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測量士補試験に1週間で受かった!勉強法を公開します!

こんにちは たなかです。
5/15(日)に測量士補試験を受けてきましたが、合格点に届いていました!(回答速報2社照らし合わせてます)
なので、どなたかのご参考になれば嬉しいと思い、忘れないうちに記事にしておきます。

なんでゼネコンの設備担当が測量の資格なんて取ってるの?
って思われるかもしれませんが

・測量屋さんと話をしてて興味が沸いた
・ゼネコンの設備担当で測量の知識のある人は多くないので役に立つことがあるかも?

と思ったのが理由です笑

この記事はこんな方にオススメです
①測量士補ってどんな試験か知りたい方
②測量士補をオススメする理由を知りたい方
③具体的な勉強方法を知りたい方


・測量士補ってどんな試験?


そもそも、測量士補ってなにができるの?って方も多いと思われますので
資格のご説明をします。

測量士補(そくりょうしほ)とは、測量業者に従事して測量を行うために必要となる国家資格である。測量法に基づき、国土交通省国土地理院が所管している。

名称に「補」が付く通り、測量業者に従事する測量士が作製した計画に従って測量を行う、つまり測量業者の行う測量において測量士の補佐を行う技術者に求められる資格である。

測量法上、測量士補は、測量士の作製した計画に従い測量に従事するとされる(48条3項)。

Wikipediaより引用

まあはやい話が、地図を作るために土地を測ったりできるようになりますよ
って資格です。


・測量士補をオススメする3つの理由

①業務独占の国家資格である
測量の仕事は測量士補及び上位資格である測量士しか行うことはできません!(実際には国土地理院への登録が必要)
そのため、今後も需要は確実にあります。
異業種でも少し勉強してみようかな?って方にはオススメです。


②試験が(他の資格に比べると)さほど難しくない
試験自体はそこまで難しくはないです。
(もちろん、舐めてたら落ちます)

令和3年度測量士補の試験状況

測量士補試験受験者 12,905名 (前年比 124.6%)
合格者 4,490人 (前年比 143.1%)、 合格率 34.8%

国土地理院HPより

およそ3人に2人は合格する試験のため、しっかり勉強すれば合格できます。

③スキルアップが見込める
測量士補の上位資格には
・測量士
・土地家屋調査士
があります。

測量士は測量士補と違い
測量の計画を作成することができます。

土地家屋調査士は建物の所在・形状・利用状況などを調査・測量して
図面の作成や不動産の表示に関する登記の申請手続を行うことができます。


・具体的な勉強方法


では、ここからは具体的な勉強方法について記載します。
前提として、過去問を解いて理解していくことがとても重要な試験です。


①使用した教材


テキスト、過去問を1冊ずつ購入しました。

まずはテキストから

このテキストはとてもわかりやすかったです。
試験には出題されないものの、測量に関する方法や考え方なども書いてあるため、全体像が把握しやすくスムーズに勉強できました。

また、頻出ポイントをとにかく抑えているのもいいですね。
実際これ1冊で十分合格できると思います


次に過去問集

上記のテキストだけでは問題が少なく、不安だったため
過去問集も購入しました。
過去10年分の過去問が網羅されていて
重要度順にA,B,Cと分けられているほか、解説もわかりやすかったためよかったです。


②勉強方法について(私の場合)


まずはテキストをざざっと一週読む

とりあえず過去問を解いてみる
できたのは〇、自身ないのは△、全くわからないのは×とメモしておく

計算問題を解きつつ、内容を理解していく

配点が大きい分野、苦手な分野を集中的に学習する

といった感じの流れで行いました。
順番に解説していきます。


・まずはテキストをざざっと一週読む
これはもう本当にざざっとです。

法規問題あるなー
計算問題でsin,cos,tanあるなー
いろんな種類の測量方法あるなー
地図が出てくるんだなー

くらいでOKです。
とにかくここはスピード重視 わからなくてもどんどん次に進みます。


・とりあえず過去問を解いてみる
できたのは〇、自身ないのは△、全くわからないのは×とメモしておく
頭から過去問を解いてみましょう。

ここも、あまり考えずにざざっと読み解きます。
ここでのオススメは計算問題にはまだ手をつけないこと。
計算問題を解く練習をすると、時間がとられます。
あくまで暗記分野に絞って読んでいきます。

恐らくほとんどわからず ×でしょう。
でも気にする必要はありません
私もそうでした(笑)

ただ、法規や写真測量などは一般常識でわかる問題もあるため
わかった場合は思い切り〇をつけて今後はもうやらなくていいです!


・計算問題を解きつつ、内容を理解していく

過去問を解いてわからなかった部分を見て、テキストと照らし合わせて理解していきます。
ここで計算問題もスタートしましょう。
数学の苦手な方は三平方の定理などを理解しつつ、とにかく筆算に慣れて行きましょう。
実は自分も筆算ミスが多く、練習中でも苦労しました。
これは慣れの部分が大きいのでとにかく数をこなしていきます。

・配点が大きい分野、苦手な分野を集中的に学習する
過去問を2~3周ほどすると、なんとなく理解はできて来ると思います
試験直前では特に、効率よく勉強することが求められるためポイントを絞るといいです。

私のオススメ分野は
・法規
・水準測量
・地図編集
・応用測量

の4つです

法規、水準測量、地図編集は試験内容、範囲に比べて
配点が高く、非常にコスパがいいです。
応用測量もいいのですが、計算が苦手な方には少し厳しいかもしれません。
その場合はほかで挽回されるのがいいかと思います。

あとは試験までひたすら過去問を解きまくるだけです(笑)
最初は全く理解できなかった問題でも何度か解いていればだんだんわかるようになってきます。

以上となります。

問題を解くテクニック的な話もあるので
そのうち書くかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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