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ツイステコミカライズと7人の監督生

※アプリ版メインストーリー、コミカライズ単行本1巻のネタバレが含まれます。
DisneyTwistedWonderland The Comic Episode of Heartslabyul 1巻発売おめでとうございます!!!!表紙のご機嫌ナナメな女王様全開リドルくんが最高ですね。新たな景色で描かれるツイステの世界を毎月楽しみにしております。観測範囲内だけでも枢先生やスタッフさんアシスタントさん達の仕事量が尋常じゃねえと感じますがなんにせよ楽しく作品作りされているなら1ファンとして嬉しい限りです。美味しいものいっぱい食べてていい布団でぐっすり眠ってほしい。

さて、ツイステコミカライズといえば第1話公開時に「伊勢海老くん」「ロブスター」「野崎くん(完全な流れ弾)」とかでTwitterランドでトレンド入りしたのを覚えている人も多いのではないかなと思います。
まあなんで伊勢海老くんこと円満雄剣(えんま・ゆうけん)くんがあんなに話題になったかというとひとえにアプリでなんとな〜く提示されていた監督生の情報やイメージとは180度違ったからというのも大きいのではないでしょうか。筆者もめちゃくちゃ動揺しました。どう見ても小エビちゃんという風貌ではない(推定185cm)(デッカ)。

この件に関しては原作者である枢先生が
「THE COMICと題されているように主人公も漫画独自の個性と人生を持つキャラクター。アプリの主人公とは少し似た部分もありつつかなり異なるアプローチでハーツラビュルに関わっていきます」と発言しています。
個性だけならまだしも人生と言っている以上、アプリの監督生とコミカライズ監督生の雄剣は完全に別人と断言してもいいでしょう。(口調も全然違いますしね)

しかし、ソーシャルゲームのコミカライズとは大抵原作のメインストーリーとほぼ同じ内容で展開するのがほとんどです。
ゲームでは明かされなかった細かい表情や動き、あるいは背景などを漫画ならではの表現で描いたり、原作で伝わりにくかった箇所に補足をいれたりするのが大半で、稀に原作とはあえて違うストーリーにしてひと味違うスピンオフを楽しむ作品もありますが『原作と違う主人公で原作とほぼ同じストーリーのコミカライズ』というのはあまり無いんじゃないかと思います。
しかしコミカライズが完全に原作アプリと同じストーリーなのかといえばそんなことはなく、よくよく読み比べるとかなりの違いが見受けられます。
そしてそのストーリーの違いは、漫画という媒体上仕方なく短縮・変更したのではなく明確な意図があり、本家アプリともつながる重要な情報を提示するための伏線なのではないかと思っています。というわけで今回の話題はコミカライズとアプリの違いや監督生について、あるいは今後の展開予想についてのお話です。


◆アプリとコミカライズの違い

漫画という媒体上、仕方なく短縮していると思われる箇所や、1話前半の雄剣のエピソードに関しては省いています。漫画版は太字で表記しています。当然ですがネタバレ満載なので気をつけてね。長いので飛ばして次の項目を読んでも大丈夫です

1話

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アプリ:闇の鏡の前のシーンで黒い影が映る
漫画:何も映っていない

アプリ:沢山の棺が浮いている部屋で制服を奪おうとするグリムに起こされ目が覚める
漫画:入学式の行われる鏡の間で目が覚め、自力で棺の扉を開ける

アプリ:学園長が迎えにきて鏡の間に行くまでの間に学園についての説明をしてくれる。
漫画:入学式が行われている途中に学園長が学園についての説明をしてくれる

アプリ:魔法士やナイトレイブンカレッジという言葉に反応する。魔法そのものには特に驚いていない
漫画:魔法という言葉に反応する。「まほうってアニメとかの魔法?」と雄剣が発言

アプリ:暴れ出したグリムをリドルとアズールが止める
漫画:アズールが協力しない。リドルのみでグリムを止める。

アプリ:学園長が監督生に「どうにかしてください!あなたの使い魔でしょう!?」と言う
漫画:雄剣に対する学園長の反応は特に無し。
リドルが入学式を妨害したグリムと雄剣に対してかなり怒っている。雄剣が魔法の実在に衝撃をうけている


