「taku1さん的には創造伝ってどうなんですか？」
こんにちは＆はじめまして、taku1(たく)と申します。
まずは上田信さんの個展にて、後日発送コミッションイラストをお待ちの皆様へ向けてのご連絡から。
予想以上にハイクオリティのご依頼が多く、場合によってはお届けが10月以降になってしまう可能性がございます。
上田信さんは連日鋭利製作中とのことですので、何卒お待ち頂けますようお願い申し上げます。
そんな上田信さんも参加される展覧会も来週から開催されますので貼っておきますね。
『リカビックアート展3』
日本科学美術協会会員有志のグループ企画展です。
実力派絵師たちの手描きの一点もののアナログ作品のみの展覧会となります。
会期：2024年9月11日（水）〜9月16日（月）6日間
※16日（月）は敬老の日
開廊時間：12:00〜19:00 ※最終日17:00まで
出展作家：上田信 / ウザワジュンヤ（企画／主催） / 麗しの空 / 大西將美 / 小川彩菜北 / 英明 / 志村亜紀子 / mana* / 水野行雄 （9名）
会場：銀座中央ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目9-8 奥野ビル４階411号室
TEL:090-2919-8651
入場無料
SNSハッシュタグ：#リカビックアート展3
場所は上田信さんの個展が開催された場所と同じになります。
お近くにお越しの際は、是非お立寄りくださいませ。
さて本題。
先週の「東京おもちゃショー2024」にてとうとうお披露目となった『魔神創造伝ワタル』。
メインスタッフやキャストも判明しつつ、プラモデルのHGシリーズで10アイテムもの予約販売も始まり、あとは４ヶ月後の放送開始を待つばかりとなりました。
さてここで私がよく頂く質問、「taku1さん的には『魔神創造伝ワタル』ってどうなんですか？」について書いておこうと思います。
一度書いておけばまた同じ質問を頂いた時に「ここを見て」とお伝え出来ますしね。
あくまで今時点での私の気持ちになりますが、ド頭の最初に回答を書いておきます。
「いや、どうって言われてもなぁ・・・。」
これが回答になります。
まあなんとも曖昧な、多分ご質問された方が望んでいない答えかと思いますが、本当にこれが全てです。
とはいえもう少し掘り下げてご説明させて頂きますので、何卒最後までお付き合いくださいませ。
昔からずっとワタルに対して自分が思い続けていることがあります。
「ワタルはその時代の子供達の物」
これが全ての大前提になります。
これはワタルに限らず少年少女をターゲットに制作されたメディア全般に対して思っていることです。
なので、自分がとやかく言うのも何だかお門違いだと思っていますし、多分多くの方が同じ気持ちだと思います。
これは決して「全員が全員、いい大人なんだからグダグダ言うなよ」と言う事を言っているわけではなく、あくまで私は、という観点での思いなので、大人でもご意見ある方は発信した方が良いとも思っているのも事実です。
感じ方や回答は人それぞれですし、ユーザーの意見は制作側からしたら貴重な情報源でしょうから悪い事では無い筈です。
もうこの時代、子供だけを相手にして商売がまかり通るほど甘くない時代だからこそ「子供向けだけれども大人も観れる作品」が当たり前になった訳ですしね。
とはいえ、芦田豊雄さんがよく仰っていた「アニメを見ている30分だけでも現実の辛い事から離れて、また来週続きを見たいと思うから一週間頑張る」という、当時の自分達の様に救われる子供達が一人でも多く出てくれることを私も願っております。
ワタルと言う名前が入っていますけど、タイトルやスタッフだけでなく、世界観や登場人物の大幅変更がありました。
それに対しても上記の通り、今の子供達に向けた新たな物語なので「まあそういうものだろうな」という程度の感想です。
ここまでくると、もう全然別の作品という認識だと思っています。
私もそこそこヲタク歴があるので、『ガンダム』シリーズで初めて宇宙世紀という時代設定からはなれた『機動武闘伝Ｇガンダム』や、毎年設定を変えて発表される平成以降の『仮面ライダー』シリーズで、ライダー同士が殺しあうという設定が大きな波紋を呼んだ『仮面ライダー龍騎』の衝撃を通過しているので、「まあそういうものだろうな」なのかもしれませんね。
因みに両作品とも放送当時から私は大好きです。
そう、『ワタル』というタイトルが『ガンダム』や『仮面ライダー』と大きく違うのは、どの作品も地続きの同じ世界観で主役が戦部ワタルという部分なんですよね。
タイトル毎に設定も登場人物も刷新するのが当たり前なシリーズではないので、ここも今回ワタクの皆さんが困惑される一つの要因になっている事は理解しております。
それでもどうしてもまだまだ気持ちがモヤってしまうというワタクの皆様に言葉を続けると、ワタルと言う名前は一旦忘れて、来年から始まる子供向け新作ロボットアニメだという視点で観れると一番良いと感じています。
どうしてもワタルと言う言葉に引っ張られるのは解ります。
