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アンジュルム『ROOTS』結城公演 ライブレポ・感想(ネタバレあり)

行ってきました〜!

ANGERME 10th ANNIVERSARY TOUR 2024 AUTUMN 『ROOTS』

愛する川村文乃さんのラストツアー初日の結城・昼公演の感想をつらつら書いていきます。普段は備忘録代わりにライブの感想をTwitterに垂れ流しているのですが、今回は初日だったこともありネタバレツイートをするのが憚られたのでnoteにまとめます。

会場までの道のり

小山駅・結城駅に着いた時点で、アンジュのグッズを身につけた方やライトパープルの服を着たアンジュファンと思われる方々がたくさんいました。

この感じ、思わず春ツアー高知公演を思い出しましたね。高知公演の日は、どこを歩いてもライトパープルのTシャツを着ている方を見かけました。ライブ当日だけでなく、前日にもライトパープルTシャツを着ている方が複数人いて、かわむー愛に溢れていて素敵でした。

1人で歩いているアンジュファンに遭遇すると話しかけたくなるのですが、一度も話しかけることはできませんでした。無念。

グッズ列

販売開始時間の11:00頃から並び始め、約1時間で購入できました。

実は、グッズ列に並んだ瞬間、うるっときました。早い。
何度も折り返しながら並ぶアンジュファンの方々を見て、ついにかわむーのラストツアーが始まることを実感しました。

このタイミングで『THANK YOU, HELLO GOOD BYE』が流れ出したんだから、ずるいよ。ほんと。

この曲、曲調と歌詞だけでも泣けるのに、「白いふわふわドレスに包まれた莉佳子ちゃんかわいかったな」「そのすぐ後ろで泣きながら笑っていたおさげのかわむー愛おしかったな」と卒コンの記憶まで蘇ってきてしまうから危ない。そのままかわむーの卒コンにまで思いを馳せてしまい1人でセンチメンタルになっていました。

そんな私を明るい気持ちに引き戻してくれたのは、はななの「♪~ いつだって手を差し伸べて」でした。はななの歌声好きなんですよね。ライブでは、歌唱技術より気持ちが先行していて歌声の良さを活かしきれていないと感じることもありますが、そのバランスが整った時には、はななの虜になって離れられなくなるんだろうなと思っています。

また、談笑したり、本を読んだりしながらきちんと列に並んでいるアンジュファンの方々も印象的でした。到着した時点で2列に並ぶのですが、自分の並んでいる列が隣の列より早く進んでも、自分より先に並んでいた人の前に行くことなく、じっと待っている人ばかりでした。特別感動するようなことでもないですが、秩序が保たれていて非常に居心地が良かったです。

欲しかったかわむーカラーのおさかなペンラを購入でき、一安心しました。数量限定と書いてあったからさ!ちょっとだけ買えるか不安でした。
ペンライトの台紙にはかわいらしいアンジュルムのロゴとかわむーからのありがたいお言葉が書かれていました。

おさかなペンライト

読んだ瞬間、ファンがアイドルに対して何かをしてあげることなんてできないし、かわむーは出会った時からキラキラ輝いていたよ、と思いました。でも、よく考えたらきっと、私がかわむーに出会った日も、ファンの方々がかわむーのことをより一層キラキラに輝かせてくれていたんだと思います。
かわむーは今年のバーイベで、「私はファンの方にあまり加入を歓迎される感じではなかった。(中略)でも、ブログのコメントが無い日なんて1日も無くって。誰かが見てくれてた。ライブの度にライトパープルのペンライトが少しずつ増えてきた。それがうれしかった。」と話していました(うろ覚えなのでニュアンスです……)。
ペンライトの台紙を見てこのバーイベの言葉を思い出し、私が思っていた以上にファンの応援はかわむーの力になっているし、キラキラ輝くための栄養になっているのかもしれないと思いました。

卒業までの約2ヶ月間、悔いが残らないように全力で応援します。

昼公演(14:30開演)

前列、前々列の方々に埋もれてしまい視界が悪かったので、見えていない部分も多々あります(話題になったはななの大抜擢パートも見えていませんでした)。

曲順はほぼほぼ覚えていないので、とざまさん(@tozamasan)のツイートを参考に振り返っていきます。

オープニングVTR

はななから順番にメンバーの過去写真複数枚と名前が出てくるオープニングVTR!めちゃめちゃテンション上がりました!

愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間【2016】

いや、衣装かわいすぎ〜〜〜!
メンバーが袖から入ってきた瞬間、震えました。みんな発光してた。気づいたら涙が出ていて、アイドルを見た瞬間に泣くことって本当にあるんだと思いました。
これが、アイドル川村文乃だ、アンジュルムだ、というのを見せつけられた感じがしました。

曲の冒頭、1番初めにビジョンに映ったのは、れらたん!白を基調としたふわふわスカートのアイドル衣装も相まって、存在感がすごかった。『愛・魔性』を見る度に思っていましたが、れらたんは場の空気を一気に自分のものにする力がありますよね。ぐっと引き込まれてしまう。今回もその魅力が存分に発揮されていました。

アイドル本人達にとって、ライブの1番初めにビジョンに映るのはどれくらい緊張感があるものなのでしょうか。責任を感じるのか、意外と重要視されていないのか。
個人的に、最初のビジョンはそのライブの第一印象を決めるので超重要です。タケちゃんが卒業し、新体制となって初めてのツアーだった2023秋『11人のアンジュルム』で1番初めに映ったのはかみこでした。かみこリーダーの覚悟と自信が溢れた表情に、新アンジュルムの幕開けを感じました。
今回のれらたんは、その時とはまた違った新しいアンジュルムの空気を感じさせてくれたように思います。
タケちゃん卒業後の11人体制はアンジュルムとしてのパフォーマンスの雰囲気がガラッと変わるというよりは、偉大なる姉・竹内朱莉からの卒業という印象が強くありました。圧倒的な歌唱力とダンス力を持つタケちゃんが卒業してもアンジュルムの色が大きく変化しなかったのは、パフォーマンスの支柱である莉佳子ちゃんがいたからだと思います。莉佳子ちゃんはアンジュルムの「変わらぬままそこにある真理」でした。その莉佳子ちゃんがついに卒業し、否が応でも変わらざるを得なかった。それが今のアンジュルムだと私は思います。
そして、その変化が超うまくいっている。
スマイレージを彷彿とさせる、ふわふわパニエにかっちりジャケット。新エースとしての頭角を表しつつある伊勢鈴蘭。
アンジュルムにしては珍しい全員同じ形の衣装は、袖にひらひらが付いていて柔らかい腕の動きを美しく見せてくれます。
この感じ、ライブではあまり見たことがなかった。そして、かわむーファンの私にとってはずっと見てみたかったものでした。
最後の最後に念願が叶って、本当によかった。

曲以外の感想ばかりになってしまった。申し訳程度に曲に関する感想を。サビで首を右にクイクイ傾けるかわむーの動きが好きでした。

アイノケダモノ【2023】

え???ほんとに??
莉佳子ちゃんの卒業を機に『愛されルートAorB』と『アイノケダモノ』はしばらく封印されると思っていました。私と同じように考えていた人が多かったのか、イントロが流れた瞬間、会場のどよめきが凄まじかったです。

1番冒頭のタケちゃん・莉佳子ちゃんのパートがかみこに、かみこ・かわむーのパートがかわむーの歌割りになっていました。
先輩3人の後ろをゆったりと徘徊しているかわむーが好きだったのですが、今回はかみこのすぐ後ろで客席に背を向けて待機していましたね。後ろ姿も美しい。

ダンスパートの直前、かわむーと鈴ちゃんがステージ中央にいたので、これはまさか!!?かわむーが?と思いましたが、かわむーはいままで同様、上手後方に下がり、煽り担当でした。視界が悪く、残念ながらダンスパートは見えなかったのですが、ノリノリで煽っているかわむーが見られたので満足です。

そして、「鈴蘭さま~~!」からのれらたんとかわむーのパート。力強い歌声と凜とした立ち姿がかっこよかった。1着目の白衣装はかわむーとれらたんのスタイルの良さが存分に活かされているので、2人が並ぶと圧巻です。

次々続々【2016】

イントロを聴くと、思わずペンライトに込める力が強くなってしまう大好きな曲。
左右の座席の方がどちらも振りコピをするかわむーファンだったので、サビは横並び3人で同じ方向に手を上げ下げしました。
隣の人と上下が反対の方が本家に近い感じがしてより楽しいですが、同じ振りだと「軸はないけど 魂ひとつで」のところで隣の人とぶつからずに済むので安心ですよね。私は控えめに踊っているのでぶつかったことは無いですが。