2話

アプリ:闇の鏡の台詞は「汝の魂の形は…………わからぬ。この者からは魔力の波長が一切感じられない……色も、形も、一切の無である。」
漫画:「俺は魔法が使えないんだから入学しないぞ」と雄剣の台詞に対して
闇の鏡が『その者の言うとおりだ。その者からは魔力の波長が一切感じられない。色も、形も、一切の無である。』と言う。アプリ版よりも断定口調。

アプリ:監督生の出身地は不明。図書館に移動して調べる。学園長は「世界地図どころか有史以来どこにもあなたの出身地の名前は見当たりません。貴方本当にそこから来たんですか?こうなってくると貴方がなんらかのトラブルで別の惑星…あるいは異世界から招集された可能性が出てきましたね。」と言う
漫画:どこの国からきたか聞かれて「日本」と答えるが学園長は「ニホン…?はて、それはどこでしょう?私は世界中からやって生徒の出身地は全て把握していますがそんな地名は聞いたことがない。貴方、嘘をついているんじゃないでしょうね」という。図書館で調べない。

アプリ:監督生が「そういえば財布もスマホもない」「みたまんま手ぶらです」と発言
漫画:制服、剣道の道具、携帯(ガラケー)、財布(金銭)をそのまま持ち込んでいる

アプリ:寮に到着すると雨が降ってくる。雨宿りにグリムがやって来る。監督生はゴーストを怖がっている
漫画:雨が降らない。ゴーストたちがシャンデリアを落下させようとする。雄剣はゴーストを怖がらない

アプリ:グリムとゴーストを追い払う。学園長がやってきて再度ゴーストたちと戦う。学園長が変身薬でゴーストの姿になる
漫画:グリム登場せず

アプリ:監督生に対して学園長が「掃除の腕は中々」「まあどう見てもこのか弱さは猛獣使いでも猛獣にパックリとやられてしまいそうな…なんというかやはり女性的な感じが…」と発言(「しかし…ブツブツ…」の音量を上げると聞こえる)
漫画:雄剣に対して「入学を拒否しただけの胆力がある」「貴方、とても逞しい体をしていらっしゃいますね」と言及

アプリ:監督生とグリム2人一組で雑用係になる。朝、学園長が訪ねてくる。グレートセブンの石像の前でエースが話かけてくる
漫画:朝、学園長が訪ねてこない。雄剣ひとりでメインストリートの掃除を行う。グレートセブンの石像の前でエースとデュースが話しかけてくる

3話

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アプリ:グリムに紹介される。「珍しい響きの名前だな」と言われる
漫画:自己紹介すると「珍しい響きの名前だな」と言われた為言いやすい呼び方に短縮して雄剣→ユウというあだ名に

アプリ版:エースがグリムを馬鹿にした事がきっかけで乱闘になる。グレートセブンの石像が焦げたので罰として、監督生グリムエースの3人が窓拭き掃除100枚の刑になる
漫画版:グリムが登場。暴れかけたのを雄剣に止められるが、エースがグリムを馬鹿にした事がきっかけで乱闘になりグレートセブンの石像が焦げる。雄剣エースデュースの3人が即刻退学を言い渡される

アプリ:肖像画が登場する。デュースが同行するようになる。サボる為逃げたグリムを捕まえようとデュースが魔法でエースを投げシャンデリアが壊れる。退学を取り消すチャンスにドワーフ鉱山に行って代わりの魔法石を取ってくるよう言われる
漫画:退学を取り消すチャンスに、魔力が弱まってきているシャンデリアの魔法石の新しい石をドワーフ鉱山から取ってくるように言われる。肖像画は登場しない。

アプリ:リドルの登場無し
漫画版:学園長がエースとデュースが石像を黒焦げにした事をリドルに伝える

4話

アプリ:ドワーフ鉱山に行く。2人組のゴーストが「10年ぶりのお客様だあ!」と登場。追いかけられる。
漫画:ドワーフ鉱山へ行く。小屋でグリムが合流。ゴーストは登場しない

