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【デュエマコラム】裁きの紋章完全解説&元ネタ集!

 どうもこんにちは。たこ焼きそば。です。

 突然ですが裁きの紋章には元となったカードがあるのはご存知でしょうか?

 クリスティナ・フォールのフレーバーテキストでは裁きの紋章にはそれぞれのモチーフに応じた能力があると書かれています。

 今回は現時点で24種類ある裁きの紋章の元ネタとそれぞれの能力を一挙解説します。


 の前に、裁きの紋章には大きく分けて3種類あり、「〇〇ノ裁キ」「裁キノ聖堂〇〇」「〇〇ノ正裁Z」シリーズ。それぞれ名前に応じた特徴があります。

 「〇〇ノ裁キ」はスタンダードな裁きの紋章呪文で、他の裁きの紋章に比べたら特質した効果はない分、カードパワーが高い。 

 「裁キノ聖堂〇〇」は唱えた時の効果はないものの、表向きで盾にあることで能力が発動する要塞に近い裁きの紋章。 
 
 「〇〇ノ正裁Z」は固有能力であるサバキZを持っており、強力な能力の代償として他の紋章シリーズよりカードパワーが低いものが多い。


「〇〇ノ裁キ」シリーズ


 最初に解説するのは「〇〇ノ裁キ」シリーズ。

 「〇〇ノ裁キ」シリーズはサッヴァークやメタリカに関連するものなどがモチーフになっています。

1枚目はこちら。

 最初は命翼ノ裁キ。元ネタはサッヴァークDGの羽(?)の部分。

 裁きの紋章の中で唯一盾が増える呪文で、白単サバキZにおいては単体で盾を増やしつつ、6軽減も作り出してくれる強力なカード。

 裁きの紋章を使い回すために盾回収すると自分の盾が減る、ちょっとしたジレンマを解消できてそれなりに使われていました。

 アニメではDG 〜ヒトノ造リシモノ〜でSTにして無限耐久していたのが印象的。

続いてはこちら。

 暴輪ノ裁キ。元ネタはサッヴァークDGの首輪の部分。

 自分のクリーチャーを一体実質無敵化する能力で、アニメではサッヴァークDGに除去耐性を付与していました。コスト的には使いづらく、あくまでサッヴァークDGで唱えて長期運用するといった感じでしょうか。

