカンボジアの首都にありそうでなかった「定番お土産」というポジション。そのポジションに席が空いているのであれば、僕はこの国のマンゴーを世界に発信する一つの方法として、プノンペンとマンゴーを掛け合わせたプノンペン初のお土産を作りたいと思った。
もしマンゴーを使ったお土産ができれば、この国のマンゴーを世界に発信する1つの手段になれる。
こうやって考えてたら、できるかどうかというより、「面白そう」っていうワクワクが胸に込み上げてきた。
ありそうでなかった、プノンペン”初”であり”発”でもあるのお土産。
プノンペンのマンゴーお土産を買ってくれた人が美味しいって、笑顔になってくれるようなものを作りたい。