「前髪後ろ髪引かれまくる 片道切符」は今回もかわむーアレンジの激アツラップでした。好き。ここのラップはかみこの胸に響いた歌詞発表会(ハロ!ステ#503)を聞いて、より好きになりました。

ラップ後のかわむーと莉佳子ちゃんのパートも好きなんですよね。

川村:変わり続けられるような勇気
佐々木:変わらぬままそこにある真理

『次々続々』

3トップ体制になって初めての武道館では、どの時代のアンジュも愛し、今のアンジュも最高なんだぞ!と強い想いをラップに乗せるかみこ、枠に収まらずに「アイドル」や「アンジュルム」の幅を広げ続けるかわむー、アンジュルム改名時からずっと変わらずグループの要として存在する莉佳子ちゃん、3人それぞれの強さを感じて、グッときたことを思い出します。

卒業・芸能界引退を目前に控えたかわむーの「変わり続けられるような勇気」、受け止めました。
莉佳子ちゃんパートはしおんぬがかっこよく受け継いでいました。なんだかすごくしっくりきました。しおんぬが作るアンジュの未来、楽しみです。しおんぬの居るだけでその場の雰囲気が柔らかくなる感じが好き。次期サブリーダーにどうかしら?と密かに思っています。

9、、、、、、、8、、、、、、、7、、、6、、、5、4、3 2 1 バン!! の後のかわむーは民衆を統治し、導く一国の王のようでした。大好きなパートです。

そして、ついに来ました。縦並び4人衆。
鈴ちゃ~~~~~ん!!!
分かっていたけど興奮しますよね。客席も、うおぉぉぉ!!という感じで盛り上がっていました。前方にある無数の赤いペンライトが激しく揺れていましたね。
この部分、発売時は加入が早いメンバー4人が歌うという縛りは無かったんですね。このnoteを書きながらMVを見て初めて気付きました。

赤いイヤホン【2019】

ぶち上がりソングで畳み掛けすぎでは???

「だけどどっかで信じてる」かわむーの表情が切なすぎて……
あやの!!信じるなーーーーー!そいつのことは忘れろ!あやの……
あやのが悲しむ顔をもう見たくないよ。あやの……

その後すぐに「女はもう縛られない」と覚悟を決めてくれてよかった。あやの、幸せになってね。

愛さえあればなんにもいらない【2017】

全然記憶がない。れらたんがすごくよかった気がする。私は振りが入っていなかったのですが、隣の方は完璧に踊られていて素敵でした。
この曲だったか忘れましたが、けろんぬの歌声がさらに力強くなっていてかっこよかったです。

MC

「誰か1人意気込みを!じゃあいせぴん!」というかみこの振りでれらたんの意気込み発表に。かわむーは当然来るだろうと思って(なのか分かりませんが)、口元に準備していたマイクを静かに下ろしていました。ラストツアー初日ということで、かわむーの意気込みが聞けるかなと期待していたこともあり、やや切ない気持ちになりました。が、その後、かわむーにも話す順番が回ってきて、意気込みを聞くことができました(*^_^*)
きれいにくるっと巻かれていた前髪が完全に伸び切っていましたね。ジャケット衣装を着て、ケダモノを含む5曲を全力でパフォーマンスしたらそりゃ前髪の巻きもとれる。

「『ROOTS』というタイトルにふさわしいセットリストになっているので、みなさん期待しちゃってください!!!(ニュアンス)」というかみこの煽りに、客席のギアが分かりやすく一段上がりました。煽り上手。

ミラー・ミラー【2020】

2人組みでダンスするの良いですよね。かわむーのペアは誰だったかな。ライブから数日しか経っていないのにもう記憶がありません。

Uraha=Lover【2018】

イントロがキラキラ切なくて好き。
白衣装を着たぺいが高貴で美しかった。この曲に限らず、公演中ずっと、ビジョンに映る度に息を飲んでしまう美しさでした。

かわむーにとって大切な思い出の曲だと知ってから2番頭のパートを聞いたのはこの日が初めてでした。聞けないまま卒業してしまったらどうしようと思っていたので、フルサイズで披露してくれて嬉しかったです。とにかく声がかわいかった。