アプリ版:顔のない化け物が登場する。途中洞窟の魔法石も手に入れて4人で協力して倒す。
漫画版:化け物を4人で倒し切れない。リドルが化け物にトドメを刺す。トレイとケイトも登場。
ハートの女王の法律第304条『ハリネズミがくしゃみをした日にはトランプ兵が揃って歌を披露せねばならない』に違反した為エースとデュースが寮に連行される


コミカライズ1巻に収録されているエピソードに限れば大体こんな感じですね。抜けがあれば追加していきます。読み比べると同じストーリーのようでかなり違いがあるのがわかります。
特にコミカライズではシャンデリアを破壊していなかったり、ドワーフ鉱山にリドルがやってきたりするのが大きな違いですかね。


◆円満雄剣について

次はコミカライズ版監督生、円満雄剣くんについての設定に触れていきましょう。

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・都立雲雀高等学校の2年生
・剣道部副将
・廃部同然の剣道部をたった1人で立て直した
・やると決めた目標に真っ直ぐで決して諦めない
・剣道の公式試合に出場する為に元の世界に帰りたい

見るからにザ・スポーツマン!と言った感じの青少年ですね。
剣道部の後輩に「俺たちはみんなでひとつだ」と言ったり、顔のない怪物と戦うときも「個人戦では勝てない相手でも、団体戦なら結果が変わることもある」とチームワークをとても大切にしているのがわかります。大魔法士に憧れるグリムをみて剣道部の後輩の事を思い出しグリムに感情移入したり初対面のリドルをグリムの炎から庇おうとしたりと正義感が強く、情に厚い性格です。
一方で、徒歩で元の世界に帰ろうとしたり自分に攻撃してきたオンボロ寮のゴーストたちにも動じず接したりと凄まじい胆力の持ち主でもあります。あらすじに書かれてるごく普通の高校生ってなに? 
そういえば剣道部主将じゃなくて副将なんかーい!とも思ったのですが調べたところ副将はそこで勝負が決まってしまう事もある難しいポジションでチームの事を1番に考えられる人が適任なんだとか。なるほどなー。

コミカライズ1話の前半は雄剣の元の世界でのエピソードで主に剣道部の事にスポットが当たりますがその中に、小絲沙也(こいと・さや)という剣道部の後輩が登場します。

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他の剣道部員が説明してくれている通り、経験が浅く身体能力も低い。そんな彼は雄剣に憧れて剣道部に入部。「生まれつき体が弱いからってスポーツを諦めた僕と違って、先輩はやると決めた目標にまっすぐで決して諦めなかった」と語っていますね。

ところでこの雄剣と小絲の2人の関係…なにか引っかかりませんか?先輩に憧れてチームに入った後輩、生まれつきの要因で諦めた、やると決めた目標にまっすぐで決して諦めない……
この2人って色々逆転していますが、サバナクロー寮のレオナとジャックに似ているんですよね。レオナに憧れるジャック、雄剣に憧れる小絲。
雄剣はチームを大切にし、ジャックは群れるのを嫌うという対比もありますが2人ともかなり体格が良いのは共通です。小絲は体の弱さ、レオナは第二王子であるという生まれつきの要因に苦しんでいます。
そしてなにより決して諦めないという何度も触れられるワードと雄剣はサバナクロー寮の掲げる『不屈の精神』に当てはまります

と、なると枢先生が言っていた「アプリの主人公とは少し似た部分もありつつかなり異なるアプローチでハーツラビュルに関わっていきます」という言葉の意味もわかります。
今後、雄剣は『不屈の精神』でハーツラビュル寮を攻略していくのではないでしょうか
ハーツ→サバナ→オクタという順番だったアプリとは逆ですね。これは各寮の掲げる精神に優劣は無いというのがコミカライズで示したい事の一つなのではないかと思っています。


◆7人の監督生

雄剣が『不屈の精神』担当の監督生であるならば他にも各寮の精神担当の監督生がいてもおかしくないですよね。
現に雄剣はリドル・トレイ・ケイトとの会話がアプリ監督生よりも多いですし雄剣が剣道部にて信条としている「俺たちはみんなで一つ」という言葉はトランプ兵たちを連想させます。なんというかハーツラビュル特攻持ちなんですよね、雄剣。

