生涯投資家編
村上世彰 投資家
灘中、灘高、東大法学部、通産省
※村上さんが何を伝えたかったのか伝えられていない
バビロン大富豪の教え
日本のお金教育
→✖︎お金は労働の対価
(父親も投資家)
小学三年生の時に100万円
札幌ビールの50万分株買う
株を買ったことで経済の勉強をしていく
(通産官僚として気づいたこと)
=経営者の誤認識
→財務諸表の読み込み必要!!!
※社長が財務諸表を理解していない方が多い
→ファイナンシャルリテラシー低い
【経営者の誤認識】
1:✖︎会社は「社長」のもの
→会社は「株主」のもの。権限を持っている
2:✖︎利益は貯めるもの
→○投資、還元
※お金は社会の血液
3:✖︎上場は信用のため
→○資金調達のため
日本の経済
→株式会社や上場の定義を知らないまま働いている
日本の上場企業は価値が不当に低いまま
(株価が低い=株主の不利益)
※コーポレートガバナンス(企業統治)
=会社は株主のものであり経営者は株主から経営を委任している
上場=Go public
非上場=Go private
村上さん=モノいう株主
しかし「会社は株主のものだ」
【使命感+ビジネスチャンス】
・使命感
→株主を大切にしない日本経済は国際的競争から取り残される
・ビジネスチャンス
→不当に安い会社を安く買って経営に介入し高くして売る
1980年代 アメリカではすでにその動き
通産官僚→M&Aコンサルティングの会社
介入への拒絶反応(ハゲタカファンド)
【フジテレビライブドア事件】
1、歴史(親族関係のクーデター)
2、しがらみ
3、世論
1:現状
フジサンケイグループ
ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞
→ニッポン放送が親会社となっている(フジテレビが一番利益をたたいているにも関わらず)
(2)
フジテレビの上場とともにニッポン放送も仕方なく上場(子会社が上場をした場合親会社は上場をして今ければならないという理由)
プランA
フジテレビがニッポン放送の親会社になる
プランB
別の持株会社を作る
買収への不安
折衷案→ニッポン放送が持っているフジテレビ株の割合を減らす
→湾岸スタジオの完成(株を薄めようとした)
逮捕…「インサイダー取引」
→堀江さんが電話
→村上さんは「ライブドア」はそこまで資金力がない会社だと踏んでいた
※ライブドア
→✖︎ネットの会社
○株のやり取りで企業買収に長けた会社(MSCB)
MSCB→社債を利用した株のやり方(リーマンブラザーズ)
※クラウンジュエル(焦土作戦)
→子会社や第三者に自社の事業を売る
株主目線のない保身にすぎない
(結果)
⑶
・ライブドアVSフジテレビ
ニッポン放送株を全部フジテレビに売却
・テレビを乗っ取ろうとするベンチャー企業が現れた
メディアの広告力で悪者扱い(マイナス面強調)
村上さん
→インサイダー取引容疑で逮捕
理由:電話の内容
裁判官がファイナンシャルリテラシーがないと判断
条文「利益至上主義に戦慄を覚える」
※商売の全ては安く買って高く売る
堀江さん
→証券取引法違反容疑で逮捕(粉飾決算の疑い)
日本にはけしからん罪?があるby池上
【ある既得権益の利益を脅かしたことで狙われた】
投資家はリスクをとって経済を支えているもの
参考文献:
「生涯投資家」村上世彰(文藝春秋)
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