泳げないMermaid【2021】

冒頭、バックの音数が少なく、難しいパートだと思いますが、バッチリきまっていました。今まで聞いた中で一番きまっていた。最高でした。
この曲はかわむーに興味を持つきっかけになった曲です。

冒頭「揺れ惑う心抱く」後の、肩を左右に揺らす動きと腕さばきに目を奪われて、「この人誰!!?」と一気に興味を持ちました。(ちなみにこの動画は「涙に溺れて」のありえない距離の大移動も見所です。足が長いかわむーでも勢いつけて階段を降りないと間に合わないってどういうこと?笑。かわむーが怪我をしなくて良かったです。)

今回の衣装、かわむーの美しい腕さばきが活きる衣装なんですよ!袖がひらひらと揺れて幻想的……!私はこれが見たかったんだよー!!!本当にありがとうー!全方面に感謝。

また、次世代歌姫ぺい様は去年以上の悲愴感をまとっていました。去年のぺいは切ない曲を歌う時の表情がずっと苦しそうだったのですが、この公演では様々な表情をしていて、1年間でこんなにもパフォーマンスに奥行きが生まれるのかと感動しました。

君だけじゃないさ…friends【2017】

イントロが流れた瞬間に、もう一度あのコーラスが聴けるのか!と心の中で舞い踊りました。

『11人のアンジュルム』で、かみことかわむーの澄んだコーラスに感動し、円盤化されたら何度も聴こうと思っていたのですが、ファイナルの武道館ではセトリに入っていなかったんですよね。ホール公演の君フレはハロ!ステにも上がらなかったので、ハロメンになって参考映像として見せてもらうしかないのだと思っていました。どうもがいてもハロメンになることができない20歳overの私にも聴く機会を与えてくれてありがとうございます。

しかし、今回は去年仙台サンプラザホールで聴いた時ほどコーラスが印象に残りませんでした。会場の形状や音響の違いなのか、本人達のコンディションなのか分かりませんが、主メロと混ざってややごちゃっとした感じがありました。ホールツアー千秋楽の仙台公演に期待したいと思います。

この曲と直接の関係はないですが、公演中に3回ほどマイクを落とした時のような固めの音がしました。なんだったんだろう。

VTR「アンジュルムキラキラパーティー」

メンバーが数人ずつパーティー会場に入ってきます。
けろんぬってなんであんなにギラギラワンピースが似合うのでしょうか。はっきりした顔立ちとワンピースのギラギラが相乗効果で輝いていました。

私たちファンもパーティーに招いてもらえます。かわむーが「いらっしゃい」としてくれるのが、うれしくもあり、さみしくもあり。幕間のVTRでフィーチャーされているのを見る時も、かわむーがセンターにいるグッズ写真を見る時も、卒業が間近に迫っていることを感じてしまいます。

しおんぬがティアラを付けていてかわいかったな。

ライフ  イズ  ビューティフル!【2023】(上國料・橋迫・為永・松本・下井谷・後藤)

先程までとは打って変わって各々個性的な衣装で登場しました。

視界が悪かったので、全員いるのかな?かわむーはいるのかな?かわむーの声はしない気がするな?と思いつつ、そのままライトパープルを振っていました。
かわむーいませんでしたね。

ゆっぴょんの笑顔がかわいかった。

愛・魔性【2022】(川村・伊勢・川名・平山)

ぺい……登場して最初にビジョンに映ったのがぺいでした(多分)。美しすぎて倒れるかと思った。

かわむーはピンクのふわふわお姉さん衣装を着ていました。この衣装、曲によって艶やかな感じにもポップでかわいい感じにも見えるんです!素敵!!
「愛・魔性」のかわむーはとっても大人な雰囲気でした。早くもう一度見たい。

SHAKA SHAKA #2 LOVE カラフルライフ編【2021】(川名・為永・松本)

ステージ上は三色団子の3人だけに!
私はペンライトを1つしか持っていなかったので、「三色団子のうち、誰が一番好きなんだ!?」と判断を迫られました。
私はかわむーが圧倒的に大好きで、それ以外のアンジュメンはみんな同程度に好きなので大変悩みました。
この日の私が出した答えは、しおんぬでした。元気に踊るしおんぬと曲の雰囲気が合っていて元気をもらえました。