先程の『ガンダム』や『仮面ライダー』が解りやすい歴史を残してくれているのでまた引き合いに出してしまいますけど、「この作品ってガンダムってタイトルじゃなくてもよくない？」とか「もう仮面ライダーの定義ってわからんよ」とか散々言われ続けて続編が制作されています。
この先ワタルと名のつくタイトルの新作が続く場合、『魔神勇者伝ワタル』やら『魔法少年伝ワタル』やらタイトルが変わっていき、どんどんそのままタイトルが続いたら『わんだふるわたる！』とかに形を変えていくのかもしれませんよ？
あまり形にこだわらないというのも一つの楽しみ方だと思います。
何より忘れてはならないことがありました。
「観ていないのに作品を評価は出来ない」
これですよ。
あくまで個人の考え方になりますけど、自分は作品を観ないで批判するのが大嫌いでして、だからこそ沢山の作品を観る羽目になっています。
時間が足りません！
でも観ないと良し悪し語れませんし、何より観たら楽しかったのであれば更に良いと思ってますし。
なので放送開始が４ヶ月後の作品を評価することは私にはできません。
でもやっぱり心のモヤりが晴れないかたは、観ないのが一番です。
自分を保つためにも嫌なものには蓋をするのも大切ですよ。
情報過多なこの時代だからこそ生まれたと思っています「そっ閉じ」という言葉、大好きです。
ここから過去を知らない子供達が創造伝を観てヲタク道を歩き始める可能性があります。
その人達と接触された際に、年長者の立場で「英雄伝の方が・・・」的なマウントを取ってしまうくらいなら全く触れずに、「創造伝、知らないんだよねー」と会話をかみ合わせない方がお互い精神衛生上に良い筈です。
と、ここまで擁護ともとれる発言が続くと、「taku1はやはり新作ワタルにお熱なのでは？」と思われてしまいつつ、いつのまにやら「taku1はもう英雄伝のワタルはどうでもいいらしいよ」という事実無根の嘘が流れてしまいそうなのでちゃんと我らが魔神英雄伝ワタルについても触れておきます。
「魔神英雄伝ワタルは英雄伝で新作続けて欲しいです！」
もう創造伝が今の子供達に向けたものなら、英雄伝は大人向けでもいいじゃないですか。
まあだからと言ってサラリーマンになった戦部ワタルを積極的に見たいわけではありませんが、少し小難しい内容の子供向けを装った大人向けアニメ、大好物です！
高額商品も出しやすいでしょ？w
「虎王伝説」や「虎王伝」のアニメ化なんてのもありかもしれませんが個人的には「虎王伝」の後の話を井内監督を継いでどなたか手掛けてもらえないものかなーと。
まさに『機動戦士ガンダムユニコーン』の福井晴敏さんみたいな感じで・・・富野監督はお元気なので例えが悪いかもしれませんけど。
一番やってほしいのは『超魔神英雄伝ワタル２』(仮名)ですよ！
あの終わり方、あの後をちゃんと軌道修正してもらわないと「ワタル作品年表一本化計画」とかいう遊びが本当に絵空事になってしまうので、そこはどんな媒体でもよいので公式さんから何とかして頂きたいです！
本当にこれは25年以上前からの切望です！！！
声優交代が行われて作品が続いていくアニメも多々ありますけど、声優続投でリメイクや新作が制作される作品もあります。
魔神英雄伝ワタルの新作アニメは本当に今の内ですよ！！！
ご出演のキャストの方々に対しては凄く失礼な事をぼやいているのは承知で書いておりますが、『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』が戦部ワタルの最後の冒険で良い訳が無い！！！
まだまだいろいろ冒険の舞台設定はあるし、ダー一族は滅んでいないし、まだまだまだまだ作品の魅力は現代に通じる良さを秘めています！！！！！
と、只の古参のめんどくさいヲタク意見を最後ぶちまけることになりましたが、考えがまわりまわって結果この回答になる事をご理解いただけましたでしょうか？
「いや、どうって言われてもなぁ・・・。」
これは考察ですけど、今回発表されたプラモデルからみるにラインナップが今までバンダイから発売された英雄伝ワタルに登場した龍神丸や邪虎丸とおなじＨＧシリーズなんですね。
だから価格も2,000円前後するわけです。
この価格帯は今の小学四年生の子供達がお小遣いで気軽に買える物とは到底思えず。
だけどキット自体は子供達でも組み立てやすいようにニッパーなどの工具が不要なタッチゲート仕様になっています。
これって要は「ブラ苦手な人も扱いやすいし、大人が子供に買ってあげて一緒に組み立ててね」＝「二世代で楽しんでね」＝「大人でも楽しめるよ作品だよ」ということを言っている気がしております。
もう一つ繋げると、＝「大人が財力で作品支えろよ」になるのかもしれませんが・・・。
古くから『魔神英雄伝ワタル』が大好きな私としては、来年『魔神創造伝ワタル』が始まったら、作品の良し悪しは置いときまして、作品内の共通点についてここで触れていく予定です。
予告ＰＶを見る感じだと演出部分でもリスペクトやオマージュが入っていそうですし。
今週も文章長くなってしまったのでここまでで。
最後までご覧頂きまして、はっきしいってありがとうございました！
またね。
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