【イチから学ぶウォーハンマー:出張編】シタデルペイントシステム~メソッドについて~
どうも、初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは!削りたこカマです!
今回は、ウォーハンマーをはじめた際に一度は耳にする、「シタデルペイントシステム」、クラシックメソッドやコントラストメソッドについて解説していきます。
シタデルペイントシステムとは
シタデルペイントシステムとは、誰でも簡単にウォーハンマーのミニチュアを塗装するために、ゲームズワークショップが作成したシタデルカラーを用いた最適な組み合わせ、順序をシステム化したものです。
シタデルペイントシステムには2種類の方法があり、それぞれ「クラシックメソッド」「コントラストメソッド」と名付けられています。
これらメソッドを理解するためには、まずシタデルカラーの種類を理解する必要があり、カラーの種類についての解説は以下の記事で説明していますので、わからない方はまずそちらの記事を参照していただけると幸いです。
クラシックメソッド
クラシックメソッドとは、シタデルカラーの「BASE(ベースカラー)」「SHADE(シェイドカラー)」「LAYER(レイヤーカラー)」を主に使用したメソッドで、シタデルカラー発売以来から制定されている最も基本的な塗り方となります。
ざっくり工程を説明すると、隠蔽率の高いカラーであるベースカラーで全体をベタ塗り(隠蔽率が高いので修正が簡単!奥まった部分から塗っていくのがおすすめ)、色の塗り分けを行い、その後にシェイドカラーで所謂模型用語で言うところの「ウォッシュ」を行い、ミニチュアの奥まったディティールにベースカラーより濃いグラデーションをつけます。
その後、光の当たる箇所にハイライト、レイヤーカラーでベースカラーより明るい色を乗せることで、さらにグラデーションを際立たせることで完成します。
このハイライトは「DRY(ドライカラー)」を使用してドライブラシという技法で行う場合もあります。(別記事参照…今は無いのでわからない方はコメントかTwitterのDMで質問してください!)
コントラストメソッド
シタデルカラーから新たに出た特殊な塗料、「CONTRAST(コントラストカラー)」を使用した塗装方法で、コントラストカラーは一度塗っただけでベースとシェイドを使用したかのような効果が出るため、クラシックメソッドよりも一手少ない手順で塗ることができるメソッドです。
コントラストカラーは下地が透ける影響で、クラシックメソッドと違い下地塗装を理解してから挑戦することをオススメします。
下地塗装についての解説は動画で説明していますので、以下の動画を見てみてください。
各メソッド、下地による違いの比較
クラシックメソッドの仕上がりと、下地が違う3種のコントラストメソッドの比較が出来るよう作成いたしました。
仕上がりの参考になれば幸いです。
動画内でも四つ並べての比較は行っていなかったので、こちらで掲載いたします。
ダブルアンダーコートやスラップチョップについては動画内で説明しておりますので、何の事かわからない!という方は動画の方を参照いただけると嬉しいです。
バトルレディとパレードレディ
Twitterなどで作品を検索していて、「バトルレディ」や「パレードレディ」という単語を目にしたことがあると思います。
これらは、ゲームズワークショップが暫定的に定めている塗装状態のことで、クラシックメソッドであれば、シェイドを行い、ベースデコレーションが完了した段階でバトルレディ、レイヤーカラーでハイライトを入れた状態がパレードレディです。
コントラストメソッドの場合、コントラストカラーで全体の塗分けを行った後、ベースデコレーションをしてバトルレディ、レイヤーカラーでハイライトを入れた状態がパレードレディです。
どちらが良いとかそういう事は特になく、あくまで目的に応じた名称がつけられているだけなので、「必ずパレードレディにしなければならない…!」というようなことありませんのでご安心を…!
まとめ
今回はゲームズワークショップが定めている塗装方法とその状態、クラシックメソッド、コントラストメソッド、バトルレディ、パレードレディについて解説しました。
ミニチュア塗装は自由なので、シタデルカラーを使わなければならない!とか、メソッドに従わないといけない!ということはないので、肩ひじ張らず楽しむのが一番かと思います。
ですが、知っているのと知らないのとでは大違いなので、今回動画との絡みを考え記事を作成いたしました。
皆さんの日々のウォーハンマーライフの一助になれば幸いです。
それでは皆さん、良きホビーライフを!!!
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