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自己紹介 | 中小ファミリー企業のリアル | はじめてのnote

はじめまして、Takuと申します!
現在大阪の中小製造業の会社(社員数70名程度)に勤めています。
社長になることはない(←ポイント)3代目の役員として経営企画や人事、経理など要はなんでも屋です。

元々は大学卒業後、商社やIT企業の人事部で約8年間サラリーマンを経験し、最終的には祖父が創業した現在の会社に入社する(帰ってくるがニュアンスとしては近いかも)に至りました。

今後は、以下の方々に参考になるような記事をnoteに上げていきたいと思っています:

  • 中小企業で働いているがなんとなく悶々と働いている方

  • 中小企業で新しいことを始めたいが一歩が踏み出せない方

  • そもそも中小企業に未来があるのか懐疑的な方

今回の記事ではまず自己紹介をさせてください。
(長くなっちゃったので目次で気になるところからお読みいただいても大丈夫です笑)


なぜnoteを始めようと思ったのか

今の会社に入社してはや5年が経とうとしています。
その中で、入社後本当にたくさんのチャレンジや失敗をしてきました。
(自社だけかもしれませんが)中小企業は大手企業とは違い、制度やルールなど皆が当たり前に守る”型”以前に、本源的な人間の本質が随所に垣間見れる場面が多いです。
悪戦苦闘した軌跡を改めて言語化することで、同じような境遇で悩まれている方やまさに今チャレンジをしようとしている方に微力ながらもお力添えできたらなあと思い始める決断をしました。

キャリアの軌跡

2011年 - キャリアの始まり

鉄鋼系の商社に入社。初期配属は財務経理部。
自身のわからないことを言語化できず、ただただ経理事務に勤しむ日々。
上司には毎日のように怒られ、自己肯定感も低かったものの、この時期に知った経理の基礎や財務の実務が今の会社ですごく活かせたため、私のキャリアにとって欠かせない時期だったと思います。

2014年 - 転機

人事部へひょんなことから異動。
勤務地も東京に変わり、新卒採用の主担当として携わることに。
前任が飛んだことでまともな引き継ぎも受けられず、自分の頭で考えて動かないと前に進まない状況でした。ただ前部署とは違い能動的に動いて人を巻き込みながら進めていく仕事には非常にやりがいを感じました。(その分失敗量は倍増しましたが)

2018年 - 勘違い期

業務も任せてもらえ、人間関係も良好で結果も出せて一番天狗になっていた時期。自分はこんなところで終わる人間ではないのではと勘違いしていました。この勘違い時期も、今振り返ると同じような失敗をする若手社員へのアドバイスとして非常に活かされています笑

2019年 - 転職

勘違いも頂点に至り、全く違うフィールドで勝負してみたいと思いIT企業の人事ポジションへ転職。しかし自己評価がいかに勘違いだったかを身をもって体感。世界は広いなと視野が広がりました。
自分の視野がいかに狭いのか、俯瞰的・客観的に物事を捉えることの重要性をこの時期に学びました。
また、人間関係やチームビルドの構築が何よりも大変で重要だということも学びました。

2020年 - 中小企業へステップダウン?

祖父が創業した大阪の金属リサイクルを業とする中小企業へ転職。
いつかは帰る場所であると勝手に思っていましたが、30歳という年齢の節目と体調を崩したことも相まってこのタイミングだと感じ、父に会社に戻りたいと直談判。
会社としても、仕事内容としても、給与面でも入社当時はステップダウンだろと腐っていた時期でした。

2021年 - 危機感とリスキリング

入社後は経理や人事などいわゆるバックオフィスの何でも屋として従事。今までいた会社と違い、ルールや制度も曖昧で人依存の業務ばかり。メディアでよく言われる”中小企業の生産性の低さ”のリアルを知り強い危機感を覚えました。
このままではいけないと発起し、大学院で経営学(かっこいい言い方だとMBA)を学び直し。異業種や年齢、キャリアの違う様々な方との知的な交流が新鮮だったと同時に、改めて自分の会社を洞察する時間が増え、今の会社をもっとより良くしたい、最高の組織にしたいと考えるようになりました。

2023年 - ステップアップだったという気づき

大学院の学び直しの効果もあり、会社でやりたいことが湯水のように溢れモチベーションがあがりました。
大手企業とは違い、社長との距離が近く、やりたいことを相談してOKをもらうと即動けるスピード感は中小企業でしかない強みであり、これは最大限活かすしかない、完全なステップアップじゃんと改心。
まずは自分の身の回りの業務の効率化などをゴリゴリ押し進めました。(また記事化したいと思います。)

2024年 - 新たなチャレンジのスタート

3年ほどでバックオフィス周りの効率化は概ね手が離れたため、より経営的にインパクトのあるアクションを起こそうと改めて自社を分析。
自社の事業が一本足打法であることと人材の高齢化が大きな課題であると捉え、自社のリソースを用いて新たな事業を興せないかを検討。とはいえ自分一人で壁打ちするには限度があるため、たまたま募集していた堺市のアクセラプログラムにダメ元で応募したところなぜか採択。
現在は新たな事業構築に向けて社内スタートアップのような形でチームを結成して、組織をより活性化すべく奔走しています。

今後の発信内容

以下のテーマについて記事を書いていく予定です:

  • 中小企業のリアルと未来

  • 中小企業のDXと現実

  • 社長になれない中小企業役員の悲哀と立ち回り

  • 自身の失敗談と教訓、雑多なこと

プライベート

週1回のジムはルーティン化しています。(健康管理レベルですが)
最近はディズニープラスでディズニーアニメを見ることにどハマりしています。(お気に入りはピーターパンと不思議の国のアリスです)

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