地獄ヲ巡ル。【九州旅#02】
どうも、たこかけです。
前回の記事からもう1ヶ月以上。
旅から2ヶ月が経過しました。
更新が遅すぎる九州旅の第2回でございます。
いつになったらこのシリーズは完結するのでしょうか。
なるべく早めに更新できるよう頑張ります。
前回の記事では、飛行機〜ハーモニーランドまでの旅をご紹介いたしました。
今回は、1日目、ハーモニーランドの後に行った、「地獄」をご紹介いたします。
前回の記事と九州旅のマガジンはこちら↓
それでは、気ままにやっていきましょう。
①赤い熱泥の池。「血の池地獄」【国指定名勝】
さて、一番最初は血の池地獄から。
本当は、次に紹介する「龍巻地獄」を先に見る予定だったのですが、タイミングが合わなかったので、血の池地獄を先に見ることになりました。
(タイミング??と思う方は、是非龍巻地獄の方もご覧ください。)
血の池地獄は、今回巡った地獄の中でも一番歴史のある地獄です。
「血の池」と聞くと、なんかグロテスクに思えてしまいそうですが、グロさは1ミリもないのでご安心ください。
どんな感じの地獄なのか、まずは見ていただきましょう。
真っ赤です。
着色料が入っているわけではないです。
……ということだそうですが、よく分からないので、「自然の力はすごい。」ということにしておきましょう。
池の温度は摂氏約78度。
深さは約180mと予想されています。(粘土のため最深部は不明。)
とても入れないですし、入れたとしても粘土でアイル・ビー・バックしちゃいます。
なので、入らないようにしましょう。(もちろんフェンスで入れないようになっています。)
血の池地獄は、2009年に国指定名勝に指定されています。
この血の池地獄の場所で、過去に爆発が起こったそうで、記念碑が立っています。
爆発したのは、昭和2年(1927年)の09月02日、16時30分。
ちょうど子どもたちの学校帰りの時間帯ですね。
220mの高さまで爆発したそうです。
220mというのは、ビルの高さにすると、73階ほど。(1フロア3mで計算)
もうよく分からないですね笑
自然の力って、恐ろしい。
上から池を眺めることもできます。
こう見ると、かなり大きいですね。
右奥を見ていただくと、足湯もあります。
冬場は混み合いそう。
そして、この池の泥を使った皮膚薬の、「血ノ池軟膏」というものも販売しているみたいです。
血ノ池軟膏の歴史は、記録が残っているのは明治時代から。
当時は貝殻に詰めて売っていたそうです。
(さすがに今は貝殻ではないです笑)
血の池地獄園内のみの限定販売で、一つ1,500円。
地獄めぐりの記念として、いかがでしょうか。
詳しいことは、血の池地獄ホームページをご覧ください。
以上、血の池地獄でした。
②突然吹き出す。「龍巻地獄」【国指定名勝】
続いて訪れたのは、龍巻地獄です。
……実際は最初に行く予定でしたが。
龍巻地獄は、30〜40分ごとに、地下から間歇泉が吹き出してくる、というものです。
30〜40分ごと、ということは、吹き出した直後だと、待たないといけなくなるのです。
血の池地獄を先に訪れたのは、龍巻地獄に到着したのが吹き出した直後だったから。
訪れるタイミングが一番難しい地獄だと思います。
動画を準備していたのですが、編集ソフトの不調で公開できません……。
是非YouTubeなどで「龍巻地獄」と検索してみてください。
これが10分ほど続きますが、吹き上げ始めて2〜3分で人が徐々に帰り始めます。
噴出の原理です。
……といっても、よく分からないので、「自然の力はすごい。」ということにしておきましょう。
③まるで海のようなコバルトブルー!「海地獄」【国指定名勝】
海地獄は、今回訪れた地獄の中で一番綺麗だったと私は思います。
どんな感じなのが、まずは画像をご覧ください。
綺麗なコバルトブルーですよね。
このコバルトブルーの色から海地獄と名付けられたのだと思います。
ちなみにお湯の温度は摂氏約98度。
非常に温かい温泉です。(?)
