機材選びの旅が終わったので、選び抜いた仲間を紹介します
昨年秋頃から怒涛の散財を繰り返し、ついに終わりを迎えたのでまとめて紹介/コメントしていくnoteでございます。これで終わりです。本当です。
終わりです。.......しばらくは。
【2023年 秋から買ったもの(購入順)】
※△は売却済 or 売却待ち
・Nikon Df Gold Edition (レンズキット)
△SONY α7CII
△Nikon Zf (レンズキット)
・SIGMA fp
・Color-Skopar 28mm F2.8 Aspherical TypeII (VM)
・NOKTON 40mm F1.2 Aspherical (VM)
・Leica M11 ブラック
・NOKTON Classic 40mm F1.4 SC (VM)
△NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical TypeII (VM)
△C Sonnar T*1,5/50 (ZM)
△SONY α7S
・NOKTON 35mm F1.2 Aspherical (X)
・RICOH GRIII
・SONY α7RV
・SONY FE35mm F1.8
【現在手元にある機材】
-Eマウント-
・α7SIII
・α7RV
・FE20-70mm F4 G
・Tamron 28-200mm F2.8-5.6
・FE35mm F1.8
・FE50mm F1.2 GM
-Xマウント-
・X-E4
・XF27mm F2.8 R WR
・XF35mm F1.4 R
・NOKTON 35mm F1.2 Aspherical (X)
-Fマウント-
・Nikon Df Gold Edition
・50mm F1.8 G
-Lマウント-
・SIGMA fp
・SHOTEN M→L ヘリコイドアダプタ
-Mマウント-
・Leica M11 ブラック
・Color-Skopar 28mm F2.8 Aspherical TypeII (VM)
・NOKTON 40mm F1.2 Aspherical (VM)
・NOKTON Classic 40mm F1.4 SC (VM)
-レンズ一体型-
・RICOH GRIII
【機材へのコメント等々(持ってるやつ)】
-Eマウント-
・α7SIII
相棒。最も撮影枚数が多い。
日々の写真撮影、動画撮影、サムネ撮影、全てをこなす。
AF性能、動画性能、起動速度、ボタンカスタマイズ、メニュー構成、全てが高次元。
色々使った結果、結局これに戻る。今買っても後悔しない名機。
ボタン配置も全て手に馴染んでいる。目をつぶっても操作できる。
唯一の欠点はバリアングル。それ以外は不満無し。
アプデで更に改悪されたのが非常に困ったのでα7RVを購入。(Twitter参照)
・α7RV
新たな相棒。SIIIでもよかったけどチルトのために購入。
ボタン配置も同じだし、できることは大差無いので「新しいカメラ買った感」は無く、SIIIをプチ改造したくらいの感覚。
だからこそ最高。すでに手に馴染んでいる。
SIIIとお別れした感覚は全く無い。「今後もよろしく」みたいな気持ち。
チルト化のおまけに高画素化されたのでAPS-Cクロップも強化された。
手ぶれ補正も強くなったけど、正直あまり恩恵を感じる撮り方はしてないので誤差。
4K120PもISO12800(slog3)も最近ほぼ撮らないので、SIIIから純粋にパワーアップした。
値段も38万円(良品)とかになってきたので、かなりオススメ。
なおSONY機は基本外に持ち出さない。ほぼ屋内専用。保育園行事だけ持っていくかも。
だから重さは割とどうでもいい。(色々カメラ持ってるとこういう割り切りができるから良い)
・FE20-70mm F4 G
動画用。とにかく便利。
望遠端での接写能力が異常。寄ったときの軸上色収差もほぼ無い。準マクロレンズ。
・Tamron 28-200mm F2.8-5.6
保育園の行事用。とりあえず記録したいときには非常に便利。
Α7RVと合わせればクロップで300mmも余裕だし、なんならSIIIの500万画素クロップでも全然使ってた。
あとはサムネ撮影用もこれが多い。遠く離れて200mmで撮ると大体なんでもキレイに写る(暴論)
・FE35mm F1.8
35mm F1.4 GMを売って買い戻した。
やっぱり35mmはこれ。とにかく軽い。35mmは軽くてなんぼ。ブリージングも少ない。
唯一の欠点は接写時の軸上色収差がやや強いことと、フォーカスリングが若干ざらついていること。それ以外は完璧。
α7SIIIにつけっぱなしにして、子どもと遊びながら写真撮る時とか、動画撮影で使う。
・FE50mm F1.2 GM
最強。圧倒的なボケ感と異次元のAF速度。Eマウントで一番のメイン。
買った時は「重いな...」と思って売却寸前までいったけど、屋内専用と割り切った瞬間に相棒レンズとなった。
これでしか撮れない写真がある。
ほぼつけっぱなしでリビングに置いてある。
A7RVと合わせたときのAPS-Cクロップ75mm F1.2の描写もおかしいくらいに良い。
Α7RV + 50mm F1.2 はまじで最強。