私を創るのは私【2019】(上國料・伊勢・橋迫・松本・下井谷)

ビジョンに眼光鋭い鈴ちゃんが映り、ようやく気付きました。

これデビュー曲メドレーだ。

この時の鈴ちゃんは今まで見たことのない雰囲気を纏っていました。触ったら火傷しそうなくらいメラメラ燃えているのが、客席まで伝わってきました。まっすぐな眼差しとまっすぐな歌声が印象的な鈴ちゃん。どんなことを考えながらデビュー曲をパフォーマンスしていたのか気になります。

最近、鈴ちゃんの歌声がかなり進化しているように思います。『美々たる一撃』2番サビのソロも、突き抜ける歌声が気持ち良くて、「全然微々たる力じゃないんですけど〜〜!?」とハロコンで思いました。
今後も鈴ちゃんから目が離せません!

恋はアッチャアッチャ【2019】(川村・伊勢・橋迫・川名・為永・下井谷・後藤)

民族風な衣装を着たれらたんがかわいかった。こういう服装も似合っちゃうのね。
みんなでAccha-Accha Danceができて楽しかったです。

キソクタダシクウツクシク【2017】(川村・川名・為永・平山・後藤)

デビュー曲メドレーだと気付いた時から、かわむーはどの曲を歌うのだろうとそわそわしていました。
始まるイントロ。
この曲の心休まらない不穏な感じ、たまらないですよね~~~。
あまり記憶がないので早くもう一度見たいです。

糸島Distance【2016】(上國料・松本・平山)

ずっと耳が幸せでした。3人とも歌が上手すぎる。
あと、ポニテのかみこが1番好きかも。美。

悠々閑々 gonna be alright!!【初披露】

新曲初披露の場面に立ち会うのが初めてだったのでとってもテンションが上がりました!
サビ終わり辺りで振りが綺麗に揃っていて、初披露でこのレベルまで持ってくるアンジュルム恐ろしい~と思いました。

見よう見まねで振りコピしている(しかも結構いい感じに踊れている)ファンの方がいらっしゃって、「初披露曲でも振りコピできるファンって実在するんだ……」と感動しました。

かわむーは「完璧主義じゃ大変でしょ(ニュアンス)」的な歌詞を歌っていたと思います。それを聴いて、かわむーこそ完璧主義なのでは?と思ったり、思わなかったり。完璧主義というか、自分で決めたことを確実にやりきる精神力やこだわり抜く精神力が強い方なのかなと思っています。でも、ポキっと折れない柔軟さも持ち合わせているんだよな、と5月22日のブログを思い出しながら考えていました(あくまで私がかわむーに対して持っているイメージの話で、合っているかはわかりません)。

かわむー自身は「悠々閑々 gonna be alright!!」の歌詞と自分自身の性格をどのように考えているのでしょうか。どこかで知ることができたら嬉しいです。

大器晩成【2015】

わかなちゃんの煽りがかわいかった。声高いね。
たいきぶぁ~んせい、たいきぶぁ~んせい、たいきぶぁんせ~~~~~~い!

上手く言えない【2016】

キタ~~~~~~!!!
個人的に超思い入れのある曲です!!
2023秋『11人のアンジュルム』のホール公演でかわむーがソロで歌っていた曲!!(ここからしばらく去年の秋ツアーの感想です。)
この曲のかわむーがかっこよすぎて、人生で初めて当日券を買い、人生で初めて同じ公演に2回参加しました。むしゃくしゃした感じの圧が強めの声も、突き抜ける高音も、打点の高い足上げも、かわむーの動きに合わせてひらひら舞うライトパープルのロングジャケットも、全部が痺れるほどにかっこよかった。
そして、かわむーオリジナルのコールも好きなポイントでした。

事前にこの情報を仕入れていたので、昼公演も夜公演も全力で「好きだー」と叫びました。公式に好きな気持ちをぶつけられて幸せだった。

かわむーもすごく気に入っていたし、楽しいコールなので今回のツアーでも「好きだー」コールをしたい!!!と思っています。
でも、結城公演では勇気が出ず、できませんでした。ゆうきだけに。トホホ
この部分のコールをしている人はかなり少なかった印象です。コールを知らない(けど、知ったらぜひ叫びたいと考える)人が多いと思うので、Twitterで広めたいのですが、セトリのネタバレになってしまいますし、そもそもフォロワーも少ないので何もできずにいます。
ツアーを通してこのコールが広まってくれたら嬉しいなと思いつつ、次回は周囲の方が言っていても、言っていなくても全力で叫びたいと思います。

