日本が北朝鮮を破りオリンピック出場権を獲得
なでしこジャパンの池田太監督は、水曜日のアジア予選第2戦で北朝鮮に2対1の激戦を勝利し、パリ大会出場権を獲得した後、オリンピックの金メダルを目標に掲げた。
両チームは土曜日、サウジアラビアの中立地で行われた第1戦で0-0で引き分け、アジア大会の2枠のうち1枠をかけて勝者総取りの対決となった。
2012年ロンドン五輪銀メダリストの日本は東京・国立競技場で高橋花選手が前半途中に先制し、後半に藤野青葉選手がリードを2点に広げた。
北朝鮮は残り10分を切った時点でキム・ヘヨンが1点を返し、キックオフのずっと前から試合終了のホイッスルまで、赤い服を着た数千人のファンが声援を送り、太鼓をたたきながら声援を送った。
ホストチームはパリ行きの切符を勝ち取り、池田は初の金メダルを目指した。
「オリンピックの出場チームは12チームしかないが、どのチームも強いチームになることはわかっている」と彼は語った。
「私たちは大会に向けて準備を整え、世界最高の選手になって金メダルを獲得することを目指しています。改善し、より強くなるように努めます。」
日本は2021年東京五輪で準々決勝で敗退し、昨年のワールドカップでも同じ舞台で敗れた。
池田氏は、世界ランク8位の日本のチームにさらなる厚みを加えようと努めてきたと語った。
「チームから強いプレッシャーをかけられると、主導権を握るのに苦労することがある。そこを改善する必要がある」と彼は語った。
北朝鮮は2012年以来3回目となるオリンピック出場権獲得を目指していた。
北朝鮮は昨年のアジア大会で新型コロナウイルスのパンデミック前以来初めて国際サッカーに復帰したが、杭州での決勝で日本に1対4で敗れた。
リ・ユイル監督は、オリンピック出場権を逃したことは残念だと述べたが、「素晴らしい試合」をした両チームを称賛した。
北朝鮮ファンの応援について問われると、彼は感極まって声を詰まらせた。
「見に来てくださったファンの皆様に結果を残せなかったのは本当に残念です」と話した。
「今後もより良いプレーができるよう努力していきます。」
日本は26分、田中美南選手のヘディングシュートをゴールキーパーのパク・ジュミ選手がクロスバーに当てたリバウンドを高橋選手が頭で合わせて突破。
このゴールで北朝鮮は殻を破り、ハーフタイム終了間際に日本のゴールキーパー山下彩夏がチェ・クムオクのゴールに迫るフリックを弾き出さなければならなかった。
北朝鮮はボールがラインを越えたと激しく抗議したが、ゴールは与えられなかった。
「今夜の試合は非常に重要な試合だった」とリは語った。
「今夜VARがあればとても役に立っただろうし、非常に役に立った」
76分、清水梨紗のピンポイントクロスを藤野が頭で合わせて2点目を決めた。
北朝鮮はその数分後、途中出場のキムがペナルティエリア内に突進し、チップボールで山下の上にゴールを決めて反撃した。
日本サッカー協会が運営の透明性の欠如と航空便の不足を理由にアジア当局に試合を平壌から移転するよう要請した後、第1戦はジェッダで行われた。