そしてコミカライズにはエピソードハーツラビュルというサブタイトルが設けられています。ならば次、エピソードサバナクローやエピソードオクタヴィネルでは『慈悲の精神の監督生』や『熟慮の精神の監督生』が現れる…つまりエピソードごとに監督生が変わるのではないでしょうか。
1話のカラーイラストに7本の鍵が描かれているのも意味深ですね。

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ちなみにアプリの監督生は高尚の精神担当だと思われます。ディアソムニアの高尚の精神は複数の意味がありますがその一つに『郷に入っては郷に従え』というものがあります。マレウスやリリアが何度も触れていますね。
郷に入っては郷に従う…その土地(又は社会集団一般)に入ったら、自分の価値観と異なっていても、その土地(集団)の慣習や風俗にあった行動をとるべきである、という考えですね。
他者のルールを尊重しそれに合わせることができる余裕があるのが高尚の精神であるとも言えます。しかしキチンとルールに合わせたのにも関わらずそれを反故にされるとキレます。
現にアプリの監督生が明確に怒りをあらわにしたのは「盗んだものは返さなければならない」というハーツのルールに従ったのにも関わらずマロンタルトを台無しにされたときです。あの時詳しいルール(なんでもない日のパーティにマロンタルトはダメであること)を事前に説明してれば監督生は怒らなかったんじゃないかと思います(まあそれが出来てれば話終わってたんですけどね!)
この辺の更に詳しい説明もしたいのですが話題から逸れるので保留。とにかくアプリ監督生は高尚の精神担当だと把握してほしい。

つまり

エピソードハーツ 円満雄剣 不屈の精神
エピソードサバナ ?    慈悲の精神
エピソードオクタ ?    熟慮の精神
エピソードスカラ ?    奮励の精神
エピソードポム  ?    勤勉の精神
エピソードイグニ ?    厳格の精神
エピソードディアソ アプリ監督生 高尚の精神

こんな感じであと5人のネームド監督生が登場するのではないでしょうか。ちょっとエピソードイグニハイドだけは自信がないのですがハーツが雄剣でディアソがアプリ監督生である以上、厳格の精神の監督生はイグニハイドに来るのではないかと思います。ちなみにエピソードディアソムニアは原作アプリのストーリーの事なのではないかと思っています。
余談ですが雄剣の後輩である小絲がもしかしたらどこかのエピソードで監督生として登場するのかもしれません。フルネーム付きでモブとは明らかに異なる扱いですしね。

そうそう、ネームド監督生がアプリ監督生を含めて8人とかではなく何故7人だと言えるのか?についてはおそらく、童話の『青髭』の要素が組み込まれているのではないかと推測します。

ある金持ちの男は、青い髭を生やしたその風貌から「青ひげ」と呼ばれ、恐れられていた。また、青髭はこれまで6回結婚しながら、その妻たちは、ことごとく行方不明になっていた。そして青髭は紆余曲折の末、とある兄弟の末の妹と7回目の結婚をすることになった。そして新妻はある日、好奇心に負けて入ってはいけないと言われた部屋を開けてしまい、部屋の中に青髭の先妻の死体を見つけた。新妻は死体を見つけた驚きで鍵を血だまりに落としてしまい、すぐに鍵を拾い上げたものの、魔法のかかった鍵に付いた血は、拭いても洗っても落とすことができなかった。部屋に入った事がばれて青髭に殺害されそうになった新妻だったが妹の危機に気づいた兄たちによって青髭は倒され間一髪で助かる。その後、新妻は青髭の遺産を全部手に入れて金持ちになり、その財産の一部を兄2人と姉のために使った。
             (──童話『青髭』)

ペロー版やグリム版などに細かい違いはあれど、自分の花嫁を殺してきた青髭が7人目の花嫁がきっかけとなって死ぬ。という点は共通です。

『7人の花嫁』『魔法の鍵』『同じ立場になった者たちが次々と変わる』…監督生たちと共通点が多いと思いませんか?
監督生という役職は青髭における次々と変わる花嫁たちにあたるのではないでしょうか。

いやいやディズニー作品に青髭がテーマのアニメ映画とかないでしょ?と思われるでしょうがディズニーの網羅するジャンルの幅広さを舐めてはいけない。たしかにアニメーションに青髭が題材となっているものはありませんがディズニーリゾートに青髭が組み込まれた物が存在します。

