建設業の施工管理を約3年したので仕事のイメージとギャップについて語ってみる
こんにちは たなかです。
今回は建設業の施工管理について、勤める前と後でギャップと感じたところや逆にイメージ通りだったところなど
自分の頭を整理するために、まとめてみようと思います。
建設業に興味のある方への参考になれば嬉しいです。
イメージ通り① 朝がはやい
はい、これは本当です。
朝はおよそ8時くらいには現場の朝礼がはじまるため
それまでに現場についていなければなりません。
現場の場所にもよりますが、朝がはやいことは多いと思います。
イメージ通り② 休みが少ない
本当です。 誤魔化すつもりもありません。
私は内装の設備施工管理もしてましたが、物件の工程表には
1週間で1日しか公休日(工事が休みの日)がないのがほとんどです。
しかも施主さんからの要望でもっと工期詰めたいなんて言われることもよくあります。。
もちろん、ひとつの業者がずっと工事に入るわけではないので調整次第では休むことも可能ですがなかなか難しいでしょう。
イメージ通り③ 裁量が大きそう
本当です。
簡単に現場監督といってもいろんな種類があるため
どの現場監督にも共通する項目をざっと洗い出してみます。
・元請け、発注者、下請け業者との打ち合わせ
・元請けへの見積作成、下請け業者の見積査定
・工事内容の検討
・工程表の作成、確認
・資材、部材の発注
・現場を行うための書類(安全書類、写真、工事書類)の作成
・現場管理
・各所トラブル対応
おおまかに分けてもこれだけあります。
これらを1つの物件だけ行うことは少なく、いくつもの現場もこなさなければならないのでハイパーマルチタスクになります。
特に大きいのは見積作成や部材の発注などお金が絡む部分です。
間違えてしまうと大きな損失を出すこともあるので本当に気が抜けません。
イメージ通り④ 仕事で出会いがない
本当です。
基本的に男社会なので、仕事で出会いを求めるのはやはり厳しいかもしれません。
世間ではけんせつ小町といって建設業で働く女性を増やそうとしてますが、実態はまだまだこれからな印象です。
そもそもそういったキャンペーンを打たないと女性が全然入ってこないんですよね。。。
ただ、私は現場監督をするうえで女性にモテるようになりました。
仕事で出会いがないなら、外に向けましょう!
そのあたりの記事も後日書こうと思います。
ギャップ① 職人さんが優しい
個人的にこれが一番ギャップに感じました。
職人さんといえば荒々しくて、新しく入った新人なんて
いじめられたりいびられたりするイメージだったのですが実際はすごく優しくていい人が多いです。
昭和の時代は見て覚えろ!というスタンスの職人さんが多かったみたいですが
人手不足もあり、現在は教育体制もしっかりしています。
職場や現場でのいじめなどもないので、そういった面ではストレスを感じることはほとんどありませんでした。
ギャップ② 体力的にはそこまできつくない
現場監督は職人さんではないため基本的に作業はしません。
あくまで現場での段取りがメインです。
なので、現場にいてもパソコンを使った事務作業や検品作業、写真撮影などを行うことが多く
力仕事はあまりありません。
(工期がギリギリだったりする現場など一部なくはないですが、、)
ギャップ③ 夜間工事対応のため夜勤があったりする
建設業といえば、日中作業なイメージだったので、これも個人的にはギャップに感じました。
既存のビルのテナント内の改修工事などでは音を出したりするとほかのテナントさんに迷惑がかかるので夜間や休日での対応があったりします。
場合によっては日中の現場に対応してから夜間工事も対応する
いわゆる昼夜稼働状態になることもあります。。。
いかがでしょうか。
簡単に、私自身が持っていたイメージとの比較をさせてもらいました。
現場により千差万別なところもあるので一概には言えませんが
おおむねこんな感じだと思います。
大変なこともたくさんありますが、それ以上に楽しい仕事です。
やりがいについてもまた別の記事を書きたいと思います。
それではまた ありがとうございました。
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