年齢に抗いたいアラフィフのパスポートは写真スタジオ一択
先日、期限が切れてしまってたパスポートを取り直してきました。
若かりし頃は、まぁまぁいろんなところに行ってたのですが
自分の病気とコロナで、最後の海外からだいぶ、日が経ってしまった。
またあの頃みたいに、ふらっと海外に飛び出したい。
今って、ネットに申請書フォーマットあるんですね。
手書きしなくていいの、とってもラク。
だけど、申請自体がネットでできるのは更新だけで、期限切れちゃった人含め、新規申請はやっぱ窓口で。
写真どうしようかな～
安いのはスピード写真だけど、10年使うパスポートの写真が残念だったら、10年間、旅行の度に後悔することになる。
どうやら、自分が行くつもりの有楽町のパスポートセンターは、すぐ近くに写真スタジオも、スピード写真もあるらしい。
本当なら、休みの日の朝とかで、ばっちり化粧して、せめてイキのいい顔で写真撮りたかったのだけど、
なんかタイミングが合わず。
ダラダラ先延ばしにするのも嫌なので
結局、平日の会社帰り、営業終了する前に交通会館へ急ぐ。
このコンディションでのスピード写真は、100％アカンやつなので、写真スタジオの力を借りることに。
パスポートセンターにたどり着いたら、
入口のすぐ両脇で、写真スタジオのお姉さんたちが呼び込みしている。
近。
私が伺ったのは、入口左側に構えるトコーさん。
ネットで場所を調べてたら、偶然割引クーポンを見つけたから。
（後で見たら、右側の写真スタジオも同額のクーポン出してた）
手慣れた様子で手続していただき、
「こちらにお荷物置いて～焦らなくて大丈夫ですよ～ゆっくりご準備してくださいね～」と
流れるような早口でお気遣いいただく。
パスポートセンターの終了まであとちょっとだから、おのれが急がないといけないんだけど、
ここはお言葉に甘えてひと呼吸、
しっかり鏡を見て、ある程度納得できるレベルまで身なりを整える。
いざ撮影。
男性と女性が撮影してて、私は女性に撮ってもらった。
1回目、撮影した写真を大きいモニター画面で見せてくれる。
なんかイマイチ。
係りの女性も、ちょっと暗かったという事で、2回目の撮り直し。
2回目もなんかイマイチ。
しかしこれは、写真というより、自分自身の現実がイマイチ。
如実に年齢が現れた顔面に
「まぁ、こんなもんですよね・・・へへ」と、
力なくボソッとつぶやくと、お姉さんは
「そんなことございませんよ！！！」と全力で励ましてくれる。優しい。
よく考えると、現実に写し出されたものは、もはや”そんなこと"しかないので
なんて返したらいいか分からないことを言ってしまって、悪いことしたなぁと思う。
これなら、スピード写真で撮ろうが、スタジオで撮ろうが、どうせ同じ顔なんだから、どっちでも良かったかもなぁ。
コートをまた着て、カバンを持って撮影場所の外に出る。
1分と待たずに、お写真完了。
はえーー！助かるーー！と思いながら、
受付のおじさんが「こちらになりますねー」と見せてくれた写真を見てみると。
あれ！？
なんか、さっき画面で見た、クマくっきりのババアが
なんか、ちょっと、若返ってない！？
なんか、かさついたお肌も、滑らかな感じ！？
うひょー！これが写真スタジオの実力なのかぁ！
さっき突き付けられた現実と、1分後に出てきた結果のギャップがすごすぎて、とにかくとても嬉しい。
一応お伝えしておくと、激しく補正されているわけではなく
顔はそのまんまで、その限界最高レベルまで、綺麗に写してくれたという感じ。
正直、今回はババアのパスポートとなるであろうことを覚悟していたから
思った以上に写真の出来が良かったことに、ルンルンで申請完了。
（申請はめちゃ待った、30分くらいは待った）
尚、私は申請日→受取日まで1週間でした。
どうやらもうすぐ、パスポートが変わって
偽造防止対策が強化される？って聞いた。
その代わり、作成が1か所に集約されて、今より、受け取りに日数がかかるようになるみたいですね。
旅券（パスポート）の変更について 新しいパスポートと、一つ先の未来へ｜外務省
あんまり時間がかかるのがヤダ、新しい種類のパスポートでなくていい、って人は、今のうちに取っておこう。
必要な写真は、スピード写真じゃなく、ぜひ写真スタジオで。
間違ったら絶対にアカン、写真のサイズとか、撮影する顔の位置も全部お任せできて、自分は何も考えなくていいのがラクチン。
スピード写真でも、気に入るまで何度も取り直しできるし、綺麗に補正してくれる機能もあるらしいけど、
機械がやるのと、写真スタジオで生身の人が見てやってくれるのとは、クオリティに雲泥の差があるだろうことは間違いない。
大事なパスポートは、ちょっと課金して、後悔のない1枚で申請しよう。
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