2021スケモンの黒幕についての話
※2021/11/30に追記しました。
結論から言うとこの考察記事は外れていたのですが、もったいない精神で削除せずこのまま残しておきます。
※2章までのハロウィンイベントストーリー、およびディズニー作品のネタバレを含みます。
ハッピーハロウィーン!!!(錯乱)
スケアリーモンスターズ・エンドレスハロウィーンナイト、楽しんおられるでしょうか。私はめちゃくちゃ楽しいです。
普段ゲームのストーリーの更新内容と特に合わせる事なく気ままに記事を投稿しておりますが、今回ばかりはイベントに合わせて書きました。
内容はタイトル通り、今回のイベントにおいて生徒を連れ去り残りの生徒もハロウィンパーティへと招待しようとし、ゴーストたちに〝あのお方〟と呼ばれる黒幕についての予想です。
◆黒幕について
早速黒幕について分かっている事をまとめていきましょう。
①ハロウィンをまだ終わらせたくない
②残った生徒たちに怪我人はいない
③招待状を送っている
④ゴーストたちを従え、〝あのお方〟と呼ばれている
大体こんな感じです。
①を見る限り「ハロウィーンが、終わる?……そんなの嫌だ!だって、だってまだ……」と言っている以上、黒幕はハロウィーンを終わらせたくない事がわかります。更に言うなら「だってまだ…」という言葉はハロウィーンで何かやり残した事があるという思いの表れではないでしょうか。
そして②、攫われた生徒たちが今現在どのような状況にあるのかはわかりませんが居なくなった時、同室にいた生徒たちに怪我人がいないということは、黒幕は生徒たちに害を加えるつもりは無いということです。
もし悪意をもって行なっているのであれば負傷者がいるでしょうし、居なくなった生徒たちの悲鳴を聞いたり血痕やらが残されていても不思議ではありません。
え?シルバーが聞いたリリアの悲鳴?あれに関しては一旦保留。後で触れます。
そうなると③招待状もリドルたちが言うような『侮辱している』『挑発している』のではなく純粋にハロウィーンパーティに招待したいのではないでしょうか。
つまり黒幕の人物は自分なりに生徒たちを楽しませようとして今回の騒ぎを起こしてしまったのだと思われます。
そして『ハロウィン』『誘拐する』『本人は喜ばせようとして行動している』『みんなを怖がらせ、大騒ぎを起こす』という要素に当てはまるディズニーキャラクターがいますね。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのジャック・スケリントンです。
ハロウィンタウンの恐怖の王様であるジャックは偶然たどり着いたクリスマスタウンの雪景色と明るく陽気な雰囲気に心奪われ、自分の力でクリスマスを作り出そうと計画しますがクリスマスを理解していないジャックとクリスマスタウンの住人たちは徐々に暴走していきます。
ハロウィンタウンで唯一まともな住人であるサリーの心配をよそにジャックはサンタクロースを誘拐し、サンタの代わりに子どもたちに恐ろしいプレゼントを配り世界中を大混乱に陥れますが最後には自分の過ちに気がつき、本来のクリスマスを取り戻すために奔走します。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
『ハロウィンという祭り』であること、生徒たちを連れ去るのは『誘拐されるサンタ』、生徒たちをハロウィンパーティに招待しようとする黒幕は『子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るが怖がらせてしまう』ジャックのオマージュなのでしょうね。
今回の黒幕にハロウィンタウンの王様であるジャックの要素が含まれているのであれば④のゴーストたちが〝あのお方〟と呼び従っているのもわかりますね。「生者たちを連れてくるように」という命令をしているのは単純にNRCの生徒たち全員に当てはまる特徴が生者ということなのでしょう。伝達が雑!
