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筆者が思う関西

関西の特徴

大阪市

皆さんもご存知の通り、大阪市は近畿地方の中枢都市です。また、2025年1月1日に特別区制度に変わります。大阪市は近畿地方の交通網が集中しており、新幹線が停まる新大阪駅もあります。また、関西空港や伊丹空港にもアクセスが出来、オフィスも集中しております。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや大阪城、あべのハルカスや通天閣もあり、観光需要もあります。また、京セラドーム大阪やヨドコウ桜スタジアムもあるため、スポーツも楽しめます。

大阪南部(大阪市以外)

堺市は大阪府2番目の都市であり、大阪に通勤もしやすいのが特徴です。他に関西空港もあり、交通の便も良いです。泉北高速鉄道もあり、郊外地区も広がっています。奈良との行き来もしやすく、東大阪市には花園ラグビー場もあるので、ラグビーも楽しめます。そして、サッカーに使うこともあります。

北摂

関西大学もあり、万博公園もあります。万博公園に「パナソニックスタジアム吹田」と呼ばれるヨーロッパ風のサッカースタジアムもあり、サッカーも楽しめます。また、阪急電鉄やJRがあるので便利です。阪急は梅田を通らずに神戸や京都などを行き来出来るため、混雑も避けられるのが特徴です。東海道線は通称京都線と呼ばれており、新快速と特急がかなり飛ばすのが特徴です。普通・快速と新快速・特急を分けることによって、滋賀や京都からのラッシュも避けることが出来ます。また、新大阪や大阪、列車によっては関西空港まで直通で行きます。そして伊丹空港もあり、交通の便も最適です。

京都

京都は皆さんご存知の通り昔の都です。五重塔や金閣寺・銀閣寺、寺などがいっぱい存在し、観光客も集まってきます。京都には景観保護法という条例があり、京都にある建造物の高さが全体的に低いのが特徴です。そして駅には京都とは思えないぐらい近未来的な建造物もあります。新幹線もあるので、東京や博多から一本で来ることも出来ます。同志社大学もあります。亀岡市に目を向けると、亀岡駅のそばにサンガスタジアムがあるので、サッカーを楽しめた上、足湯や保育園などもあります。

神戸・尼崎・西宮・芦屋

神戸・尼崎・西宮・芦屋には甲子園球場があるので、野球を楽しめます。また、「ノエビアスタジアム神戸」と呼ばれるサッカースタジアムもあり、スター軍団になったヴィッセル神戸の試合も楽しめます。そして有馬温泉と呼ばれる日本三大名泉があります。更に繁華街やポートアイランド、マンション群もあるので、観光需要や通勤にも最適です。また、関西学院大学もあります。

滋賀

琵琶湖と呼ばれる日本一大きい湖があることが有名であり、数多くの川が琵琶湖に向かって流れます。琵琶湖からは大阪湾に向けて瀬田川・宇治川・淀川が流れています。大津・草津を中心に人口が集中しています。大津や草津からは新快速等に乗って一本で大阪に行けます。湖西線もあり、大阪と敦賀を一本で結ぶ特急を走らせる重要な路線もあります。そして新幹線は米原に停まります。また、彦根城や安土城跡、長浜城もあるので、観光需要も優れてます。更に立命館大学びわこ・くさつキャンパスもあります。

奈良

京都よりも前に都があったのが奈良です。平城京と呼ばれています。また、奈良公園の中には東大寺があり、そこには大きな大仏があります。他に興福寺などもあります。奈良公園敷地内や周辺には鹿が生息しており、鹿せんべいを与えることが出来ます。そのため、鹿せんべいが販売されています。若草山には自然豊かな草原が広がっており、そこにも鹿が生息しております。また、吉野町に目を向けると室町時代前半の南北朝時代に存在していた南朝があります。また交通の便が良いので、大阪に通勤する人も多いのが特徴です。

和歌山

和歌山は皆さんご存知の通り紀州であり、梅が有名です。和歌山城もあれば、ポルトヨーロッパと呼ばれる観光地もあり、和洋折衷なのが特徴です。山の方へ目を向けると高野山があります。紀南に目を向けたらアドベンチャーワールドや白浜温泉もあります。そして串本町はロケットの町と呼ばれており、ロケットの打ち上げに専念しています。また和歌山市からは阪和線で大阪に通うことが出来、関西空港も近いです。

北近畿・若狭

北近畿・若狭には小浜や豊岡・城崎温泉、舞鶴、福知山などがあります。城崎温泉以外にも温泉が多く、古くからの街並みや自然も多いのが特徴です。絶景も多く、海にも面しています。また、ローカル鉄道も盛んなので、鉄道ファンにも大人気です。人口も少ないので、静かに暮らすことも出来ます。

三重

三重県は近畿地方と言う人も居れば、東海地方と言う人も居ます。伊賀などは大阪への通勤圏、四日市などは名古屋への通勤圏となっております。三重県には伊勢神宮があり、多くの参拝者が訪れます。松坂牛も有名です。志摩にはスペイン村などもある他、鳥羽には水族館などがあります。一方の伊賀には忍者村で有名です。

関西はどこまでか

文化的に見たらどこまでが関西か

文化的に見たら岐阜県関ヶ原で別れるのでしょう。関ヶ原というのは西暦1600年に発生した関ヶ原の戦いにて東軍と西軍が戦ったため、関ヶ原が境目と言われております。また、関市を基準にして分かれたり、中山道の木曽路にある関所で東西を分けるという説もあります。一方で、関東と関西の違いで有名なエスカレーターは三重や京都で左乗りと右乗りに分かれます。しかし、桜餅の形は山梨・静岡・愛知・岐阜・福井までが関西風です。そのため、文化的に見るのは難しいです。

地学的に見たらどこまでが関西か

地質学的に見たら糸魚川ー静岡構造線でしょう。NTT基準で見ると若干違いはありますが、ほぼ変わりません。しかし、気象庁の基準は大きく異なります。京都・滋賀・奈良・和歌山までが関西であり、三重・岐阜・福井以東が関東とされています。

近畿地方よりも西の方に目を向けるとどこまでが関西なのか

境界線より西側は西なので、極端な事を言えば関西です。西日本=関西という認識でも良いと思いますが、沖縄県は元々日本ではなく琉球王国でした。そのため、沖縄を除く西日本全般的に関西だと筆者は思いますが、認識は人それぞれありますので、関西の西端はどこかははっきりしていないでしょう。

結論

結論を言うと関西は鹿児島・長崎から糸魚川ー静岡構造線でしょう。関東は糸魚川ー静岡構造線から千葉・茨城・仙台・岩手・青森ということになると思います。

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