F1.4 GMとの比較を色々探したけども、やっぱりボケ感はF1.2が勝っている。
あとは「これ以上に良いレンズはない」と信じながら撮れるので、「これでいい写真撮れなきゃ自分が下手なだけ」と断定できるのが強い。
良いモノを買うとはこういうこと。
-Xマウント-
・X-E4
外出時の相棒。小さい、軽い、デザイン最高。
A7SIIIの次に撮影枚数が多い。
値上がりしてるけど今買っても後悔しないと思う。
シャッターフィールも意外と力強くて頼もしい。
他のカメラとの兼ね合いもありX-T5には手を出さなかった。
結局これに戻る。
・XF27mm F2.8 R WR
X-E4専用レンズ。軽すぎてレンズキャップみたいなもん。
あまり考えずにバシャバシャ撮る時はこれ。
でもGRIII来たから出番減ってきた。
・XF35mm F1.4 R
王道。やっぱこれ。
新しいXF33mm F1.4も使ったけど、明らかにこっちのほうがボケがキレイ。特に前ボケ。しかも軽い。
AF音は言われてるほど気にならない。
でもNOKTONが帰ってきたから出番減ってきた。
・NOKTON 35mm F1.2 Aspherical (X)
写りが忘れられなくて買い戻した。本当に本当にオススメ。
Xマウントで1本だけ選ぶなら僕はこれ。
このレンズでしか撮れない写真が間違いなくある。
初めて購入したMFレンズがこれだったので、当時は「写りは良いけどMFってのがなぁ...」と思って手放したが、MFに慣れてからこのレンズの良さが分かってきた。
とくに最短0.7mのレンズを使った後にこのレンズ(最短0.3m APS-C)を使うと実質マクロに感じる。
本当にオススメ。
-Fマウント-
・Nikon Df Gold Edition
・50mm F1.8 G
精神安定剤。全カメラ中最高のシャッターフィール。定期的にDfのシャッターを切らないと発作が起きる。
メインではないけど売る予定はない。
色合いも非常に落ち着いてるので、Dfの写真を見るとフラットな気持ちに立ち返ることができる。
キットレンズも全然いい写り。
58mm F1.4 も買ったけど、ちょっと重かったのでずっとこれにするかも。
正直シャッターフィールを味わうのがメインなのでレンズは割とどうでもいい(ひどすぎる)
-Lマウント-
・SIGMA fp
・SHOTEN M→L ヘリコイドアダプタ
ブームになる前、2023年に買ったんです僕は。
「人気だから買った」とかいうミーハーとは違うんです。(誰あての言い訳なの)
という冗談は置いといて、fpユーザーの楽しそうな雰囲気、優れたデザインに惹かれて購入。(やっぱミーハーじゃん)
ティールアンドオレンジの色味も最高。
fpのティールアンドオレンジに出会ってから、明らかに自分の色に統一感や方向性が出てきた。
SONYやFUJIでもこんな色味を出したいな、と思って現像沼にハマったし、自分なりのプリセットを作ることができた。
fpに出会って色味が(当社比で)良くなって以降、Twitterの写真投稿も伸びるようになった気がする。感謝しか無い。
今は後述のカラスコ28mmと合わせてアクセサリー感覚で楽しむカメラになった。
あとはたまにNOKTON 40mm F1.2と合わせてティールアンドオレンジに触れるために。
AFレンズも悩んだけど、MF運用で固定した。
SONYを使ってると半端なAFが不要になってきて、「だったらSONY使いたいな」って気持ちが大きいので基本MF運用。
(XマウントのメインがMFになってるのも同じ理由。)
-Mマウント-
・Leica M11 ブラック
fpのせいでNOKTONに出会い、NOKTONを直付けできるよろこびを味わいたくてうっかり購入。fpはLeicaへの入口。
色々話題だけども、やっぱりこれでしか撮れない写真は確かにあると思う(そういうこと言うと叩かれるぞ)
色味は正直現像でなんとでもなる(と思ってる)けど、わずかなピントズレで写真に味が出たり、ピント面がボヤボヤなクセ玉でも確実にピント合わせられたり、他のカメラではできないことがある。
メカシャッター、高速電子シャッター、ファインダーの存在がfpとの大きな差別化になっている。RAWサイズを変更できるのも◯
特にNOKTON Classic 40mm F1.4 (VM)との相性は抜群。
身軽に行きたい時はX-E4 + NOKTON 35mm、フルサイズでしっかり行きたいときはM11 + NOKTON Classic 40mm、みたいな感じ。
バグが多いけどもう慣れた。
高速でバッテリーを抜き差しする技術を習得したので気にならない...嘘です。気になります。
・Color-Skopar 28mm F2.8 Aspherical TypeII (VM)
fpの正妻。かわいすぎる。
見た目とは裏腹にしっかり解像するレンズ。
一方で周辺減光はえげつない(不良品を疑ったレベル)
しかしfpのティールアンドオレンジとの相性は抜群で、周辺減光にティールが乗るので非常に良い雰囲気になる。
しばらくfpにつけっぱなしになるレンズ。
・NOKTON 40mm F1.2 Aspherical (VM)
ものすごいしっとり感。みんな良いっていうだけあるな、と思った。
