近い県外&遠い県内
三重県西部の伊賀市にあるJR関西本線&伊賀鉄道伊賀上野駅。京都府・滋賀県・奈良県と隣接する地域で交通の要所である。伊賀上野から西に2つ目の月ヶ瀬口で京都府相楽郡南山城村であり伊賀上野駅のJR料金地図を見て驚いた。距離の問題もあるが伊賀上野から1番近いと思っていた三重県の県庁所在地である津は片道990円で、え?高くない?と思った。結局、1番近い都市は奈良であり片道680円であり、同等の料金で県内を見てみると関西本線亀山駅の次の井田川駅であった。関西本線の非電化区間東の終点である亀山駅でも590円と西方面の同等料金は加茂・木津・上狛・西木津と棚倉以外(棚倉は680円)は京都府木津川市が近くに感じるのであった。
もっと県内方面を見ていくと参宮線の五十鈴ヶ丘駅までしか料金が書いてなく、書いていない二見浦・松下・終着駅鳥羽は片道の距離が101km以上となり多気から紀勢本線の三瀬谷駅以南と名松線の伊勢竹原以西も片道101km以上となり以上の区間での乗車券では途中下車が可能となり有効期間が2日以上となり旅がしやすくなる。逆に県外を見通すと名古屋(1690円)大津&京都(どちらも1170円)大阪(1520円)と県外の主な駅が片道100km以内にあり自分的には驚いていた。つまり東海地域の中心地名古屋より関西地域の中心地大阪の方が距離が近いことになる。
しかし同じ東海地域でも愛知県の関西本線弥冨<>名古屋と東海道本線枇杷島<>熱田が片道100km以内で岐阜地域を含む東海道本線清州<>醒ヶ井間&笠寺以東が片道101km以上で同じ東海道本線でも米原<>さくら夙川が片道100km以内と美濃地域より近江や京都よりも兵庫県西宮市が遠く感じるだが逆に岐阜や関ヶ原が遠いのが自分的に不思議に感じた。
JR伊賀上野駅は三重県でありながらJR西日本なので関西本線井田川以降はJR東海のためICOCA等の交通系ICカード利用は一旦、亀山駅で下車する必要があるので面倒な場合は乗車券の購入を、お勧めします。それと亀山から津・松阪・多気・伊勢市方面のJR紀勢本線&参宮線はICカードは使えませんので注意してください。