リヴァプールの失速から分かるチアゴアルカンタラの偉大さ

またまたイングランドプレミアリーグについて投稿したいと思います。22/23年のプレミアリーグが開幕して2ヶ月経ったが優勝候補のリヴァプールが低迷している。そのリヴァプールは既に4敗とらしくない戦いが続いている。
その低迷の要因として幾つか挙げられますが僕はチアゴアルカンタラの不在だと考えます。チアゴアルカンタラはスペイン代表の中盤の選手で今のリヴァプールの中盤の選手にはない創造性を持った選手である。監督のユルゲンクロップが志向するゲーゲンプレスというボールを奪われたら素早くプレスをかけて奪ったら仕掛ける縦に速いサッカーに素晴らしい創造性を持つ司令塔のチアゴの融合は見事に良い変化をもたらした。このチアゴアルカンタラはバイエルン在籍時から自分は好きな選手でした。この選手を見るとサッカーの面白さや楽しさが分かるからです。出ているとピッチ上に魔法をかけてくれるからまさに魔法使いです。
元々チアゴはFCバルセロナの下部組織から上がってきてトップチーム所属の選手でした。ただ、その当時のバルサの中盤にはあの現在バルサトップチーム監督のシャビエルナンデスに現在ヴィッセル神戸のアンドレスイニエスタに現在スペイン代表キャプテンのセルヒオブスケツというスペインが誇る最強の3人が君臨していたことからドイツブンデスリーガのバイエルンミュンヘンに移籍した。その時からパスセンスやドリブルの技術はかなり高かったのですが、出場機会はあまり少なかったようです。
チアゴアルカンタラの獲得を熱望していた当時のバイエルンの監督の今では現代フットボール界の超超名将現在マンチェスターシティ監督のジョゼップグアルディオラ(愛称ペップ)は13年の夏の補強に関して私が欲しいのはチアゴだけで、チアゴ以外なら誰も取らないという発言するなどペップは以前からチアゴを高く評価しているのが分かります。この発言は超かっこいいです。
尚ペップはチアゴがバルサトップチームデビュー時のバルセロナ監督であることはご存じのことである。
このチアゴが出ているか出ていないかではチームは全く異なる。チアゴがいるおかげで中盤にリヴァプールの持ち味である身体面の強さに加えて魔法と余裕が生まれて、パスが円滑に回り、チアゴから攻撃の起点になるパスが出ることやチアゴ自身が巧みなドリブルで仕掛けることも出来て、前線のエースのエジプト代表のモハメドサラーやウルグアイ代表の新加入のストライカーダルウィンヌニェスやブラジル代表のロベルトフィルミーノに最高のパスを出してくれることからこの選手の存在は非常に大きいことが分かります。そのため、彼の不在は痛いことが分かります。彼のプレーは極上です。こういう技術を持った選手が中盤に君臨しているのは今の身体面が重宝される現代フットボールにおいて貴重だとも感じます。

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