私の履歴書(2)
前回の「私の履歴書(1)」に続いて、
今回は、2社目(コンサルティング会社)→3社目(ベンチャー系RPAベンダー:カスタマーサクセス)での転職理由と、2社目での学びを書きたいと思います。
このnoteも、読んでくださる皆様の何かしらの役に立てば嬉しいです。
〜転職理由〜
「より現場レベルのお客様の役に立ちたい、変化を起こすような仕事をしたい」と思ったからでした。
コンサルティング会社では、大きく4つのプロジェクトを経験しました。
1つ目は、金融系会社のIT開発におけるPMO
2つ目は、官公庁系IT開発におけるPMO
3つ目は、物流会社における戦略コンサルティング
4つ目は、製造業における業務コンサルティング
※それぞれ何を経験し、何を学んだかも、noteに書く予定です
特に、3つ目のプロジェクトにおいて、プロジェクト成果物を出すために、現場の方々に結構なお時間を割いていただき、ヒアリング/ディスカッションを実施させていただきました。お客様しかり、当時のプロジェクトメンバーのお陰様で、無事にプロジェクトを終えることができたのですが
現場の方々と雑談含め、お話しさせていただいていると、
「その業務、少し工夫すれば(エクセルの関数利用、簡単なマクロなど)、大部分が楽になるのにな・・・」と思う機会が多かったり
「このヒアリングの時間は、皆様のお役に立てているのか?」と思うことがありました。
このプロジェクトの成果物は、発注者(上層部)の方に提出/報告するものだったので、ゆくゆくは、現場の方に何かしらの役に立ったかもしれません。逆に、特段、現場の方々にとっては、何も変化が起こらなかった、むしろ、私たちに時間を割いてくださった分、余計に働かせてしまったかもしれません。
この経験をしたことで、
自分のキャリアとして、
私は、目の前にいる方/一緒に何かを取り組んでくださる方に対して、
直接役に立ちたい、小さな変化でも起こせるような人になりたい、と思うようになりました。(これは、どう“お客様“を捉えるか、だと思うのですが)
で、こう思っているうちに、
現場レベルでの“変化“を起こす可能性があるRPA業界で、
さらに、目の前のお客様に対して、役に立てる可能性が最も高いであろう
カスタマーサクセスの役割で3社目に転職しました。
余談ですが、3社目の転職は、コンサルティング会社で同僚だったメンバーから誘われて入社しました。RPAという、その当時は流行していたこと、カスタマーサクセスという、新しい職種(当時は)にチャレンジできることもあり、転職しました。(私自身、おそらく、承認欲求が強いため、誘われたのはかなり嬉しかった、というのもあります)
また、転職する際、コンサルティング会社から、事業会社(ベンチャー)というのもあり、給料は下がりましたが、給料ではなく、自身の成長、仕事内容を鑑み、転職を決断しました。
〜2社目で学んだこと〜
「お客様の情熱に、コンサルタントは超えることができない」
ということでした。
お客様の中で「これをどうにか解決したいんだ!」という情熱が高ければ高いほど、コンサルタントもそれに応えることができる。その結果、お互いに高いレベルで良いものを創る(ここでは解決)ことができる。
逆に、お客様の熱が低い場合、いくらコンサルタントが頑張っても、お客様に対して響かない。(もちろん、コンサルタントとして、お客様の期待を超えることは目指します。ただ、それがお客様の心に響くかは別の問題だと思っています)
この学びは、今の自分の仕事の仕方にも大きく影響していて、
RPA、しかりAIと言ったDXという得体の知れないものを利用していただくにあたり、まずは「お客様の熱を上げること」、もしくは「熱を持っているお客様を見つける」ことを心がけるようになりました。
以上が、2社目→3社目における、転職理由、学んだこととなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!