3年前の2021年3月。自分は大手配送会社を辞める直前に有給休暇の消化のため家族には嘘を言い仕事に行くふりして須磨海岸に出かけた。最寄り駅から木津経由で学研都市線乗り換え尼崎から快速に乗りJR須磨駅に降りた。駅の出口を出て徒歩1分ぐらいで須磨海水浴場に着き波打ち際まで歩いた。
3月だが来ている人が多く勿論、泳ぐ人いない。海水浴場入口の石段に座り眺めながら昼ご飯の弁当を食べていた。食べ終わると波打ち際を少し歩いてみた。天候が良く風があるが寒くは、なかった。どれだけ歩いたか覚えていないが海を見ていると気持ちが落ち着く。一時的だが現実を忘れて何か?考えごとをしていた。それは"あの人"のことを想っていた。あの人と来ていたら過去のことや30年近く"あの人"に隠していたことも話していたかも知れないと思いながら須磨の海を眺めていた。2時間ほど滞在していて須磨から明石に行き一度、魚の棚に行ってみたかった。今年、3月に金沢に出かけた商店街に似ていて店舗の大半が鮮魚店が占めている通りだった。かと言っていた買うモノがない。買ってしまえば家族にバレる恐れがあるからだ。その場で食べれるモノは買って食べてしまえば証拠が残らない。夕方ごろに明石からは特急スーパーはくと自由席に乗り京都経由で、いつもの仕事から帰る時間に合わせて帰宅したのであった。
夏じゃなくても須磨海岸は自分の心が癒せる場所であったので、もう一度行けたらと思う場所でもあった。
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