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arcadiaを14年焦がれてた男のAct-3。ノウーチョ arcadia編

arcadiaというのはですね。
挑戦、リベンジ の曲なんですよ。

そもそも「アルカディア」というのは「理想郷」の代名詞です。

元々は古代の絵画の世界において、
遠くに見える隆々とした山脈。
広がる大地。雲の切れ間から降り注ぐ太陽。
ゆっくりと流れる時間。

戦争が永遠に続く時代において、地理的に重要でなく、
高原地帯のアルカディア地方は戦争で故郷を無くした民の行きついた先でもあった。

戦乱とは無縁の地方を描いた作品は、
その時代の疲弊した人々にとって天国や桃源郷に映り、
それが今もなおアルカディア=理想郷という意味を持ってる由来なんですね。


その文脈から言うと
arcadiaは被害者の逃げた先にある、被害者を救う場所

これはアイマスタジオ(古のアイマスのラジオ)だったかな?
で今井麻美さんが昔、仰っていたのですが。

「千早が女神として民を導くイメージで歌った
けどどうしてもうまくいかなかった」

その続きで今井麻美さんはこう言っていました


「偶然その場にいた作詞家さん
(yuraさんのことなのだが当時は白瀬彩さんをyuraさんの別名義と公表していなかった)
から『この曲は導く曲じゃない』『民と一緒に大地を踏みしめて理想郷を目指す曲』
と言われてモヤモヤ・ボヤボヤっとしていた視界が開けた」

(一字一句同じではないと思いますが)


arcadiaは千早にとって
蒼い鳥→目が逢う瞬間と来たソロ曲の流れが急に曲調が変わる
という挑戦の曲であり
千早の歌に対する熱い気持ちはバラードじゃなくてこういう形でも伝えられるはずでしょう?
という課題でもあったことに気付けて千早なりの解釈が出来たってエピソードですね。

(この前にinfelnoでワンクッションあったのもよかったね)

たしか千早は元々地元のロックフェスで優勝していたり歌ならなんでも強いという設定だったはずなので、その面を見せてくれる曲だった。




なーーーーーーーんてごちゃごちゃ書いてるけど
当時の俺はなーーーーーーーーーーーーんも考えてない

めちゃくちゃカッケーーーーーーーー!!!!!!!!
これ好きーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

え?ライブがある?うーーーーーーーん。中の人でしょ?
うーーーん…声優には興味ないしなぁ
いやでも…でもこの曲を聴きたいなぁ!!!!


そう思いアイマスのライブに行きたい気持ちが募ったのだった。
しかし当時中学生。
大昔と比べればマシかもしれないが今よりオタクに厳しい時代。
アイマスやってることは周りに言えず、
親からも隠し、
夜こっそりPSPでアイマスをやっている生活。

初めてライブに行けたのはそこから数年経ち高校も卒業した後になるのだ。

ライブに行けるようになってから現地で聴くチャンスは3回あった
MOIW2014
HOTCH POTCH
(MR)
ぜーーーーーーーーーんぶ現地逃した


一生縁がないと思った
マジでその度に萎えたしアイマス辞めようかと思った

(あるよね。
好きすぎるが故に辛いから辞めようと思うこと。
だから割とお気持ちしてる人の気持ちもわかる側の人間)

曲が出てから14年かぁ
夢を始めて願ってから叶うまで14年
これが私のM@STERPIECE



んで!!!!!

この曲をミリオンが歌う意味について

ですよ!えぇ!