 現代のスペック的には余程強力なコンボでも見つからない限り実践活用は厳しそうです。

続いてはこちら。

 断罪スル雷面ノ裁キ。元ネタはサッヴァークDGの頭(仮面)。

 7コストでクリーチャーを2体確定除去と強力だがそもそものコストが高すぎて手打ちでは使いにくち。

 表向きの盾がなくとも終了時に唱えて即座に表向きの盾3枚つくり、サッヴァークDGのドラゴン踏み倒し効果を瞬時に発動できるのが強力。

 サッヴァークDGが元になったこれらの裁きの紋章は背景に赤い稲妻が走っており、その数も1、2、3となっています。

 アニメでもこの順番に使っていったのでサッヴァークDGが徐々に強くなってドラゴンが出来上がっていく(成長していく)のを意識したのではないでしょうか。


続いてはこちら。

 隻眼ノ裁キ。このカードの元ネタは"オヴ・シディア"。

 裁きの紋章唯一のSTで盾に貼り付くという性質上、何度もSTで発動される厄介なカード。

 オヴ・シディアで出すクリーチャーがタップインすることからそこからフリーズ能力と合わせている。

 余談ですがアニメでオヴシディア破壊と同時に唱えられましたがいつ唱えたのでしょうか。有識者がいたら教えてください。


続いてはこちら。

 憤怒スル破面ノ裁キ。このカードの元ネタは仮面が砕けた"サッヴァークDG"。

  正義ノ裁キに株を奪われてしまったとように思われるが8投できるようになったためさらに評価が上がった1枚。

 正義ノ裁キの下位互換になったとはいえ白零DGでこの紋章を打てるかどうかが出力に直結するため、しばらくお役御免になることはないと思われます。

続いてはこちら。

 剣参ノ裁キ。元ネタはサッヴァークの剣。

 山札を3枚見て呪文かメタリカを回収する呪文。

 序盤は足りないパーツを拾いつつ終盤はボトム固定やトップ操作までこなせる器用なカード。よく堕呪 ゴンパドゥと比較されるのが悲しみポイント。

 魔導具はコスパやカードパワーが高いのが多くて羨ましい…。

続いてはこちら。

 天ニ煌メク龍終ノ裁キ。元ネタは煌龍 サッヴァークの顔。

 アタック・チャンスを持った裁きの紋章。相手のクリーチャーをフリーズさせて無力化するだけでなく自分のマスター・ドラゴンを起こして連撃ができる攻守共に優れた呪文。

 サッヴァークに使って連撃することを想定されていたがゲンムエンペラーやアバレガンのような変な使われ方された方が多かった印象。

 背景"剣参ノ裁キ"があり、アニメのようにサッヴァークが大量の剣を飛ばして攻撃している様子を表しているのが良き。


続いてはこちら。

 不滅ノ裁キ。元ネタは不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー。

羽とか鎧のスカートみたいなやつとかよく再現されてる

 パーフェクトギャラクシーの能力を継承しており、耐性効果を自分のクリーチャーに付与します。

 が、一つ欠陥ポイントがあり破壊される"かわりに"とどまるなので「〜する代わりに破壊する」と言った置換効果で除去される場合は守れません。

 いつかゴッドウォールみたいにしれっとテキストを書き換えて再録してほしい。

だからといって強いとは言ってない。

 

続いてはこちら。

 巡ル運命ノ裁キ。元ネタは超運命 アミダナスカ。

 こちらもパーフェクトギャラクシー同様、「超運命」の部分から名前をとっています。

 アミダナスカの盾追加効果は唱え終わって盾に貼り付く部分を表しており、踏み倒し効果は盾回収してサバキZを発動させる部分を表現してるのではないかと推測します。


続いてはこちら。

 天門ノ裁キ。元ネタは"ヘブンズ・ゲート"。

意外と細かいところまで再現されてる

 能力はブロッカー踏み倒しと完全再現。

 STが剥奪され踏み倒す数も減ったものの1ドローや文明指定がなく、裁きの紋章で盾に貼り付くため再利用可能。

 公式的にはサッヴァーク†を踏み倒してほしかったけど文明指定がないのをいいことにゲンムエンペラーのような光文明以外のブロッカーカードを踏み倒されていた印象。


続いてはこちら。

 天地ヲ別ツ龍断ノ裁キ。こちらのカードの元ネタは"煌世主 サッヴァーク†"。

 サッヴァーク†同様、相手のクリーチャーの攻撃時に表向きの盾3枚裏返せばコスト0で使用することができ、対面によっては2ターンもらえる強力なカウンターカード。

 龍断を打つ直前の攻撃は防げないものの、ブロッカーや後述する"転生ノ正裁Z"と組み合わせることで半永久的に盾を守り続けることも可。


続いてはこちら。

正義ノ裁キジャッジウィズ・ジャスティス。このカードの元ネタは「正義帝」アイアム・ジャスティス・イフユーウォント

後ろのやつが魔人ブウに見えると
言われてからそれにしか見えなくなった

 表向きで盾にあれば効果を発揮する能力が受け継がれています。

 ラフルルのような呪文ロック+盾を詰めてくる相手にはやや厳しいものの、ファイナルストップでターンを貰う相手には強く出ることが可能に。

 白零DGで正義ノ裁キ+転生ノ正裁Zで紋章を何度もSTで使い回すコンボが特に強力で現環境でも猛威を奮っている。

 サッヴァークは世代交代でチーム銀河に移り変わったのだが、サッヴァークとチーム銀河の正義には違いがありました。

 サッヴァークの正義は悪を裁くこと。一口に言うなら攻撃の正義。

 一方チーム銀河の正義は悪から守ること。つまり自らが盾となる防御の正義。

 †正義†と「正義」ユーアー・ジャッジメント・アイアム・ジャスティスではそれぞれの正義は真反対で違うが、目的は同じだから共に頑張ろうといった背景が移し出されているのではないでしょうか。

