久しぶりに見た、映画「きっとうまくいく」
BSの再放送で録画してたのを、久しぶりに見た。3回ぐらい号泣した。面白かった痕跡は脳に残ってるけど、タイトル以上にきつい内容をふんわり覚えてるから、2周目は敬遠してた。
劇中に何度も使われる「きっとうまくいく」というセリフ。人生がうまくいってない時こそ、こういうシンプルな言葉を説得力のある人物に言われると、胸にグッとくる。
前回見た時は、社会人一年目。憧れて、希望して入った業界だったけど、死ぬほど精神的にきつい職場。当時は過食ぎみで、菓子パンとかバイキングとかで暴食しては吐くことを繰り返してた。趣味の運動こそ続けて適度に息抜きしてたけど、今思えば、かなり滅入ってた。
競争や叱咤で人は成長できるけど、本人に合ってないとただの暴力でしかない。生きる道とか、価値観とかは1つじゃない…と自分に言い聞かせてもらえるような映画。
構成はスタンド・バイ・ミーに似て、大人になってからの青春の回想。ただ、名作はやはり何度見ても、角度や気づきに変化があって、面白い。
人生に行き詰まった時に、また見よう。