まず前提として上記のarcadiaの由来から
arcadiaという言葉の意味に加えて
「戦いに敗れた者たちが再びarcadiaを目指す物語」
という意味があるんですね

風は天を翔けてく
光は地を照らしてく
人は夢を抱く
そう名付けた物語
Uh…arcadia…

「アニメ」公演のミリオンの10thでやる文脈というのを紐解くと
夢というのはアニメのことだと思うんですよね。

周りから見ててもわかるほど何度も挫けてしまったアニメという夢。
諦めずに掴んだアニメという夢。

遥かな空を舞う そよ風
どこまでも自由にはばたいてけ
始まりはどんなに小さくったって
いつか嵐に変われるだろう

さあ願いを願う者達
手を広げて 大地蹴って
信じるなら

「願いを願う者達」というのは原作(?)だと
戦いに敗れなおボロボロになっても諦めずに理想郷を目指す民たちのこと。

これはアイドルのことであり
運営スタッフのことであり
俺たちのことでもある。


私は風になる 夢の果てまで
ヒュルラリラ
もっと強くなれ
ヒュルラリラ
目指すarcadia

俺らの願いというそよ風を嵐にするために風になる

願いという名のそよ風はまだ世の人間に感知すらされない程度のもの
しかしそれを「風」という実態のあるものに私たちがなるというフレーズ

夢の果てまで な…

いやミリオンがここで歌う意味ってこれだよな…

ここのみんなの顔が良いんだ…

太陽が沈み終わるとき
月は欠けても登り輝いた
それは例え今日が傷ついても
生まれ始める明日がある

"もう終われない物語よ"

ここ!!!!!ここここここ!!!!!!!
ミリオンじゃん!!!ミリアニじゃん!!!

意味的には
何かが終わっても次のものが始める
それが不完全なものだったとしても動き続けてやるぜ!

ってことなんだけど

それが手作りを大切にしてるミリオンライブと神話性が高くてびっくりぽん!

最初期のミリシタを除いて、ミリオンが不完全なものを出してきたことはほぼないんだけど、
そのマインド的なところよね!

いや、めちゃくちゃ理想的なことを言えば毎年のライブ毎回39人(昔は37人)揃えてほしかったよ?
そういう意味では不完全なもので繋いできたと言ってもいいかもしれない。

そこにいないメンバーの気持ちも背負ってステージに立ってることが伝わってきてるので物足りなさとか全然ないんだけどね。

闇の向こうへ 地の底へ どこだっていい

ここはミリオン関係なく千早の話をして申し訳ないんだけど、
初めて聞いたときから今もずっと毎回千早スパイラルを思い出して
(よくねーよ)ってなるのはナイショ

そこも千早の個性よね。
この次のフレーズにも出てくるけど、

全てを掛ける危うさというのは千早の魅力の一つだったように思う

最近の優しい歌うまお姉さんの千早も好きだけど。

ゆけ
炎よりも熱く
氷よりも鋭く
まだ
私は輝ける
命尽きても

”まだ 私は輝ける”
で物理的に泣いちゃった。

いやミリアニ見た後の今はもう全然心配してないんだけど、
10年って普通はコンテンツ畳む年数でさ。

ここから始めようなんて狂気の沙汰なんだけど
"まだ 私は輝ける" なんだよなぁ・・・

原曲的には民たちの願いを背負ってるからまだ輝けるって意味なので
それをミリオンに置き換えると
俺たちの願いがあるからまだ輝けるんだよって言われてるようで

泣いちゃう

はぁ・・・
ホント好きだ・・・
arcadiaもミリオンも・・・

福岡行けて良かった・・・
これ現地逃してたら逆にもうアイマスとは合わないんだって諦めるきっかけになってたかもしれん・・・

元々行く気なかった
遠いし

でも
(これは福岡行かないと後悔するかも)
って思わせてくれたAct-2に感謝だなぁ!



いま配信で見てるんだけど
配信だと表情がよく見れるのでずっと追っちゃうね。

カッコいい曲で基本はめちゃくちゃキメてるんだけど、
そよ風という俺たちの声を
風に変えるという文脈もあってか
時折柔らかい表情になるのがめちゃくちゃ良いんだ。


いやあ読み難いでしょう
これが脳から直接出力した脳直のnote
ノウーチョ

らしい

ここまで読んでくれた人いるかはわかりませんが
本当にありがとうございました。

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