 よくみたら†正義†と「正義」ユーアー・ジャッジメント・アイアム・ジャスティスの†は攻撃を表す剣を表しており「」は盾をモチーフにされています。

特殊な裁きの紋章


 裁きの紋章の中で唯一クリーチャー。

 超煌ノ裁キ ダイヤモン将。元ネタは"煌世の剣 メシアカリバー"と "ギラメシア †"。

紋章部分が"煌世の剣 メシアカリバー"。
体の部分が"ギラメシア †"

 元ネタ同様表向きの盾をシステム的に活用する能力が引き継がれており、常在効果で裁きの紋章を1軽減+1ドロー。

 裁きの紋章の中でも珍しい、モチーフになったカードが2つある裁きの紋章を持ったクリーチャー。

 

「裁キノ聖堂〇〇」シリーズ


 「裁キノ聖堂〇〇」シリーズは、表向きで盾にあることで効果を発揮する城をリメイクされたカード。

「裁キノ聖堂〇〇」シリーズは現実に存在する建物がモチーフになっています。

1枚目はこちら

 裁キノ聖堂 ラ・ファミリエ。こちらのカードの元ネタは実在する建物であるサグラダ・ファミリア聖堂。

サグラダファミリアはラテン語で聖なる家族という意味

 自分のクリーチャーが攻撃する時5以下のクリーチャーを踏み倒しor1ドロー。

 サグラダ・ファミリア聖堂は1882年に建設が開始してから未だに完成していない建物で、ラ・ファミリエの展開効果もさらなる盤面建設といった「つくる」をモチーフにしているのではないかと推測。

 


続いてはこちら。

 裁キノ聖堂 レ・リョーカク。このカードの元ネタは五稜郭。

 能力は自分のクリーチャー全体に+3000と逆パラノーマル効果を持っています。

 五稜郭は江戸時代末期に北方防備の目的でつくられたもので、味方のパワーを上げて攻撃を防ぐといった部分が五稜郭の自国の防衛という観点で共通しています。

 ちなみに五稜郭が星型なのは理由があり、5つの先端部分に大砲を置くことで死角をつくらず、あらゆる方向の攻撃に対応できるといった理由。

 写真左上にあるでっぱりは半月堡、英語ではラヴリンと呼ばれラビリンスと似ている部分に目をつけたのではないかと推測。

 そしてその半月堡(ラヴリン)は本来レ・リョーカクのように5つ作られる予定だったが建設中に財政難に陥ってしまい、現在の形になったと言われています。
 
 もし建設が最後までできていたとしたらレ・リョーカクのようになっていたのでしょう。


続いてはこちら。

 裁キノ聖堂 ル・キャッソー。このカードの元ネタはシンデレラ城。

 能力は相手が攻撃しなかったら盾追加とシンプルな能力。

  イラストも光の輪を描く部分、水面共にほぼ完全再現されており非常に細かい。 

「〇〇ノ正裁Z」シリーズ

「〇〇ノ正裁Z」は光文明に大きく関わった偉大なクリーチャーと、サッヴァーク。背景ストーリーでのラスボスが元となっています。

 まずは光文明に大きく関わったシリーズから。

 堅珠ノ正裁Z。このカードの元ネタはオヴ・シディア。

水が滴っている部分まで再現されている。

 能力もオヴ・シディア同様、相手が展開しにくくなる部分を継承している。

 効果自体は1ターンのみ発動するミクセルとシンプルで呪文の効果なため除去不能、さらにサバキZで使い回すことで半永久的に使うことができ、上手く扱えば青魔導具や墓地ソなどのコスト踏み倒し系デッキを半壊まで追い込めるカード。

