人前で思い切り話してみよう〜周りのことは気にしない〜
周りの様子が気になる
周りの様子が気になりすぎて、人前で上手く話せなかった経験はありませんか?
声が小さくなったり、どもってしまったり、中には頭が真っ白になったりする人もいるかも知れません。
そんな経験をすると「もう人前で話をしたくない」と思ってしまうこともありますよね。
声が小さくなってしまう
昔の私も同じような経験をしました。
あまりに辛くて、人前に立つと恐怖を抱くことすらありました。
ジュニアバレーボールクラブでバレーボールを教え始めた時のことです。
それまでは人前で話すことは年に3度あるかないか。
クラブでは練習終了後、毎回子供に向けて何かしらコメントしなければならなかったのです。
正直、嫌で嫌で仕方ありませんでした。
何を言えばいいのかわからない。
どのように言えばいいかわからない。
どれだけ言えばいいかわからない。
だから初めの1ヶ月は、「お疲れさまでした」や「よく頑張りました」といったことしか言えませんでした。
加えて常に保護者に見られ、無言のフレッシャーを受ける中でのコメントだったため心臓はバクバク。
子どもと保護者の顔色や反応を私はいつも伺いながらモゴモゴしていたため、短い言葉でも何を言っているか分かりませんでした。
それからというもの、練習中に考えることはバレーボールではなく、コメントのことばかり。
練習が終わるといつも恐怖に襲われ、気分は最悪。
緊張しすぎて、頭が真っ白になることもしばしばありました。
言いたいことをノートにまとめる
でも「これじゃダメだ!」と思い、コメントを事前に家で準備して、練習に参加するようにしました。
本当は練習中に気づいたことを言わなければならないのですが(笑)
すると今までの緊張は何だったんだ、というくらい堂々とコメントすることができたのです。
しかも子供や保護者の様子を楽しむことができるくらい、心に余裕もありました。
それからというものコメントのバリエーションが増え、その時々で適切なものを選んで言えるようにもなったんです。
バレーボールの指導を初めて約10年。
現在では子供や保護者、コーチ人を巻き込みながら、コメントを楽しんでいます(笑)
まとめたことを暗記
周りのことが気になりすぎて、なかなか話ができない時は、あなたが言いたいことをノートに書き出してみましょう。
そもそもなぜ周りのことが気になるのか。
それはあなた自身が言うことに自信が持てないからです。
十分な準備ができていない、とも言えます。
言い方を変えれば、準備がしっかりできていれば周りのことは気にならなくなります。
ノートに書き出せば、あなたが思っていることや考えていることを整理することができます。
つまりあなたの言いたいことが明確になるということ。
あとはノートがなくても言えるように、ひたすら繰り返し読めばいいだけ。
暗記ができてしまえば、もうバッチリ。
覚えたことを言うだけです。
初めのうちは上手くいかないかもしれません。
でも大丈夫。
回数を重ねていけば、徐々に慣れてきます。
ステップバイステップ
まずはあなたが伝えたいことをノートに毎日1つずつ書き出してみましょう。
次は書き出したことを声に出してみましょう。
そうです。
独り言です。
独り言ならいくら失敗しても、やり直しができます。
聞いている人もいないため、誰のことも気にせず言うことができます。
独り言で言えるようになったら、実際に人前で言ってみましょう。
初めは話しやすい家族や友人からでいいでしょう。
そこで言えるようになれば準備万端。
あとは本番環境で実践してみましょう。
きっとうまくいくはずです。
コミュニケーション力アップ
この行動を繰り返していれば、コミュニケーション力が徐々に向上していきます。
この力が向上すれば、会社でのプレゼンや人間関係の構築などで役立つはずです。
ちなみに私はナンパできるまでにコミュニケーション力が高まりました(笑)
時間はかかりますが、毎日コツコツ続けることが一番の近道。
今日から少しずつやっていきましょう。
人前で堂々と自分を表現できる日を目指して。