消化器内視鏡専門医試験 91問/100問(2023年7月)
2023年7月の消化器内視鏡専門医試験の覚書になります。
約91問ほどメモしております。
勉強法としてはまずは過去問(第5版)、内視鏡雑誌の過去問、消化器内視鏡ハンドブック第2版(総論部分)を繰り返し行いました。
新問や難問も散見しますが、過去問とその周辺知識をしっかりとしておけば合格点はとれると思います。
総論
① インフォームドコンセントについて正しいもの
・平易な言葉で説明
・不安軽減のために鎮静剤を使用し説明
・不安軽減のために合併症については簡単に説明
② 鎮静剤について誤りを2つ選べ
・ジアゼパム、フルニトラゼパム、ミダゾラムではジアゼパムが最も催眠作用が強い
・もっとも理想的なのは医師と患者との間で主に口頭でcommunicationを保つことができるconscious sedationである
・塩酸ペチジン、ペンタゾシンなどの鎮痛薬系統の薬剤は催眠作用は弱い
・塩酸ナロキソンはベンゾジアゼピン系鎮静薬の拮抗薬である
・Sedationの副作用は呼吸抑制、循環抑制、覚醒遅延などがあげられる
③ 上部内視鏡挿入法で正しいもの2つ選べ
・挿入時は患者の頭頚部を若干前屈にする
・挿入困難時は軽く嚥下してもらう
・挿入時に吸引操作はしてはいけない
・スコープはたわむように挿入する
・アングルはロックして挿入する
④ 画像強調内視鏡について正しい組み合わせ
過去問とほぼ同じ内容
⑤ 高周波を用いた内視鏡治療について正しいもの
・対極板の貼り方
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