資産運用の本質
◯読んだ目的
ゆる兄さんのオススメ本の1つだったから
◯要約
①序文
投資において最も重要な言葉は悪環境期である。
自身の悪環境期を認識する。
悪環境期の損失に対する見返りが利益である。
資産運用は実は投資家にとっての悪環境期を定義し、投資している悪環境期をうまく切り抜け、軽減することに他ならない。
②ライフサイクル投資
労働所得は資産であり、債権に似た労働所得のある投資家は株式の保有を高め、退職に近づくにつれて株式の保有を縮小していくべき。
株式市場の騰落に合わせて上下する収入を得ていれば、金融資産には債権を多く入れ
公務員のような債権のような労働所得はリスキーな株式のポジションを積極的にとるべき。
日本で働いていれば日本以外の証券を保有すべき。
消費のピークは中年期
③税効率が高い投資法
投資家は税効率を考え、各資産の資産分配と、どの程度保有するかを考えるべき。
※税制は米国と日本で異なるので、ここでは税引き後に大きく影響が出ると思って下さい。
◯感想
非常に難しい本でした。
金融機関で働くような人が読む専門書みたいなものです。
悪環境期のことを考えて投資をしていたわけではなかったので印象的でした。
簡単に言ってしまえば悪環境期に投資を辞めないように対策しようということですね。
実際は有事になってしまったら、正しい判断ができなくなるので、売らないように資産を分配したり、iDeCoを利用して強制的に引き落とせなくするというのも有効ですね。
以上で終わります。
専門性の高い方や頭の良い方は、実際に手にとって読んでみて下さい。
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