0.5mまで寄れるのも◯だが、0.7mでのクリック感はないのでM11よりfp向けな気がする。
好きなんだけど、ちょっと出番は減りがちかもしれない。
でも好きなんだよな...みたいなループで一応手元においてある。
・NOKTON Classic 40mm F1.4 SC (VM)
M11の正妻。ほんとに大好き。
「非球面レンズを使わないって、こういうことなんだな」と気付かされたレンズ。
開放での絶妙なにじみ具合は代替しづらく、色々探したけどこのレンズが最高にちょうどいいと思う。
例えば復刻したスチールリムはちょっとクセ強すぎるし全然寄れない。
かといって現行ズミルックスにフィルターかましても多分満足できないし、なによりズミルックスの良さをスポイルしてる気がする。
ということでこれがマイベストM11レンズになった。
開放時のにじみが強いので、fpではピントが合ってるのかどうか判断しづらいけど、レンジファインダーならしっかり合わせられるのも好相性。
「安いけど良いレンズ」ではなく「最高のレンズなのに安い」が正しい。それくらい好き。
-レンズ一体型-
・RICOH GRIII
原点。僕がYoutubeを始めたきっかけ。
サブのサブとして買い戻したつもりがメインになる勢いで使いやすい(困る)
例えばM11 + NOKTON Classic 40mm F1.4, GRIIIを持ち歩くと、子どもたちが走り回っている様子はGRIIIでササッと片手撮影しつつ、すこし落ち着いた際やボケ感がほしい被写体を見つけた時にM11でじっくり撮影...
というスタイルがとにかく最高。
これをやりたいからGRIIIx(40mm)ではなくGRIII(28mm)を選んだ。
とりあえずバッグかポケットに入れておくカメラ。
【役割分担】
■家での写真撮影
メイン: α7RV + 50mm F1.2 GM
子どもと遊びながら: α7SIII + 35mm F1.8
※レンズ交換が面倒なので2台運用
■外出時
とりあえず: GRIII
今日は軽めで: X-E4 + NOKTON 35mm F1.2
今日はじっくり: M11 + NOKTON Classic 40mm F1.4
アクセサリー: fp + Color-Skopar 28mm F2.8
■Youtube
動画撮影: α7SIII + 35mm F1.8 or FE20-70mm F4 G
サムネ: 28-200mm(遠くから撮影) or FE35mm F1.8(左手に機材持って撮影等々)
■発作時
与薬: Nikon Df + 50mm F1.8G
【機材へのコメント等々(最近手放したやつ)】
△SONY α7CII
電源レバーと陥没ボタン、シャッターフィールがどうしても慣れずに売却。
良いカメラではあるけど合わなかった。
詳細は動画参照。
△Nikon Zf (レンズキット)
極小グリップとバリアングルの相性がすこぶる悪く売却。
良いカメラではあるけど合わなかった。(すぐそれ言う)
追加グリップを買ったり、バリアングル閉じ状態での撮影縛りに慣れれば愛機になれるポテンシャルはあったが、そこまでしたいと思える強い気持ちが芽生えなかった。
あと他にいっぱいカメラがあったせいもある。Zfしか持ってなかったらもっと好きになれたかも。
やっぱり恋愛はタイミング。カメラの良し悪しだけで決まるものではない。
詳細は動画参照。
△NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical TypeII (VM)
重かった。あと鏡筒が長くてfpやM11と合わせたときの見た目が好みではなかった。(使用期間が短いので多くは語らない)
△C Sonnar T*1,5/50 (ZM)
小さくて見た目は結構好みだったものの、最短0.9mがきつかった。
「これがSonnarか...!!」みたいな感覚もあまりなかった(鈍感)
50mmならVintage Lineの50mm F1.5がいいかも。
(使用期間が短いので多くは語らない)
△SONY α7S
「fpをチルト化してファインダー付けたのがα7じゃない?最高じゃん!」
と思って購入したけど全くヒットしなかった。ごめん。
やっぱりfpって特殊で、fpを持った瞬間にもう気持ちが「今日ゆっくり撮るぞ」「今fp使ってるぞ俺、幸せだなオイ」みたいになる。
でもα7Sはそれが全然ない。何が違うのかわからないけど全然ない。
いつもだったら「なんでだろう」って考察するんだけど、なんかその気持ちも沸かなかった。(雑)
あと起動が遅すぎる。fpみたいにロゴも出ないからホントに電源入ってんのか心配になる。
【まとめ】
たぶんしばらくカメラ/レンズを買うことは無いと思う。(なぜか予約が通っているX100VIを除く)
色々使った結果、これならずっと使っていけるなという機材に出会えた気がする。
僕は際限なく機材を買い替えてるわけではなく、ちゃんと自分に合うものを探していたのです。自分に合ったものが見つかったなら一旦終わりでしょう。一旦、一旦ね。
【宣伝】
NOKTONだけでも買っていってください。安いです。タダです。
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