帰ってきた同期ライブSP
吉本の劇場ではなく、NHK大阪ホールという格式の高い劇場での公演でした!
事前の現地打ち合わせでは作家や出演者がやりたいことが、NHKという組織の在り方にそぐわないという理由でボツになることもありました。
例えば舞台でお札を使う企画あがってたのですが、NHKの管轄劇場ではお金を使う演出はNGでした。
小道具のお札でもダメ。。。
説明を受けましたが
あんまり理屈はよく解りませんでした(笑)
それ以外にも水を噴き出す演出の安全対策についても突っ込まれまくり。普通の劇場ならここまで説明すりゃOK出るやろ!?というとこからでもまだまだ質問攻めが続きました。
なので今回はブルーシートの上に吸水マットを敷くという二段階で対策しました。撤収する時のブルーシートの畳み方、撤収後の水の処遇まで細かいチェックが入り驚くばかりでした!
あとは今回はセリを使用したので、舞台から人が迫り下がって行く、下から人が迫り上がってくるという超おもしろ演出にはリハから大爆笑でした。
セリは最も事故が起こる機構なので、劇場の方の安全管理も徹底的でした。セリのアップダウンは全て僕がキュー出ししていたのですが、劇場の方に
「アップどうぞ!」
と、キュー出してから
管理者がインカムで
「セリアップしまーす」
と言い、セリ下の管理者の「ハイ」という返事を聞いてから起動スイッチオン!
という段取りを踏むので個人的にはツーテンポ遅いなぁとは思ったのですが前述した通り危険なので、まぁ仕方無いかなぁと受け入れました。
後苦心したのが、2階席が非常に高い劇場なので、1階から見える舞台と距離感が出すぎるので、プロデューサーさんにカメラを入れて欲しいとお願いしました。プロのカメラマンが来てくれたので、画質もキレイだし、アングルも外さないし、見易かったのではないでしょうか。
映像を射つ幕もいつも劇場で吊ってる幕から吊り換えさせてもらえたので、ちょうどいい奥行き、サイズで映像を使えたのは良かったです。
映像を射つ高さも低すぎると出演者や小道具に被って干渉するし、高すぎると2階席からは上が見切れるので、その辺はかなり繊細に拘ったつもりです。
1階席と2階席を何往復もして足腰疲れてアルピニストと同じ達成感を得られました(笑)
あとお弁当が叙々苑の焼き肉弁当でスタッフ一同テンション上がりまくり!今回のプロデューサーさんはほんとタレントファーストだと思ったし、スタッフへの心使いとかも感謝ばかりです。
そのプロデューサーさんは僕と同い年で、濱家くんとも同い年です。同級生メンバーや同世代メンバーとは本当に一生共におもしろいモノを作って行きたいなぁと改めて思える1日でした。
打ち合わせの時にとても厳格だった舞台管理のチーフの方とホールスタッフが終演後に「セリ使用史上一番ウケてるなぁ」と談笑してました。
よっしゃー!大成功やー!!
ご来場頂いた皆さまありがとうございました。
またお越しください(*^^*)