私の履歴書(1)
LinkedInに登録していると、大変有難いことに、転職エージェントや、企業の方からメッセージ/お話を聞きたいと言っていただくことが多い。
その理由の1つとして、私自身の経歴が、
大手企業(金融系SE)→コンサルティング会社→ベンチャー企業(RPAベンダー:カスタマーサクセス)→大手企業(AIベンダー:カスタマーサクセス)
面白い(興味深い)からだそう(私自身は、そうは思っていないですが)
今回は、それぞれの転職理由と、それぞれの企業で何を学んだかを中心に簡単に書こうと思います。私に興味がある方は、これを読んでいただけると嬉しいです
エージェント/企業の方にとっては、私自身の品定め、もしくは、こういう考え方の人もいて、こういう考え方の人には、どのようにアプローチをすれば、ご自身の目的を達成する(転職支援、ヘッドハンティングなど)ことができるか、など参考にしてもらえたら、と。
また、就職活動、転職活動されてい方にとっては、1つのロールモデルとして参考にしていただければ、幸いです。
今回は、1社目→2社目について書きます。
【1社目(大手企業/SE)→2社目(コンサルティング会社)編】
〜転職理由〜
ここは転職理由と言いますか、背景として、
「そもそも1社目は、3年は、社会人における“自身の強み/弱み“を把握する期間であり、この3年間はガムシャラに仕事をする。その結果、SEが向いているならSEとしてキャリアを積めば良いし、それ以外なら、その時に違うキャリアを探す」と、大卒時から考えていたからでした。ゆるゆるのキャリア設計です。
幸運なことに、3年間は本当にガムシャラに仕事することができて(※)
この時点での自身の強み/弱みを、ふんわりながら把握することができました。
※大きな声では言えないですが、炎上プロジェクトで、これでもか!というくらい働きました(私基準ですが)。体力/精神面は、私は強い方なのだと、気付くことができ、母親に感謝していた時期でもありました。
で、3年経過する頃に「自身の強みを伸ばしたい。その強みで、今後、勝負をしていきたい」と強く思い始め、転職活動を始めました。
こう思ったきっかけとして、
1つ目は、同世代で、私が作成するよりも、圧倒的に、短時間でプログラムを組むことができる方(海外の方でした)がいて、それを見て、ここでは勝負できない、と思ったこと(SEの仕事として、プログラムは部分でしか無いですが、少なくとも、エンジニアと名乗っているのでプログラムは必須であると、私自身は思っていました)・・・弱み
2つ目は、人に何かを伝える、人と何かを創る(“共創“する)といった、いわゆるコミュニケーションすることが楽しいと感じたこと、さらに、この時間は、頭を使っている感じが半端ない、時間が経つのが早い、と感じていました。正直、これが“強み“とは言えないかも知れませんが、少なくとも、言われたことを、黙々とこなす(作業)より、人(お客様)と何かを創ることに、自分自身が一生懸命になれると感じていました。
なので、「いろいろな人と“共創“していきたい」「そういったチャンスが多くあるところ」と考えていた時に、コンサルティング会社が良いのでは、と思い、転職しました。(1社目は、これも有難いことに、異動しないでほしい、うちのプロジェクトにも来て欲しい、と言っていただきましたが、こうなると、同じプロジェクト/仕事になってしまうと思ったので、転職した、というのもあります)
2社目のコンサルティング会社は、インダストリーカットされていなかった(※)ので、いろいろな業界を経験、人と会うことができる、とあったので、転職することになりました。(もちろん、コンサルティング会社は、プロジェクトが終了/完了すると、社内メンバー、お客様が変わること、というのもあります)
複数のコンサルティング会社からオファーを頂きましたが、上記の理由もあり、このコンサルティング会社に入社しました(あと、オファー(給与)内容が当時の私にとったら、とても魅力的でした。。。)
※金融セクションに配属されれば、金融のお客様のみ担当、などがなく、IT/業務/戦略の軸で、プロジェクトに配属されることが多い。年次、役職が上がれば、専門的になっていくが、その当時の私は若手というのもあり、他業界へのチャレンジ機会が多かった
〜1社目で学んだこと〜
1社目で経験できたこととして、
1つ目:SEとして、要件定義から運用・保守まで担当させてもらったので、システム開発(ウォータフォール型)の勘所を掴むことできたこと
2つ目:開発されている方の気持ち(温度感)、要件定義する方の気持ち(温度感)、それぞれの間に起きる摩擦(ギャップ)を感じることができたこと
3つ目:2つ目にも関連しますが、システム開発でのバグの大半は、些細なコミュニケーションのミスで起こっていたことに気付けたこと
でした。
特に3つ目は、
「人に何かを伝える難しさ」を身をもって体感しました。
この経験から、
「人に伝える際は相手の置かれている立場を考慮すること」
「そもそも問題意識の目線レベルを合わせることが大切」
と言った、コミュニケーションを取る上で気をつけるべきことを、学ぶことができました。ただ、この当時は、これらをどう実践すれば良いのかは、正直わかっておらず、感覚で対応していました。(コンサルティング会社である方に出会って、感覚ではなく、方法論/武器として、身に付けることができました。今も発展途中ですが)
以上が、簡単にですが、転職理由/学んだこととなります。
ここからは余談となりますが、コンサルティング会社の最終面接時に、自身のキャリア設計図を作成し、プレゼンしました。その当時の資料が、掃除していたら出てきたので、掲載します。(図1)
今見返すと、この通りなところもあるし、この通りでないところもありますが、当時の私はこのように考えていて、今もこうなりたいと思っています。
皆様の参考になれば、嬉しいです。