ツイステの監督生こと主人公の正体は悪魔か？という話 part2
ツイステアニメ化ですってよ奥さん！！予想していたよりも大分早いアニメ化決定の知らせで驚きましたが何にせよ楽しみです。アニメで見たい原作のシーン挙げようぜ！俺、プロローグのエースぶん投げシャンデリア破壊デュース。他にもアニメ化でオバブロ組の回想でキャラの幼少期やリドル母やファレナ兄ちゃんのビジュアルが判明するのかもしれないと思うとワクワクします。
監督生に関してはアニメのあらすじが『異世界に召喚された主人公(あるいはユウ)』だったらゲームの方の監督生と同じ人物だと思います。
というわけで今回は以前の記事の話の続きです。
いつも通り本編・イベント・ホームボイス・PSのネタバレが含まれますのでご注意下さい。
以前の記事を簡単にまとめると、監督生の正体は学園長ディア・クロウリーに召喚された『悪魔』で、モチーフとなったヴィランは『ファンタジア』の『チェルナボーグ』。だという話をしましたので、更に監督生が悪魔であるという説の補強をしていきます。
最初に言っておくとツイステにおける『悪魔』の特徴や生態はメインライターである枢やな先生の代表作『黒執事』における悪魔、セバスチャンらとほぼ同じ設定だと思われます。
そして悪魔の特徴の一つに『悪魔は人間と味覚が違う』というものがあります。作中でセバスチャンが「私の味覚は人と違いますから」「鳥類の肉を美味しいと思ったことがない」と触れています。つまり悪魔は人間の食べ物が不味く感じるという事なのでしょう。
ならば監督生も人間の食べ物は不味く感じている&味をよくわかっていない可能性が高いです。
監督生は作中何度か食事をしている場面がありますが……
こいつ全く味について触れないな………
1章でのトレイのユニーク魔法初披露の時に「好きな食べ物は？」と聞かれてなにも答えないのはまだ判りますが、全員が美味しいと感じているフェルミエ家りんごジュースや、全員不味いと感じている魔法薬について選択肢の一つくらいはあってもおかしくありません。特に後者の魔法薬は「うげぇ…」とか「まっっず！」みたいな反応はあっても良さそうなものです。それなのに監督生は一切反応しません。唯一味について触れたのは5章の合宿でのヴィルのお手製低カロリー食で「ヘルシーで美味しかったよ」と言っていますが…ヘルシーって味の感想ではないですよね。
監督生は食べ物の味がわかっていないのであれば、説明のつく物もあります。星に願いをイベントにてトレイがホームボイスで言っていた台詞です。
「人形の男の子は嘘をつく度に鼻が伸びたらしい。お前も、そんな魔法にかかったら困るんじゃないか？」こんな事を言う以上、トレイは『監督生が嘘をついている』という確信があるということになります。
監督生はプレイヤーも含め周囲を騙している…というか監督生の正体開示がツイステにおける一つの山場である訳ですし、トレイが監督生を嘘つき認定しているのは正しいのですが、何でその事に気づいているのがトレイなのか？という疑問が出てきます。
それこそキービジュアルのセンターを張っている重要キャラであるマレウスとか、俳優やモデルといった演技を生業とする職についているヴィルとかでも良いはずです。
ならトレイが『監督生は嘘をついている』という事に気がついたのはトレイでなくては分からない事がきっかけであるいうことになります。
つまり…食べている時の反応。
現にトレイは1章でケイトが本当は甘いものが嫌いであるということに気づいていました。それと同様に『美味しそうに食べる演技をする監督生』が嘘である事を見抜けたのでしょう。しかし、
オルトのバースデーギアのホームボイスにてオルトは「あんまり美味しそうに食べてるから君の写真を撮っちゃった」と言います。ならトレイの台詞の件と矛盾してるじゃん！となりますが、この事に関してはオルトのPSを読むと解決します。
オルトは『映画を見る事で人間の反応を学んでいる』のです。映画の役者の演技と、現実の人間の食事の反応が同じなはずはないですよね。映画を教材にしているからこそオルトは監督生の食事をとても美味しそうに食べていると思い、実家がケーキ屋であり物心ついた時から客のリアルな反応を見ているであろうトレイだからこそ、監督生が美味しそうに物を食べている姿は演技である事に気づけたのでしょう。
あくまで食事の時に演技しているというのに気づいたというだけで監督生の正体にまでは至っていないと思いますが、普通の男ってなんだよ。
アリアーブ・ナーリアイベントにて監督生がどっちの具材で食べたいかと聞かれて出た肉と野菜の選択肢も
監督生からすれば自分にとってはどっちも不味いもので大した違いがないからなのだと思います。味がわからないだけでなく、もしかしたら食事そのものが特に必要ないのかもしれないですね。
というわけで今回のまとめは『監督生は人間の食べ物の味がわからない』という話でした。ここまで読んでくれてありがとうございました。
それではまた。