 サッヴァークが登場するまで光文明のマスターだったオヴ・シディア。次のマスターであるサッヴァークは、前世代の長であるオヴ・シディアに対し敬意を込めてサバキZ紋章にしてくれたのではないでしょうか。


続いてはこちら。

よく見たら浄化されている

 浄化ノ正裁Z。このカードの元ネタは"煌メク聖戦 絶十"。

覚醒した姿

 能力は絶十の効果よりも、絶十が覚醒した姿である絶兆の攻撃orブロックしたときに発動する能力と噛み合っている。

 浄化の部分は闇の力に堕ちてしまった絶十が浄化される姿(覚醒する姿)を表しており、そこから名前をとって浄化ノ正裁Zになっている。

続いてはこちら。


 刻鳥ノ正裁Z。このカードの元ネタは聖挙編のラスボスである"暗黒王デス・フェニックス"。

紫の宝石が頭のツノ?と体から生えてるヒレみたいなのを再現している。

 サバキZで相手一体をフリーズさせる強力なカウンターカード。隻眼ノ裁キと比較されることが多い。

 能力はデスフェニックスよりもデスフェニックスを倒した龍炎鳳エターナル・フェニックスの方が合ってると思われます。

 エターナル・フェニックスのアンタップキラーが"刻鳥ノ正裁Z"のタップ効果(相手クリーチャーを攻撃できる)といった共通点があります。


 
続いてはこちら。

 天樹ノ正裁Z。このカードの元ネタは卍 デ・スザーク卍

 タップさせる能力がデスザークのタップイン効果を再現していると言えます。

 雰囲気がブラックホールサナトスぽい

 


続いてはこちら。

 転生ノ正裁Z。元ネタはエピソード3のラスボスであるイズモ。

 能力は刻鳥ノ正裁Z同様、相対するクリーチャーのドロンゴー部分を再現しています。

 ドロンゴーの破壊されたら強力なクリーチャーに変換する部分と、転生ノ正裁Zの盾が割られたらサバキZで反撃の部分が共通点。

 正裁Zの能力はモチーフのカードの能力とそれを倒したカードを元にしている場合もあります。


続いてはこちら。

 魂穿ツ煌世ノ正裁Z。このカードの元ネタは煌龍 サッヴァークです。

 能力も確定除去のサッヴァークがモチーフになっている。

 雰囲気がドキンダムXに似ています。

続いてはこちら。

 煌世主ノ正裁Zこのカードの元ネタは煌世主サッヴァーク✝。

 最近話題の白零DGの核として採用されており能力もカウンターでメタリカを踏み倒します。

 カウンターカードとして運用するのはもちろん、DG〜人ノ造リシモノ〜と能動的に展開することも。


最後にこちら。

 集結ノ正裁Z。このカードはその名の通り様々な裁きの紋章関連のカードが集まっています。

 まずイラスト中央上の剣の部分と反対下部分は‘’煌世の剣 メシアカリバー”。

 4つの門は‘’ジャスティ・ルミナリエ”。

 その中にそれぞれ4×2の順に紋章が並んでおり、左上から下に‘’オヴ・シディア” ‘’煌世の剣 メシアカリバー”の模様、 ‘’サッヴァークDG” ‘’命翼ノ裁キ”

 右上から下にサッヴァークDGの仮面、メシアカリバーの模様、メシアカリバー本体 、煌世主 サッヴァーク†の頭となっております。

 中央部分の目と紋章の左右から紫の宝石の翼のような物はサッヴァークの剣の翼。

 能力はサッヴァークのドラゴンWブレイカーによる2枚追加のを継承しています。

終わりに

 ここまで読んで頂きありがとうございました。

 こじつけっぽい所も若干ありましたが楽しんでいただければなによりです。

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