湯気がすごいです。
風向きによっては、湯気が直に来ます。
めっちゃ温泉のニオイが体にやってきます笑。
メガネをしている人にはちょっとキツい。(湯気は蒸気なのでメガネに水分が付着する)
こちらも2009年に国指定名勝に登録されています。
……にしても
綺麗な空だなぁ……。
……あっ、ごめんなさい、関係ないですね笑
売店では、海地獄の温泉で作った温泉たまごや蒸し焼きプリンを食べることができます。
今回は、蒸し焼きプリンを頂きました。
卵に牛乳・砂糖のみ使用いるそうです。
カラメルは苦めな感じ。
とても美味しかったです。
食べる前に「映え」を狙ってみてもいいかもしれないですね。
蒸し焼きプリンは300円、温泉たまごは5個で300円です。
④泥が呼吸している!?「鬼石坊主地獄」
先に言っておきましょう。
今回訪れた地獄の中で、一番地味です。
そして、一番写真を撮るのが難しいかもしいれないです。
えー、これだけ見てもどんな感じか全くわからないですね笑。
画像だと説明が難しいので、動画でご覧ください。
下からブクブクと泥が吹き出しています。
どうなっているのかよく分からない方向けに、スローの映像もご用意いたしました。
どうでしょう、こんな感じです。
公式の画像だと、まんまるの綺麗な形ですが、実際に撮るのはかなり難しいです。
スローモーションで撮影して、後から画像を書き出すのが良いと思います。
こんな感じですね!
ちなみに、ここは過去に一度閉鎖されたそうですが、復活を願う声により、19年前の2002年12月に再オープンしたそうです。
⑤いろいろな池が見られる、「かまど地獄」
さて、次はかまど地獄です。
ここで「地獄」と言われて誰もが思い浮かべそうな、鬼が登場です。
かまど地獄は、1丁目から6丁目まで分かれており、場所によって様々な池があるのが特徴です。
鬼石坊主地獄のような泥もあり、後の白池地獄のような色の池もあります。
鬼石坊主地獄や白池地獄など色々巡ってみたいけど、あまり時間がとれない!っていう方は、ここに訪れれば雰囲気だけでも味わうことができそうですね。
また、ここには「のど湯」というものがあり、温泉を飲むことができちゃいます!
飲むことで、肌に保湿効果が。
温泉なので熱いですが、是非飲んでおきたいものですね!
ここでは、鬼滅の刃のグッズの販売もしていました。
恐らく主人公が竈門炭治郎だからでしょう。
⑥ワニ、ワニ、ワニ。「鬼山地獄」
鬼山地獄は、一番地獄っぽいかもしれません。
別名「ワニ地獄」とも言われる鬼山地獄には、約80頭のワニがいます。
タイミングが良ければ、ワニの餌付けも見られるみたいです。
私は残念ながら見られませんでした……。
現在は、新型ウイルスの感染拡大防止のため、不定期に実施しているようです。
最新の情報は、ホームページでご確認ください。
ワニに密は関係ないようですね笑
⑦和風庭園の中の青白い池。「白池地獄」【国指定名勝】
最後の白池地獄は、海地獄に似ています。
噴出時は透明な湯が、池に落ちた際、温度と圧力の低下により青白く変化するため、この青白い色になるそうです。
(公式ホームページより引用)
また、ここでは熱帯魚の飼育もしており、ピラルク、ピラニア、アロワナなどを見ることもできます。
(この池の中にいるってことではないです、念の為。)
夕方だとあまり人がいないので、写真がとても撮りやすくおすすめです。
以上が、別府地獄めぐりでした!
あまり時間がなく、ゆっくりとまわれなかったので駆け足での紹介となりましたがいかがでしたでしょうか。
各施設はそこそこ離れているので、全て巡る方は車で行かれることを強く推奨いたします。
この後、宿に向かい、ゆっくりと過ごしました。
次回の記事では、2日目、高千穂へ向かいます。
なるべく早めに投稿できるよう努力します。
それでは、また。