感情移入
なんでよく、話を聞いて欲しいと言われるのか気になって、相談してくる人に聞いてみたら、「何となくなんでも話してしまう」と言われて結局よく分からなかった。
そんなわけで自分で理由を考えてみたら、相手に感情移入しやすいからな気がしてきた。
よくテレビとか本とかで聞く、相手の立場になって考えてみるとか、自分に置き換えて考えてみるって言うのは正直ピンと来ない。話を聞いてて自分自身はそこにいるし自分の感情もある、相手の話は相手のことだともしっかり認識してる。
じゃあ自分がいつも感じてる感情、自分にとっての感情移入ってなんなんだろうねって考えてみたら、「相手の感情が自分に流れ込んでくる」が正しい気がする。自分の中に話を聞いてる自分の感情と話をしている相手の感情の2つが同時に存在してるみたいなイメージ。
だから、相手が悲しくて泣いてる時に自分も悲しくて涙が出てくるけど、いつも自分がなんで泣いてるのかよく分からない。
多分それは、入ってきた相手の感情に対して体は涙を流してるけど、頭で考えてるのは自分の感情だからそこにギャップがあるのかな。
単純に自分の感情として悲しくなって、自分が泣いてる説もある。正直よく分からない。
なんにせよ、自分という話し相手の中に、話し相手自身の感情が存在してるから、擬似的に向こうは自分と話してるような感覚になって話しやすいのかね?
そういう人間心理学みたいなことが気になるけど、これを知識や技術的なものとして知ってしまうと、自分が自分でなくなる気がするので調べないでおく。
ただ、人の話を聞いて人の助けになれることは自分としても嬉しいけれど、色んな感情を感じすぎて自分自信が疲れてしまうことが多々ある。
最近がまさにそう。その辺の塩梅をつけながら色んな人の助けになれたらなぁと思うこのごろ。
あとは、人の話を聞く割に自分の話を聞いてくれる人は周りにはあまりいない。でもこれは回りが悪いのではなく、自分から話そうとしていない自分が悪い気がする。
だから、自分みたいな人の話を聞きながら引き出してくれるような、ついつい自分から話したくなるような友人が欲しいな。
最近色んな人の悩み相談を聞いて、自分が疲れてしまっているから、長々書いたけど結局言いたいことはこれ。