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2024レールウィーク3日目ブルートレイン14系客車と24系客車の違い

2015年まで走っていた寝台特急ブルートレイン。自分は子供のころに写真でしか見たことがなかったが主に14系と24系があり、初めて見たのは中学のころに京都駅で24系の急行銀河であった。じゃ何が違うのか?と書いていこうと思う

14系

鉄道模型だが14系寝台特急あかつき

14系はは1971年に国鉄が開発した車両で、スハネフ14(写真右の車両)の床下に車内のサービス用ディーゼル発電機が搭載されていて『分散電源方式』と言い1編成に2両スハネフ14(あかつきの場合)が連結されている。

多分だが、この部分に発電用のディーゼル発電機が組み込まれている。

ところが1972年に北陸トンネル火災事故を、きっかけとなり新たな客車を開発することになった。

24系客車

北陸トンネル火災事故の翌年1973年に国鉄が開発した。客車

14系と違うのがカニ24電源車(写真右の車両)を連結し1編成の電源を賄う車両であり『集中電源方式』と呼ばれる。

カニ24の車内。発電用ディーゼル発電機が2機搭載されており1編成最高15両分の電源供給が可能である。また床下には発電機用を動かすための軽油タンクがあり1回の給油が1000リットルと多い。

しかし14系と24系との混結編成もある

カニ24がなくてもスハネフ14(写真右)を連結すれば24系にも電源が供給が可能であり実際に急行はまなすがあったが.カニ24に比べると能力が劣る

また電源車が連結していない24系があり最初は驚いた

電源車の代わりに電車のようにパンタグラフがあり架線から電気を供給する『スハ25』寝台特急瀬戸や寝台特急あさかぜで使用されていた。

こうしてブルートレインが多種多様となったが新幹線の延伸や従来の特急と違って料金が割高になるため客足が年々減少傾向になり2015年に北斗星廃止に伴いブルートレインの歴史に幕を閉じ1つの時代とブームに終止符となった。

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