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Leica M6 vol.6 島のゆっくり時間

前回に引き続き隠岐郡知夫里島での写真が続きます。

島に着いた初日でフィルムを一本撮り終え、移動の車中で新しいフィルムを装填します🎞️

カメラ:Leica M6
レンズ:NOKTON classic 35mm f1.4
フィルム:Kodak PORTRA 400

移動中の車からの断片
似たようなのばっか撮ってるけどハッとした風景たち

移動した先は島の中でも1番見晴らしがいい赤ハゲ山へ。
ここは日本でも珍しい、日本海を360度一望できるスポット。
「海って広いな」という月並みな言葉しか出てこないけど、今までで1番「海って広いな」って思った。

この地平線が続く。
人より牛が多そう。ちょっとどいてくれ。
凛々しいね。お気に入りの一枚。
緑と青以外の色がないね。
展望台からは360度海や島を見渡せる。

展望台の近くには地球の動きを感じられる場所も。
「赤壁」は約600万年前の火山活動によって出来た崖が長い年月をかけて侵食された断面です。

大きすぎて距離感が掴めない
切り立った赤いに当たる夕日が綺麗

長い年月、日本海の荒波に晒された結果できた風景と果てしなく遠くまで見える水平線をぼんやりと眺める時間はなんだか不思議な時間でした。

夕方には友人の隣人の方にイカ釣りに連れて行ってもらうことに。その前に夜に備えて売店でビールを購入。

露出ミス。タバコの看板がワンポイント。

イカ釣りスポットまではお隣さんの軽トラに揺られながら向かいます。

スポットまで岩場を歩く。途中のぽつりとした小島の形がイイ
レクチャーしてくれてる
夕方から暗くなる時間にかけてイカの活動が始まるらしい
岩場から仕掛けを繰り返し投げる
夕日に照らされるお隣さんのの姿。かっけぇ

結局イカは釣れなかったけど、岩場を歩いているとサザエが拾えたり。豊かな時間を過ごしました。

お隣さんのご好意で晩御飯をご馳走になりました。本当にありがとうございます。(スマホ撮影)

釣れなかったイカや、なんと知夫里牛のお肉まで用意していただいてしまいました、、、
島に住む方とたくさん会話を重ね、濃厚な時間を過ごさせてもらった1日。

最後にみんなで写真を撮らせていただきました。

友人とお隣さん夫妻
友人に撮ってもらった一枚。観光地巡りだけでは出会えなかった人たち。

島の温かい人たちからありがたいお恵みをいただき、また手土産でも携えてお返しがしたいと強く感じた2日目もこれで終わり。酔いもあって倒れるように爆睡。。。(友人宅に戻る途中に足に擦り傷を負いました)

次の日は起きてすぐぶらりと海辺を散歩。

波が穏やかで静かな朝。

この日は島前(とうぜん)と呼ばれる3つの島の中の一つである知夫里島以外の島を巡ります。

島から島への移動はもちろんフェリー。島での生活には欠かせない交通手段。

島前の中ノ島・西ノ島をめぐる。
船に乗る前に知夫里島唯一の商店でお供を購入。
思ったよりフェリー速い。
甲板でなみしぶきを感じる

まずは腹ごしらえ。おばあちゃん2人でゆったりと営業する干物屋さんで刺身定食をいただきます。

刺身定食最高。付いてくる漬物がなんとも優しい味。
フェリーの名前にもなっている国賀海岸
通天橋。こちらも火山活動と日本海による侵食の賜物。
ローソク岩。どれくらいの年月でこうなった。
こっちの島は牛より馬
ものすごいスピードで草食べてた。そんな急がなくてもいいのに。

そんなこんなで日も傾き、最後の中ノ島へ向かいます。

友人とほぼお揃いの靴。仲良いとチョイスも似る?笑

この島での目的は居酒屋。お酒を飲んでからはあまり写真を撮っていないのであとは帰りの写真のみ。

中ノ島の夕景。波のゆらめきが綺麗。
楽しい居酒屋からフェリーで帰路につく。

圧倒的な自然と人の温かさを大いに感じた2泊3日の旅。フィルム写真と拙い言葉で残した旅の記録を見返していつか懐かしめるといいな。

3日間、島の方と繋いでくれたり満喫ツアーに連れて行ってくれた友人には大感謝です。

また来年行くからね。

滞在最後の晩。ありがとう。

来年は絶対イカ釣ってやる。
ということでフィルム旅「知夫里島編」はこのへんで。

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