先程書いた通り、この黒幕はハロウィーンを終わらせたくないと考えているわけですがこれは『クリスマスタウンの光景に心奪われたジャック』のように『NRCのハロウィーンがとても楽しかった』のでしょう。つまり黒幕はNRCのハロウィーンに参加した人物であることがわかります。
そしてツイステの今までの期間限定イベントにおいて騒ぎを起こした原因の人物は新キャラであるならイベントの前半に登場し、既存キャラであるなら後半まで明かされないことが多いです。
前者に該当するのはフェアリーガラの妖精たち、ゴスマリのイライザ姫でしたね。後者に該当するのはバルガスキャンプのバルガス先生とインク瓶の怪物です。
よって、今回のハロウィーンのイベントの黒幕は既存のキャラクターであることになります。
・2020年のハロウィーンイベントに参加している
・既存のキャラクターである
・ハロウィーンに心残りがある
前2つはNRCの生徒と教師陣全員に当てはまりますね。しかしゴーストの世界には行けなかった教師陣が犯人である可能性はほぼないでしょうから除外。そして最後の1つが当てはまる生徒となるとかなり絞られます。
なぜなら多くの生徒はハロウィーンが楽しくて満足だったから終わってほしくないのです。
しかし黒幕はなにか心残り、やり残したことがあるから終わってほしくないという違いがあります。
と、なると全員が全力で楽しみ取り組んでいたメイン生徒たち22人の中に黒幕はいないという事になります。
…え?じゃあいままでの考察なんだったんだよ。
いやいや、1人います。
生徒で、ハロウィーンイベントに参加してはいたけどやり残したことがあるであろう人物が。
そう、監督生です。
監督生は前回のハロウィーンにてそもそもイベントの存在自体を知らされておらず、マジカメモンスター退治の際の描写もありませんでした。
エースたちが仮装用の衣装がないことをゴーストに伝えてくれたり、マレウスがハロウィーンを楽しめるようにと根回ししてくれたりと、生徒であるにもかかわらず限りなく客に近い立ち位置だったんですよね。
そんな監督生が『生徒たちにお礼をしたい』と思うのは不自然なことではないように思います。
でも監督生は魔法の使えない人間ダロォ!?と思われる方は以前書いた記事をご参照ください。
ざっくりいうと監督生の正体は悪魔で魔法も使えて、モチーフとなったキャラクターはファンタジアのチェルナボーグだという話です。
黒幕=監督生という事になると、辻褄の合うものも多くあります。
ルークが語っていた999人のゴーストたちの話は、ホーンテッドマンションが元ネタでしょうし、ホンテの要素が強いのはゴーストが住む屋敷であるオンボロ寮が深く関わっています。
監督生のモチーフ元のチェルナボーグはゴーストを従えている悪魔ですからゴーストたちに〝あの方〟と呼ばれているのもわかります。
オンボロ寮でトレイたちと交戦した謎の人物は招待状を門に挟みに来た監督生本人でしょう。
オンボロ寮の周りをウロついていたのは招待状を置きに来たからであり、見つかってしまったのはこんなに早くオンボロ寮の確認にくるとは思っていなかったのであれば分かります。ツメが甘いなこいつ。
そしておそらく人外なので人と感覚がズレているんですよね。監督生の恩返し(ただし人の心がわからないので演出がホラー)。
学園を覆っている魔法と闇の鏡をゴーストの世界と繋げること、生徒たちを攫うことも監督生がやったのでしょう。
よって今回の黒幕は主人公である監督生です。
前回のスケモンでマレウスが監督生に「ハロウィーンは楽しかったか?」聞いたように、監督生も誰かに聞くのではないでしょうか。
「ハロウィーン・パーティは楽しかった?」と。
◆マレウスとリリアについて
じゃあマレウスとリリアはどうなるんです!?という当然の疑問が湧いてきます。キービジュアルの緑の雷はわかりやすいくらいマレウスを示唆していますし、ハロウィーンエンドレスナイトのCMでも露骨なくらい黒幕っぽい演出です。
しかし彼らは黒幕ではありません。
ただ、黒幕である監督生の協力者ではあります。
先程言った通り、今回のイベントはナイトメアー・ビフォア・クリスマスから強くインスパイアされています。そして監督生はナイトメアのジャックの役、なら他にもナイトメアのキャラのポジションに当てはまる人物がいるはずです。
結論から言うとおそらくマレウスがサリーの役、リリアがファンケルスタイン博士の役に当てはまるのだと思います。
ナイトメア・ビフォア・クリスマスのヒロインであるサリーはジャックに思いを寄せる女性で、心優しくハロウィンタウン唯一の良識人で裁縫が得意です。クリスマスに入れ込むジャックを心配しています。
ファンケルスタイン博士はサリーの生みの親でありハロウィンタウンに住む偏屈なマッドサイエンティストです。ジャックに頼まれ、ソリとトナカイを製作します。
マレウスはゴスマリのリリアPSにて魔法で服を作るのが得意であることが書かれていました。裁縫が得意でジャックのサンタ衣装を任されたサリーと一致しますね。
招待状にあった『主催でのご用意には数に限りがございます』はある程度の数はマレウスが作ることが可能であるという事なのでしょう。
そして監督生が黒幕であるならマレウスが頼みを聞いているのもわかるんですよね。薄々間違っているのがわかっていても断りたくなかったんだろうな…
リリアは…正直まだわからないんですよね。ただマレウスのサリー役がほぼ間違いないことと、リリアとマレウスは実質親子のような関係である事を踏まえると、リリアがファンケルスタイン博士ポジションでハロウィーンパーティを行う上で大切なものを作るのでしょうが………料理とかじゃないよな…?
リリアの悲鳴に関してはまあ演技だろうな…というのが予想です。リリアの部屋で打ち合わせでもしてたんかな…
◆まとめ
というわけで今回のイベントの黒幕は監督生、協力者はリリアとマレウスという話でした。
監督生の正体のヒントがバンバン出てきているのでかなり興奮しています。イェーーッ!!
以前の記事で説明した通り、監督生の正体開示は7章後でしょうからおそらく今回のハロウィーンイベントで黒幕が誰なのか?については明言されないと思われます。
拐われた生徒たちに関しては無事だとは思いますが、今回のイベントがナイトメア・ビフォア・クリスマスがテーマになっている以上、ジャック(監督生)のやらかしに乗っかって生徒たちに危害を加えようとするウギー・ブギー役のキャラクターが登場する可能性はあります。
エンドレスナイト3〜5章はウギブギ親分ポジションのキャラを倒す話になるのかもしれないですね。
5章が配信されたらまたまとめ記事を書こうと思います。ここまで読んでくれてありがとうございました。それではまた。
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