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80 PLUS GOLDのSFX電源、玄人志向 KRPW-SX400W/90+を購入したので色んなPCに繋いで比較してみました


玄人志向 KRPW-SX400W/90+

GOLD電源の購入は初めてです。PDF直リンはどうかと思ったので80 PLUSのでCFDのトップページへのリンクでも。Wattageソートすれば400Wのところにすぐ出てくるはず。

変換効率

20%で88.22%、50%で90.36%、80%で87.7%。
GOLD電源に違わぬ優秀な数字。

仕様など

  • CPU補助電源が4ピン*1…Core i5-6600、Core i3-13100Fのフルロード程度なら耐えられるみたい

  • GPU補助電源が6ピン*1…6ピンのRadeon RX 570で使用して特に問題はなかった

  • 8cmファン…これと言ってうるさくはない

Corsair CX450M(80 PLUS BRONZE)との比較

こちらでサブPCに使っているBRONZE電源。CPUはCore i5-6600。

変換効率

変換効率は20%で85.61%、50%で87.05%、80%で83.75%。どうやらCX450Mは2016年版と2021年版の2種類があるらしい。正しくは20%で84.44%、50%で87.73%、80%で84.84%。

比較

Core i5-6600 + GA-B150M-D3H

アイドル時も高負荷(?)時も結構変わりました! NVMe SSDやFirewireのボード付きで20W切りは中々。
CX450Mも悪くないですね。

追記:EA-430D GREENで追加計測

この記事のラストでKRPW-SX400W/90+と比較してメインPCから取り外したEA-430D GREENをサブPCに繋いで計測してみました。

KRPW-SX400W/90+の10%変換効率は82.59%だそうだから、EA-430D GREENはその辺りで上回ってるのでしょうか。下の方の比較でも20%くらいに該当する100W前後で逆転が見られますね。

カスタムオーダーメイド3D2で計測(Intel HD Graphics 530)

Intel HD Graphics 530なのでアンチエイリアスNone影のクオリティテクスチャクオリティLow。解像度は1280x720。

カスタムオーダーメイド3D2で計測

順当に低いのですが、なぜか執務室やエディットで大きな差が生まれたので再検証したい。執務室がよくわかりませんが、エディットに関しては現時点で何を描画しているかに左右されるようなので揃えないとダメかと思われます。

なお影のクオリティの設定はLowでも結構な負荷があるらしく、Noneに変えると消費電力が減ってFPSが上がります。

キャプチャ倍率x2で出力
ジャギーの目立つ操作中

操作中はジャギーが目立つのですが、キャプチャ倍率を上げればそれっぽく出力される。20~30FPSは出ているので、一応普通に「操作」はできる。

ASUS GT710-SL-2GD3-BRK-EVO(GeForce GT 710)増設

Core i5-6600のHD Graphics 530との比較。いずれも高パフォーマンス。

+ ASUS GT710-SL-2GD3-BRK-EVO(GeForce GT 710)

電源容量10%以下の領域では6W差が出ますが15%程では4Wにまで縮まってますね

カスタムオーダーメイド3D2で計測(ASUS GT710-SL-2GD3-BRK-EVO(GeForce GT 710))

FPSに差は無いもののやはり専門ということか高負荷(?)時の消費電力が大きく軽減される意外(?)な結果です。アイドルとかCPU負荷ではグラボ挿したほうが順当に上がるのにね。

サイズ 剛力GOURIKI-400Aとの比較

これはCPUがAthlon 64 X2 5000+ Black EditionのAM2マザー。OSはXP。電圧や周波数はCrystalCPUIDで調整しています。

Athlon 64 X2 5000+ Black Edition

いくらなんでも12~16W違うのは酷いと思った(小並感)

ちなみに直近でLEVENの激安SSD、JS600SSD128GBに換装していたので前のX25-V OEMっぽいKINGSTONのに変えたらアイドル1W増えて24W。LogicoolのUnifying receiver(USBドングル)を外したら20Wまで落ちて驚いたんですが、繋いでまた外したら23Wまでしか減らなくて謎。

Seasonic SS-300SFDとの比較

これはTurion 64 MT-32(1.8GHz)

SS-300SFDも80 PLUS STANDARDだったはずですが10W差が出てしまうようです。

なおKRPW-SX400W/90+でサウンドカードとビデオカードを抜いたり、少しややこしいですが電源をSS-300SFDに戻してビデオカード(Radeon 9550SE)のみを抜いたデータも。

Antec EA-430D GREENとの比較

昔低消費電力スレで少し話題になってたと思う低負荷時に強い電源。これはCore i3-13100FのメインPCに使っていたのですが、ケースのSAMA / IM01がMicroATXマザーが入るとは言え、SFX用に近い極めて小さなものなのでATX電源より取り回しをよくしたくてKRPW-SX400W/90+に手を出した次第。今回の比較計測のど本命。

変換効率

20%で85.86%、50%で86.65%、80%で82.48%。
高負荷時がやや弱そうですが低負荷時は中々のもので、計測の上ではCX-450Mとトントンと言ったところ(これについては後述)

えーと…意外なことに電源容量の10%程の低負荷時においてはBRONZE電源のEA-430D GREENが省電力な結果です。高負荷時はGPU負荷が上がるとKRPW-SX400W/90+に軍配が上がる感じでしょうか。
やっぱりEA-430Dは省電力的に凄い電源だったんですね。

https://plaza.rakuten.co.jp/nana1451/diary/201101020000/

これに勝てるデータって、このGOLD電源のHuntkeyの絢風 -AYAKAZE300-のくらいしか見たこと無いんですよね。あとはACアダプタなら勝てるだろうけど高負荷時で逆転されそう。

正直10%負荷のデータが無いとは言え、CX-450Mでどっこいのスペックというか計測値で、数値の上ではKRPW-SX400W/90+に大幅に劣ると思われるのにどういうことなのでしょう。まあ数字が全て。なお発熱は圧倒的にKRPW-SX400W/90+の方が少ないです。

オマケ RADEON RX 570→GeForce GT 710

RADEON RX 570→GeForce GT 710
  • アンチエイリアス None

  • 影のクオリティ None

  • テクスチャクオリティ Low

マザボが多機能なせいか、120mmと92mmが1つずつのサブマシンに対して120mmファンx5だからか割と食いますね。


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