Count Up - Day 1. | 10.29.2020
Wacko Maria x SB Blazer & Janoski。今日Wacko MariaオンラインストアでLaunch。10/31のIn Store Launchを控えているが、初速でマーケットの反応はわかるもの。Blazerは間違いない。2019年のFPAR、Soulland以来のストリートファッションブランドとのコラボレーション。
コラボレーションの意義、お互いのブランド客層を引き込み合う良さと難しさ。スケートとの距離感があるアパレルブランド パートナーは、ストーリー作りが重要。Authenticなストーリーがであるという事が最も重要であり、Consumerとの深いブランドの繋がりは、集約点は、そのストーリーが嘘偽りなく、心を動かせるかにかかってる。
もしコラボレーションパートナーがSB創成期に絡んでいれば、Heritageというストーリーが生まれるが、SBとWacko Mariaにはある所縁は、2021年に延期された夏の祭典までの道程 (Journey)である東京。中目黒にはオフィス兼Paradice Tokyoの店舗がある。
SB Heritage に度々出てくるUnionのChris Gibbsに紹介された事から始まったプロジェクト。当時の担当者は、既にチームから離れ、繋がりが薄くなったタイミングでの東京コラボパートナーで、自分の対応が始まったのは、2018年の10月だった。
紆余曲折はあったもののWacko の担当者と夢を語り、Launchプランを幾度と語りあい、SBの「やり方」を共有しながら進めてきた。
予定より1年遅れてのLaunchとなった2020年10月29日。夏の祭典のタイミングで包括的なキャンペーンに乗せる戦略がなくなった事で、ストレートなスケートコンテンツの制作へ。
歩くHypebeastのSB dojo師範 Ikkei TakahashiがリアルにWackoと繋がっていたので、彼のストリートスケートのクリップを。スケートクリップパートナーとして師範代 Issei Morinakaと撮影へ。Photographerは、SB Tokyo Teamにはお馴染みのNobuo Isekiさんを採用。Videographerは若手のRob Taroに依頼する事で、過去の Launch Clipとの違いを出す事と、若手のVideographerの目線で撮る新鮮さにも期待。天候の不具合もあり、一晩たったの4時間で高いクオリティーの Videoを完成したクルーには感謝。
2人はWackoのアパレルを着用、SBとWacko Mariaのブランドが繋がるような演出で、お互いのポストには通常無い雰囲気に仕上がった。きっちりAUTHENTINCな形で。
10/30(日本時間)には、GLOBAL SBのINSTAGRAMからのVideoポストと翌日(10/31)のプロダクトショットで終了予定。
10/29、この日をCount Upの初日として、Journalを始める事とする。*既に2週間前の出来事ではあるが。
Interview with Wacko Founder, Atsuhiko Mori
1. Nikeとシューズをデザインするにあたり、思いやこだわりを教えてください
以前からNIKEとコラボをしたいと思っていたので、
今回NIKE SBとのをコラボを実現できたことに感謝しています。
Nikeさんのへのリスペクトの気持ちと、
ワコマリアらしさを表現したいという思いで作りました。
2. ブランドの立ち上げに至った経緯、その時の心境をお聞かせください。
サッカー選手を引退後にロックステディというバーをやりました。
その後、仲の良い仲間で集まって洋服屋を始めたという流れです。
ブランドを始める前から古着が好きだったこともあり、せっかく洋服を作るならカッコいい古着にも負けないようなカッコいい洋服を作ろうと思ってました。出来てるかとどうかはわからないですけどね(笑)
3. SBにはどういった思い入れがありますか。
NIKEもスケボーシューズ作るようになったんやーっと思ってました。
ブレイザーやダンクなどが特にカッコいいと思います。
僕はスケーターじゃないし、ワコマリアもスケートブランドではないですけど、ジャンルとか関係なく、かっこいいものはかっこいいでいいと思ってます。
4.「音楽と映画とファッション」はつながっていると話されているインタビューを読んだことがあります。
今回のデザインで何か象徴的なディテールはありますでしょうか。
音楽と映画はもちろん、それだけじゃなくて、時代、世代、アート、文化、挙げたらきりがないですけど、とにかくかっこいいと思うあらゆることに影響をうけながら、毎日を過ごしています。今回の企画も同じように考えました。好きな映画、好きなミュージシャン、ほぼほぼレオパード。
ボブマーリー、レゲエ、かっこいい映画、かっこいいミュージシャン、ほぼほぼマリファナ。アラーキー、ヒロト、パラダイスガレージ、ストレンジャーザンパラダイス、ほぼほぼ天国。そんな感じをデザインとディテールに詰め込んだつもりです。
5. このシューズを通した世間へのメッセージはありますか? あれば、お聞かせください
良い1日を!良い人生を!!
6. 今回のシューズについて何か特別にインスピレーションを与えたものはありますでしょうか。
ジャノスキーモデルをNIKEから提案してもらったときにジャノスキーさんのスケートのムービーやインスタなどをチェックしてみたらハット被ったりしてて普段のスタイルが洒落てて、かっこいいんですよね。むちゃくちゃワコマリアっぽいな、ハット被ったりしてて普段のスタイルが洒落てて、かっこいいんですね。むちゃくちゃワコマリアっぽいな、スケーターでもこんな洒落てる人いるんやなって思いました。特別にインスピレーションを受けたといえば、やっぱりジャノスキーさんですね。
7. ご自身で一番気に入っているデザインはどこですか?
デザインというか、ありそうでなさそうなかっこいいバランスを目指しました。感覚的なものなので、伝えづらい部分ですが、そういったフィーリングがデザインしていく上で大切だと思っています。
8. swoosh部分に、Snakeskinを選ばれた理由は?
ワコマリアの企画スタッフで話し合って、黒のスエード地に茶色のガムソール、スネークスキンのswoosh、なんかしっくりくるよねという話になって。大体そういう感じです。
9. ワコマリアを2005年に設立してから早や15年。
設立前、一番チャレンジングだと感じたことがあれば教えてください。また、それをどのように乗り越えましたか?
洋服を作るということ自体、ゼロからのスタートだったのでまずは全部がチャレンジでした。なんでも本気でやればどうにかなると思ってます。
10. 15年たった今、自分のブランドに対する思い、ご自身のキャリアに対する熱意などに変化はありますか?
やっと洋服屋として形になってきたのかなと思っています。
スタッフも増えましたし、旗艦店のパラダイストウキョウも今年で5周年を迎えることができました。阪急や伊勢丹メンズ館にも出店させてもらっているのも本当にありがたいことだと思っています。
ワコマリアとして、もっともっとかっこいいものを作って、面白いことをやりたいという気持ちは全然変わってないです。一生チャレンジですね(笑)
11. ここまでの道のりで大変だったことを乗り越えた思い出や、将来シューズやアパレルをデザインしたいと志す若い世代に、何かアドバイスはありますか?
いろいろありましたけど、それも全部含めて今があると思っているので。
全部、自分にとっては思い出になってます。ワコマリアに関わってくれた人、今関わってくれている人、全員に感謝してます。若い世代にアドバイスがあるとすれば、とにかく本気で頑張れ、とにかく本気でチャレンジし続けろ、っていうことくらいですかね。