一分間アウトプット勉強法なるものを見つけ、無機化学で実践してみた。 勉強シリーズ その8
どうもこんにちは、サァモンです。よろしくお願いします。
アウトプットについて調べていると、一分間アウトプット勉強法なるものをいくつかのサイトで見つけました。
そこで平凡な頭である私は、少しでも成績を上げたいと思い、この勉強法に挑戦してみました。
結論から言うと……めちゃくちゃ頭に入る!! です。
具体的にどのような勉強法なのか、説明しますね。
1,勉強する目的を決める
2,テキストに要点を三色ボールペンで記していく
3,ポイントをメモし、まとめる。
4,まとめたものを一分で説明する。
これだけ見ると、すごく簡単そうですね。
しかし実際は……すごく簡単でした。
試しに以下の問題集の無機化学の一部をやったんですが、覚えられなかったところが頭にすんなり入ってきました。
実際にその成果を披露してみたいと思います。
まず、私が勉強したのは、無機化学3章の『遷移元素とその化合物』です。
その中でも今回は鉄がどんなイオンと反応するのか、という説明をしたいと思います。
こちらの表ですね。
書き込みがあったり、見づらかったりと申し訳ありません……。
ですがこの表、まるまる覚えるのは大変ですよね?
けれど私は一分間アウトプット勉強法で覚えることができました。
まず、鉄はコークスから生じたCOによって鉄鉱石を還元させることで単体を得ることができます。
ここまでは画像にもある通り、そのままの説明です。
次から本番です。
上の表において、鉄と反応するイオンは4つありました。
OH- , [Fe(CN)6]4- . [Fe(CN)6]3- , SCN- の4つです。
そして鉄には2価の陽イオンと3価の陽イオンがあります。
長くなるので、今回は2価の陽イオンの方を見ていきましょう。
こちらをご覧ください。
うーん、写真が少し見づらいですね……。
次からはボールペンで書くことにします。
そして字の汚さに関しては申し訳ありません、としか言いようがありません。
さて、ここからどのように覚えたか、ですが……まず、私はここに注目しました。
緑の丸がつけられている部分です。
こちらは共に緑色という共通点がありました。
これをとっかかりにすれば、OH- との沈殿色は完璧に覚えられます。
そして次はこちら。
新たに加えた赤丸部分です。
どうですか? イオンの価数だけを見れば、+1 されていますよね?
ここが味噌です。
もう一度私が最初に提示した表を下に貼りましたので、見てください。
(あっ、見てほしいところがぼやけてる……)
え、えっとですね、画像では確認しづらいのですが、鉄イオンの3価の陽イオン(下の段)を見てください。
こちらは2価の陽イオンと比べて、3価の陽イオンは [Fe(CN)6] のイオンの価数が 4 となっている方(青線部分です)と反応しています。
+1 されているんです!
そして、[Fe(CN)6] の反応によってできる沈殿色は、2価、3価、共に濃青色になるようです。
覚えやすいですよね。
このように、一分で話すために勉強するぞー! となると、意識が嫌でも細かい所に向きます。
そうすることで色々な共通点が見つけることができ、暗記の取っ掛かりになります。
これは、インプット大全でも同じようなことが述べられていました。
アウトプット前提の勉強だと、より記憶の底にインプットできる。
そのようなことがここには書かれています。
まさに一分間アウトプット勉強法と同じですよね。
私はこれからこの勉強法をガンガン活用していこうかなと思います。
気になった方は試してみてください。
では、今回はこの辺で。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
またお会いしましょう。
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