ビタミンK『血液凝固の止血ビタミン！』

ビタミンKは、「止血ビタミン」とも呼ばれ、流血を止める重要な栄養素になります。
ビタミンKが多く含まれる食材は、
小松菜、ホウレンソウ、納豆です。

ビタミンKには、植物性食品に多く含まれるビタミンK1（フィロキノン）と、動物性食品や納豆などに多く含まれるビタミンK2（メナキノン類）があります。ビタミンK2は体内の腸内細菌によっても合成されますが、必要量を満たすほどではないため、食品からの摂取が必要です。
腸内細菌の働きが十分ではない新生児では、ビタミンK欠乏で起こる新生児メレナの予防に、ビタミンK2シロップを与えます。
また、肝臓内で、血液凝固因子のプロトロンビンが合成されるときに補酵素として働き、止血を進める働きがあります。
骨の再石灰化を即死してカルシウムを骨に沈着させやすくする働きがあり、丈夫な骨の形成に欠かせません。動脈の石灰化を抑制するため、動脈硬化予防の効果も期待されています。

ビタミンに関して、概要をまとめた記事がありますのでそちらも併せてご覧ください。