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私とoasis

こんにちは。凧です。

英国ファッキン眉毛兄弟が復活したよ❗️
日本ツアーもするよ❗️という事で

今回は

私と
オアシス、いや、ウォエイシス
否、
oasis

についてダラダラと書こうと思います。

初めてoasisを聴いたのは確か中学一年生の頃。毎日サッカーをし、ハイライトで海外スター達のプレーに目を踊らせる。そんなどこにでもいる中学生でした。試合などの移動中に音楽が聴きたいという理由で親にせがんで買ってもらった(オークマン、いやウォークマン。)
失礼、WALKMAN。私の好きな曲を入れてもらった後、親が持っていた洋楽ベストと銘うった謎のアルバムに収録されていたWhateverとDon’t Look Back In Angerが初めてのoasis。当時、星野源大好き中学生の私はすげぇーめっちゃ良い曲!とだけしか思わず、謎のアルバムの知らないアーティストの名曲を一時期鬼リピするもののディグの手段が無かった(発想がなかった)ため、他の曲を聴く事はなく月日が経ちました。(この頃、星野源以外にも斉藤和義、奥田民生など父の趣味に影響を受ける。)

高校生になると遂にiPhoneという文明の力を私は手にし更にサブスクという革命の恩恵を受ける事になりました。部活に行き、家に帰り音楽を聴く。そんな毎日を過ごしている中でとあるアーティストに辿り着くまでにはそう時間はかかりませんでした。太眉の二人がぶっきらぼうな顔でこちらを睨みつけているようなアーティスト写真。そのアーティストの名はoasis

Noel gallagher(兄) , Liam gallagher(弟)

まずはトップソングを聴くタイプだった私は、数年の月日を経てDon’t Look Back In Angerを聴く事に。数年ぶりに聴く美しいその名曲は優しくそして懐かしく聴こえました。どこかで聴き覚えのあるメロディと声、父に
「この人たち知ってる?」と聴くとウォークマンに入れていたとのこと。そこで遂に中学生の時に意識せず聴いたあの時の謎のアーティストを認知しました。そこからはご想像の通り、Rock ‘n’ Roll Star, Supersonicの激しさ、Champagne Supernova, Wonderwallの美しさに
ファッキン惚れる事になるのです。美しいメロディ、透明感のある伸びやかな声で響くボーカル、一度聴いたら虜になるギターリフの数々。既に解散している事にショックを受け、どっちがリアムでどっちがノエルかわからない時期は終わり、高校受験の際にはこれら数々の名曲たちを励みとした事をよく覚えています。

再び時は流れ、私は大学生に。身の回りで少し心に来る事があり人生がどうでも良くなった私はLive foreverに何度も支えられました。そうした中、大学生になり小金を持った私はブリットポップファッションをすべく、adidasのトラックジャケット、モッズコートを買いました。(眉毛は太くしませんでしたが。)
ブリティッシュカルチャーの古着を取り扱っている店長にありがたいお世辞の言葉をいただき、

「あ、好きなアーティストが着ていて、、、」

と呟いたあの日は恥ずかしさと高揚で胸がいっぱいになりました。友人にジャージだと笑われた時は心の中で相手をファッキンセンスのねぇ馬鹿野郎だと思った事も今では良い思い出です。またこの頃から私は幼馴染と海外サッカー観戦をする事になり、あるチームを応援する様になります。そう。

Manchester Unitedを。

Manchester UnitedとManchester Cityは同じ街のライバルクラブ。「いやそこはCityだろ」と感じたあなた。あなたの言いたい事はわかります。確かにギャラガー兄弟は大のManchester Cityファン。地元クラブが奮わなかった頃から応援し続ける生粋のCityzenです。

有名ですよね。この画像。仲良しだね。

稀代の名将、ペップグアルディオラが率いるCityは現在絶好調。「応援しない理由がない。」そう考えているでしょう。

何もわかっていない。何があろうとマンチェスターは赤なのです。歴史が違うのです。過去、ヨーロッパの舞台で恐れられ圧倒的な強さを維持し続けてきたのはUnitedなのです。わかりますか???(ギャラガー兄弟、古くからのシティファンの方々、若者の戯言をお許しください。)
小学生の時に見たガンバ大阪との試合。ルーニー、
ギグス、クリスティアーノ・ロナウドらが地元クラブを圧倒するプレーをした赤い悪魔に心奪われた小学生の私。(この頃、FC Barcelonaも大好きだった為、BarcaとUnitedを今でも応援している。)

2008年クラブW杯

そんなチームを裏切る事ができない訳です。ここで少しだけoasisに対し複雑な思いが芽生える事になります。

話を現在に戻しましょう。共に海外サッカーを観始めた幼馴染はCheseaを好きになり、blurを愛しました。

Chelseaサポーターを公言するblurのdemon

巷では知ってか知らずかトラックジャケットが大流行り。私を笑った友人も今では”ジャージ”を着てInstagram。あの古着屋の店長は大儲けしている事でしょう。海外サッカーではManchester Cityがプレミアで覇権を握りCLでは悲願の初優勝。対する我らがUnitedは情けない結果のここ10年。サッカーユニフォームを私服で着る文化も芽生え始め、大勢の人々が水色のユニフォームを身に纏います。その影響は音楽にも及び、私の好きな日本人ラッパーたちは次々と憎き水色チームに関するリリックを綴っています。街中で水色のユニフォームを見る時、好きなアーティストがハーランドがどうたらこうたら言う時、私がファッキン個人的に抱える複雑な思いは増していくのです。

そして今年遂に、生きる伝説oasisが復活。

噂され続けた再結成が遂に実現。ファンになった頃には解散していた、もう生で、リアルタイムで観る事は出来ない、と諦めたあの伝説が帰ってきたのです。本当にあの時、live foreverに救われて良かったと思いました。次々と発表されては売り切れる各国のツアー。ここぞとばかりに映画館で上映される伝説のknebworth公演。

もちろんジャージを着て観てきました。爆音で最高でしたよ。

そんな中、待ち望んだ日本ツアーも発表されました。意気揚々と私と父は抽選に臨みました。結果は落選。当然です。倍率15倍という噂も耳にしました。私が当選するべきだなんて大それた気持ちは全くありません。
あの伝説のバンドoasisなのだから。仕方がない。

だが、まだ一般販売が残っている。

そう、まだ諦めてはいけない。きたる12月7日午前10時。複雑に絡んだこの感情(愛100嫉妬10)を背負い、私は先着という名の殺し合いに挑みたいと思います。

なんだか大分と恨み節が強くなってしまった気もしますが全て愛ゆえに拗らせてしまっているのでお許しください。もちろん、oasisは大好きです。私の人生にはずっとあの太眉兄弟がいたようなものです。書きたらない事もまだまだあります。(絶望的に金欠でliam,noelの来日公演にいけなかった日、大学で開催されているフリマで
Be here nowが300円で売られており、すぐさま回収したあの冬、ギターを始めてDont lookのイントロだけ弾ける様になった事、など)

という事で、みなさんが当選する事を心から願っております。また一足先に当選されたみなさん、おめでとうございます。ファッキン楽しんできてください!

長年壁紙にしていた写真と共に。

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