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そう、ホーンテッドマンションです。

ホーンテッドマンションの出口横には、『青髭』のものと思われる「BLUEBEARD」と彫られた墓標が存在します。
そして「BLUEBEARD」だけでなく、彼が娶った7人の妻の名前もあります。
6人目の妻までは1年おきに亡くなっているようですが、最後の7人目の妻だけは没年が彫られていません。そして「7人目の妻を娶らなければ、彼は死なずにすんだのに」という文字も彫られています。
ゴーストの登場する古びた屋敷…ホーンテッドマンションの要素が監督生たちが住むことになるオンボロ寮の元になっているのはなにも不自然ではありません。


では、ツイステにおける『青髭』は誰なのか…いやまあ勿体ぶる必要ないですね。ツイステにおける『青髭』は学園長ことディア・クロウリーです。

オンボロ寮に監督生たちを住まわせる事を決めたのは学園長ですし、学園長自身の衣装には大量の鍵がついています。黒と濃い青を基調としたビジュアルは青髭の要素が組み込まれているのも理由の一つなのではないでしょうか。

また、アプリメインストーリーの0.開幕プロローグとコミカライズ1話冒頭で学園長が鏡の前で「鏡よ鏡……」と話かけているシーンがあります。
アプリは学園長の姿が見えませんが本人の声と金属がこすれるような音(おそらく鍵束の音)が聞こえ、コミカライズは口元のみで顔全体は映りませんが、カラー時の学園長の口元(唇の色)と一致します。

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そしてアプリのプロローグ、コミカライズ1話冒頭にて映る場所はプレイヤーがカードを召喚する場所と同じです。

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つまり監督生たちをツイステッドワンダーランドに呼び寄せていたのは学園長であるという事になります。

ざっくり言うと学園長が何度も『監督生ガチャ』を引いているってことだと思うんですよね。
そして引いた監督生で目的が達成できない時はリセットし、何度もループをさせているんじゃないでしょうか。今後出るかもしれない監督生たちの事を考えると、おそらく2回とか3回とかそんな数ではないくらいリセマラしてます。言い方。

あとはまあ、メタ的な話ですが、ツイステのメインの媒体はアプリゲームの方ですからコミカライズで物語の本筋をやるとは思えないんですよね。
青髭の話をふまえると『7番目の花嫁』であるアプリ監督生が何か変化をもたらす、あるいは終わらせる存在なのだと思います。
ですから雄剣は青髭の1〜6番目の花嫁であり、おそらくどこかで失敗してしまった監督生なのではないでしょうか。
流石に青髭の1〜6番目の花嫁たちのように殺されてはいないと思いますが……いないよね?

つまりコミカライズとは、アプリ監督生がツイステッドワンダーランド来る前の出来事であり、実質学園長の過去編なのではないでしょうか。
Gファンタジー本誌掲載時の登場人物一覧が上から雄剣、学園長、グリムで学園長が2番目でグリムよりも上に来ているのはコミカライズでも重要な存在である事を示唆しているのかもしれませんね。


◆まとめ

というわけで今回のまとめ。

・アプリの監督生とコミカライズの監督生は完全に別人
・コミカライズ監督生の雄剣は『不屈の精神』に則ってハーツラビュル寮を攻略していく
・エピソードごとに監督生となる人物が変わり、今後新しく5人の監督生が登場する
・監督生たちをツイステッドワンダーランドに呼び寄せているのは学園長
・学園長は目的を達成できるまで何度もループして目的を達成できる別の監督生を呼び寄せている
・コミカライズは実質学園長の過去編

というのが大まかな推測&予想です。
コミカライズは収録されていない5話あたりから明確に話が変化してきているのでその辺の違いも書きたかったのですが単行本組にネタバレになるので省きました。まあTwitterの方には普通に書いているんですけどね。興味があれば突撃してみてください。
気力があれば今後またコミカライズについてnoteでもまとめたいと思っています。小絲くん実は女の子では?とかコミカライズハーツ編はトレイパイセンがやばいんじゃないか?とか色々書きたいことがあるのです。今後出るかもしれない『〇〇の精神担当の監督生』の設定を予想するのも楽しいかもしれないですね。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
それではまた。


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