![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168429950/rectangle_large_type_2_0b16f7a53158aab6eee16dc5f063e1bf.png?width=1200)
【ブログ_実家】地元駅周辺の再開発
どうも、たこやきです。
昨日、1月2日は久しぶりに実家へ戻りました。
年始ということもあり、町全体がどこか落ち着いた雰囲気かと思いきや、駅周辺では建設ラッシュの真っ只中。再開発プロジェクトの一環として、目まぐるしい変化が進んでいました。
「あそこのパチンコ屋がなくなって、ドラッグストアになったんだな」とか、「あの雑居ビルが取り壊されて、新しい高層ビルが建っている!」なんて驚きながら、子どもの頃の記憶が蘇りました。
昔は、あのパチンコ屋の横で友達と待ち合わせをしたり、雑居ビルに入っていたひなびた漫画喫茶で遊んだなと、懐かしさとともに少し切ない気持ちにもなりました。
地元に帰ると、必ず何かしら新しい発見があります。
とはいえ、今回の再開発で見たものは、昔ながらの面影をどんどん失っていく町並みでした。例えば、小さな風俗街が姿を消し、その代わりにオシャレなカフェやブティックが立ち並んでいます。これも時代の流れで、町が清潔で経済的合理性を追求した姿へと進化しているのかもしれません。
でも、どこか寂しい気持ちになったのも事実です。
昔の町には「清濁併せ呑む」懐の深さがありました。
少し危うさを感じるような場所もあれば、人間臭さ溢れる下町の温かさもあって、その全てが町の個性だったと思います。しかし、今は画一的な便利さを追求したコンビニのような雰囲気に変わりつつあります。効率的で洗練されている一方で、独特の文化や情緒が薄れていくのは、どこか味気ないものです。
そんなことを考えながら、ふと「あの頃の町並みを覚えている自分がいる」という事実に少し救われました。町は変わっても、記憶の中では色鮮やかに残り続けます。そして、自分の原点を思い出させてくれるこの場所が、どんな形になっても大切な存在であることに気付かされました。
清濁併せ呑むような雑多な町の魅力は薄れたかもしれませんが、新しい町がどんな風に進化していくのかも、これから見守っていきたいと思います。それでも、やっぱりあの懐かしい町並みが恋しくなるのは仕方ないですね。