曲終わりのれらたん、かわむー、かみこのフェイクが見事でした。れらたんは莉佳子ちゃん卒コンの時、何かが吹っ切れて階段を3段くらい駆け上がったような感じがあったのですが、今回もそのときと同様に神がかったパフォーマンスでした。

いとし いとしと Say My Heart【2019】

ついに!!!生で聴けるのか!!!
待ち望んでいた曲がきました。ずっと生で聴いてみたいと思っていました。

イントロが流れた瞬間、歓声がわーっと上がって、その後も結構長い時間ひぇ~、きゃ~みたいな声がちらほら聞こえて楽しかったです。やっぱりみんな待ってたよね。

振り付けを知らなかったので、突然の指ハートに戸惑いました。なかなか斬新な振り付けですね。次回はステージに向かってしっかり指ハートを送りたいと思います。

Sister Sister【2023】

こちらも待ってました!!
間奏で走るわかなちゃんに合わせて身体を上下させる人がちらほら。わかなちゃんの動きに合わせて客席もウェーブする案めっちゃ良いですね!
次回は私もやってみたいと思います。

愛すべきべき Human Life【2022】

会場が多幸感に溢れていました。

ってことも自分次第 あれもこれも 有能ムーブもそれぞれ
この交差点曲がったら 誰と巡り会うかな

『愛すべきべき Human Life』

タケちゃん、莉佳子ちゃん、かみこが歌っていたこの部分は、かみこ、かわむー、れらたんの3人になっていた気がします。上手でわちゃわちゃしている3人が愛おしかったです。

アンコール

メンバーカラーの十字がキラキラ輝いていました。

臥薪嘗胆【2015】

この曲は『-The ANGERME- PERFECTION』でかわむーがソロで歌っていた曲ですね!
当時はアンジュルムにハマリかけの時期で、「今日武道館公演なんだ~」と思うくらいでした。生中継が行われていることも知らなければ、セトリを調べることもしなかった。その後、ズブズブとアンジュルムにハマっていき、円盤発売から1年後(今から約1年前)にBlu-rayを購入しました。

あまりの感動に他のファンの方の感想が知りたいと思い、『-The ANGERME- PERFECTION』について書かれた円衣めがねさんのnoteを読みました。

目標達成のために苦しい思いに耐える『臥薪嘗胆』とは川村文乃さんの今までの人生を現した言葉だが、この武道館を最後に「耐え忍ぶ」というイメージは終わりにしても良いと思う。

「完全無欠のアンジュルムに成る為の『PERFECTION』」円衣めがね

そうなんだ。
当時、かわむーのこれまでの道のりをふんわりとしか知らなかったので、『臥薪嘗胆』とかわむーの人生が私の中でリンクしていませんでした。
このnote をきっかけにさらにかわむーの過去、そして現在に興味を持ち、より深みにハマっていったのです。

生で聴くのは初めてでした(と思っていましたが、TWO OF USで聴いていたみたいです)。臥薪嘗胆のサビってこんなに楽しいんですね。お隣さんと一緒になって踊り狂いました。

MC

特に印象に残っているのは、ゆっぴょんとしおんぬ。

ゆっぴょんは、はななが『次々続々』のダンスパートを引き継いだことに言及し、「うちの同期どうよ!?(ニュアンス)」と笑顔で語っていました。同期の抜擢を素直に喜べる優しさと同期愛が素敵でした。ゆっぴょんのトークに泣き笑いながら喜ぶはななもかわいかったです。

しおんぬは相変わらずトークで笑いをかっさらうのが上手。
ぺいがツアータイトルの読み方に自信が持てず、「てんすぅ……10周年ということで!」とごまかしいじられていたことを踏まえ、しおんぬは開口一番ドヤ顔で「10th anniversary……*・゜・」と言っていました。後ろで「もう!」みたいな感じで怒っているぺいと、おとぼけ顔のしおんぬ。めっちゃ笑いました。
しおんぬのトークは、掴みがおもしろいだけでなく、その後もハッピーオーラ全開の元気な声で想いを伝えてくれるので、こちらまでハッピー🍀が伝染してきました。

