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接客業から異業種に転職はできない?活かせるスキルとは?おすすめの職種4選!

接客業からの転職を検討する人は多いのではないでしょうか?土日に休めない、残業が多い・・・理由は様々だと思います。

ですが、「特別な資格も無いし、何をアピールすれば良いのかわからない」と、異業種への転職における難しさを感じている人もいるのではないでしょうか?

結論、接客業から異業種への転職はできますし、活かせるスキルもあります!

本記事を読むことで、接客経験者が転職する際にアピールできるスキルは何なのか、それを活かせる職種がわかり、自信を持って転職活動に取り組めるでしょう!


接客業からの転職を考える5つの理由


土日祝に休みが取れないから

土日祝日に休みが取れないのは、接客業の方が他の職種に目を向ける大きな理由の一つではないでしょうか?世間が休みの時に忙しくなるのが、接客・サービス業の宿命です。家族や友人との休みを合わせやすくするために、土日祝に休みが取れる異業種へ転職を検討するのは、ごく自然な理由だと言えます。

勤務時間が不規則だから

接客業は、シフトによって出勤日や勤務時間が決まることがほとんどです。朝9時から出社の日もあれば、13時から出社して閉店まで勤務する日もあります。アルバイト従業員の勤務時間に合わせて、勤務時間をずらさなければならないことも・・・。勤務時間が決まっていれば生活リズムが作りやすく、プライベートのスケジュールも立てやすいので、勤務時間が決まっている仕事への転職を考える人も多いでしょう。

クレーム対応が辛いから

接客業をしていると避けては通れないのがクレーム対応です。時には自分のミスではない場合や明らかに理不尽なケースに対応することもあるでしょう。高圧的な態度を取られたり、暴言を吐かれたりすることで生まれる接客のストレスから解放されるために、異業種への転職を検討する人は少なくありません。

給料が少ないから

給料が少ないことへの不満から転職を検討することもあるでしょう。接客業は他業種と比べて、比較的賃金が低いとされています。業務量や拘束時間を考えると、割に合わないと感じる人もいるかもしれません。接客が好きだとしても、給料を上げるために転職を検討している人もいるのではないでしょうか。

将来への不安があるから

キャリアアップのイメージがしにくい、立ち仕事をこのままずっと続けていけるのか、何か資格を取っておかないといけないのではないか、などと将来への不安を感じて転職を考える人もいるでしょう。また、自分の可能性をもっと広げたい、新しいことに挑戦したいと、前向きに転職を検討している人もいて、必ずしもネガティブな理由だけではありません。将来のため、キャリアアップのための転職も、大きな検討理由のひとつです。


接客業から転職する人が使える自己PR3選


コミュニケーション能力

老若男女、様々なお客様に日々対応する接客業経験者は、コミュニケーションのプロです。ただお話をするだけではなく、「相手が何を求めているのか」を考えながら、その要望に応えていくことは誰にでもできることではありません。どのような業種にも通用する仕事の基礎とも言えるこの能力を身につけていることは、自己PRできる1番のスキルです。

マルチタスク能力

お客様対応に加えて、在庫管理、電話対応、スタッフ教育、目標管理、その他にも多くの業務を日々こなしていくのが接客業です。それらに優先順位をつけながら仕事を進めるマルチタスク能力も自己PRできるスキルでしょう。1人では進められない業務量を、うまく仲間と共有しながらこなすための「チームワーク力」も、合わせて伝えられるポイントです。

人間力

漠然とした表現ですが、人と接する機会に溢れた接客業は、あなたの「人となり」を伝える「エピソード」が溢れています。あなたの接客が良いと思って、お客様がリピーターになってくださることもあるでしょう。あなたを慕ってアルバイト従業員が社員になることもあるかもしれません。あなたがどんな人なのかを、「エピソード」を通して語れるのは、接客業経験者の大きな強みです。

その他

役職が上がりチームのマネジメントを任されると、目標数値の管理をすることもあるでしょう。目標に対してどのように達成を目指すのか、結果に対してどのように改善策を立てたのか、その後数値はどう変化したのかなどを、具体的な数値と共に語れるのは大きな武器になります。それに付随して、転職を検討している職種によっては、パソコンスキルもアピールできるかもしれません。

また、接客コンテストでの入賞経験、社内での販売順位も大きな自己PRポイントです。

ここまで挙げてきたようなスキルを「エピソード」や「数値」を使って、うまく自己PRできれば、転職活動をうまく進めていけるでしょう!

接客業のスキルや経験を活かせるおすすめ職種4選

これまで挙げてきた、接客業の勤務経験から身に着けたスキルが特に活かせる職種を4つ、説明していきます。

  • 営業職

  • 事務職

  • 介護職

  • 違う業界の接客業

それぞれ働く環境や求められる素養などが異なるので、1つずつその特徴を以下で詳しく解説していきます。自分に合った職種を見つけられるよう、ぜひ確認してくださいね。

営業職

販売目標を追いかけることにやりがいを感じているなら、特にオススメなのが営業職です。お客様のニーズを掘り起こすコミュニケーション能力を存分に活かせる職種だと言えます。ノルマの達成率に応じて、インセンティブが支給される企業もあるでしょう。接客業との親和性が高く、幅広く募集されているので、転職のチャンスは十分にあると言えます。

事務職

接客よりも裏方のバックヤード業務にやりがいを感じているなら、事務職がオススメです。在庫管理や目標に対する進捗管理などの経験を活かせます。接客ストレスから解放されるのも大きなメリットです。ワードやエクセルを使用した経験があれば、使える関数などを整理しておくのが良いでしょう。

介護職

人のためになることや、「ありがとう」という言葉にモチベーションが上がるタイプなら、介護職を検討してみても良いかもしれません。高齢化によって需要が高まる職種ですが、一方で人材不足が懸念されています。無資格でも応募できる求人もあり、未経験から資格取得を目指せるのも魅力的なポイントです。

違う業界の接客業

接客が好きでも環境に不満がある場合は、他の接客業を検討するのも一つの選択肢です。自分が好きな商品を販売する企業を選ぶ、休日や営業時間が固定の店舗を探す、販売数に応じて昇給が狙える会社を探すなど、できることはあります。これまでの経験があるからこそ、理想の働き方が明確になっているのではないでしょうか。うまく自己PRできれば、即戦力として転職成功に繋がる可能性も高いです。


まとめ

接客業からの異業種への転職は可能です!そのためには、

  1. なぜ転職したいのかを考える。

  2. 自分のこれまでの経験やスキルを「エピソード」と「数値」を交えて整理する。

  3. 自分の強みと弱み、テンションが上がることと下がることを整理する。

  4. 転職したい理由を解消でき、強みを活かせる求人を探す。

この4ステップを踏むことが大切です!

①と②は紙に書き出してみると良いでしょう。③については、自分の周囲の人に聞いてみることもオススメです。自分1人では気づけない、考えもしていなかったような視点を与えてくれることがあります。

また、転職エージェントに相談するのもオススメです。自分の経験、強みと弱みを客観的に分析してもらうことは、転職する・しないに関わらずに自分を知る上での大きな助けになります。

この記事が「より良い未来の選択」の一助になることを願っています!

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