【デュエマコラム】勝ちたいなら投了しましょう
こんにちは。たこ焼きそば。です。
皆さんは時間制限が来た際の『投了』してますか?
筆者はもちろんしてます。普段CSに出ている人なら両敗よりも投了の方がお得なのは周知の事実だと思いますが、CS経験がない方にはその意味が分からない事が多いかと思われます。
今回はこれからCSやGPに出る人に向けて少しでも予選突破する確率を上げるために筆をとった次第です。
投了の利益を知っている、知らないでは予選突破率に大幅な影響が出るので大会未経験の方は“絶対”に最後まで呼んでください。
投了を使う場面
あなたはとあるCSで試合をしています。現在あなたは劣勢でこのままゲームを続けるとほぼ100%負けの状況です。その状況で制限時間終了となり、運営にこのままだと両者敗北(引き分け)になると宣告されました。
ここで質問です。
Q.あなたは投了しますか?
恐らくしないでしょう。そりゃそうです。だって負けるよりも引き分けの方がいいですもんね。
しかしこれが大きな落とし穴。一度引き分けになってしまうと予選ラウンドを突破するのは非常に難しくなります。
両者敗北はなんでダメなの?
予選ラウンドを突破して本戦にあがるにはには予選で好成績を収める必要があります。例えば予選が5回あるなら5-0や4-1の成績で納めるなど。
しかし予選突破人数が4人と仮定して5-0、4-1した人が合計3人いたとします。するとあと一人、5-0、4-1以外にも予選突破することのできる人ができます。その対象は次点で成績が良い3-2のプレイヤーです。
しかし3-2のプレイヤーは複数人います。同じ勝ち点ならどうやって成績上位者を決めるのか。それが対面した相手が勝利した得点、いわゆるオポネントです。
例えば同じ3-2の人がいたとして、その中で負けた対面の点数が自分にも加算されると言えば分かりやすいでしょうか。
例えば同じ3-2でも5-0の人に2回負けた3-2と、1-4の人2回に負けた3-2であれば5-0の人に2回負けた3-2の方が成績は高くなります。
つまり格下に負けるよりも格上に負けた方が成績は高くなりやすいということです。
それなら両敗(引き分け)はどうなるのか。
お互いに負けてるのでどちらにも点が入りません。
相手に点が入れば将来的に相手が4-1した場合、相手は成績上位者ということで、それに敗北した自分が本戦に上がれる確率が上がります。
しかし両敗の場合は相手の点が3-2になるため先程の4-1よりも予選を突破することは絶望的になります。
負けたくないから投了したくない気持ちは分かります。しかし先程上げた時間制限の例だとどの道あなたは負けています。
ここで下手に相手の勝ち点を消して相手を本戦に上がれなくなる=あなたも本戦に上がれなくなることと同義です。であれば素直に投了し、相手が成績上位者にして自分もそのおこぼれを貰った方が懸命です。
負け盤面が続いて時間制限になる以外にも、お互いに互角の状態が続いて時間制限が来ることもあります。まだ勝てる可能性があるから投了したくないですよね?
それは分かりますが相手も同じ気持ちです。もしかしたらもっといい詰め方や取捨選択があったあなたに非がある場合もあります。勝ち上がりたいならそんな邪なプライドは捨てて投了して下さい。
素直に負けを認めたそんなあなたに勝利の女神は微笑んでくれるかもしれません。
明らかに勝ち盤面で相手の負けが明確な状況でも、相手が通りしない場合もありますよね。投了の利益を知らなくて両敗になりそうな時もあります。
本来なら勝てたかもしれませんがもっといい詰め方や、プレイを早めることで早期決着方が狙えたかもなど反省点も無くはないでしょう。
下手に両敗して本戦に上がれなくなるくらいなら投了した方がいいですよね。
それが嫌ならこの記事を拡散して投了の利益を知らないプレイヤーやCS経験が無い方に投了の意味を伝えてください。
終わりに
少し言い方がキツかったかもしれませんがこういった知識も大会では必要になる場合があるので、時間切れ両敗するなら投了するべきと周りのプレイヤーにも伝えて頂けると嬉しいです。
皆さんもちゃんと投了しましょうね。
それではまた。
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