同窓生【2023】

かみこ(多分)の曲振りがしんみりとした雰囲気で、しんみりソングで終わるのか!?と戸惑いましたが、イントロが流れ、ぽわっとあたたかい気持ちになりました。

MVメイキングの時に、かみこが「同窓生っていいですよね。また集まれる感じしません?」と言っていたことを思い出します。

アンジュルムに改名して10周年の記念ツアーラストを飾る『同窓生』。
『同窓生』自体は最近の曲ですが、10年間を創り、彩ってきたメンバー達の顔が浮かびました。りなぷーが「みんなおつかれ~」と言いながら袖から入ってきそうな雰囲気がありましたね。
『友よ』のようにステージの中央にメンバーがぐわっと集結するというよりは、現役メンバーのところに卒業メンバーが1人ずつ順番に顔を見せにきて、思い出を語りつつ激励するような感じ。

途中、一度捌けたメンバーが袖から紫色の大きなバルーンを持って登場し、かなり驚きました。
ハロプロもこういう演出もするんだね。
「後ろに回してね~」という呼びかけとともに、客席にバルーンが4個くらい投入されました!ボールの手前にいる人の押す力と奥にいる人の押す力が相殺されてしまい、停滞しているボールもありました。上手に後ろに回すには腕力と団結力が必要そうです。
近くを通りましたが、私はぎりぎり触ることはできませんでした。

バルーンが目の前にくるとステージ上が見えなくなってしまうので、演出としてはあまり好きではないかもしれないと思ったのですが、ファンがバルーンをぽよぽよ押している様子をキラキラくしゃくしゃな笑顔で眺めるかわむーがかわいくて、オールオッケーになりました。
莉佳子ちゃん卒コンでのサインボールを投げる演出でも似たようなことを思いました。運良くゲットできた人は嬉しいけれど、大多数がゲットできないし、サインボールを投げている間はパフォーマンスが見られない。ファンとしてはあまり旨味がない(と私は思ってしまう)演出です。
しかし、サインボールの演出は莉佳子ちゃんが所属していたSCK GIRLSの文化だったことをTwitterで知り(該当ツイートは見つけることができませんでした)、また、かわむーにとっても念願の演出だったことを知り、本人達の想いや願いが込められた演出ほど魅力的なものはないと思うようになりました。

今回のバルーンもきっとかわむーがやりたかったことなのでしょう。紫色のバルーンが飛び交う客席を笑顔で見つめるかわむーの表情に全てが詰まっていたように思います。

エンディング

メンバーが捌けると、ビジョンにサイン入りの集合写真が映りました!客席からわっ!と歓声があがり、スマホを構える人が多数。
「撮影いただけます!」というスタッフさんの声を聞き、私もスマホを準備しましたが、主電源を切ってしまっていたため起動に時間がかかり、間に合いませんでした。起動したタイミングでビジョンが集合写真からツアータイトルに変わってしまい、肩を落としました。FINALの円盤の中に、全公演の集合写真を入れてくれたらうれしいです。多分、次回も撮り逃すので……

写真は2着目の衣装でした。たしかに、何かの曲中に「はいチーズ!」としているタイミングがありました。その時のビジョンは正面ではなく斜めからのアングルだったので、スイッチングミスかなと思っていました。まさかあの時の写真がライブ終了時に映されると思っておらず、粋な演出だなと思いました。

終わりに

新時代のアンジュルムに魅了され、考え抜かれた演出やセットリストに笑みがこぼれる多幸感たっぷりのライブでした。

誕生日の1人インスタライブや当日開催(しかも休日)のバースデーイベント、船上ツアーなどなど。自分のやりたい!という気持ちに正直で、それを実現するためにスタッフさんに掛け合うプレゼン力や、やらせてあげたいと思わせる日々の努力や信頼関係を持つかわむー。かわむーの「諦めるよりもこだわり抜く」姿勢には驚かされてばかりです。
今ツアーにもかわむーのその姿勢がよく表れていたと思います。

11月28日に開催される「川村文乃 FINAL ☆KIRAKIRA☆」も、かわむーのこだわりが詰まった最上級にキラキラしちゅうライブになること間違いなし!
今はまだ寂しさよりもワクワク感が大きいです!

絶対にチケットが当たりますように。

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