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SJ好きな曲4:Ahora Te Puedes Marchar

タイトルの「ahora te puedes marchar」はスペイン語。「アオラ テ プエデス マルチャル」と読み、「もう行ってくれ」みたいな意味だそうです。
スジュとしてはたぶん初のスペイン語でのカバー。「One More Time」(SJ好きな曲3↓記事)と同じアルバム(2018.10.8リリースのスペシャルアルバム「One More Time」)に収録されています。


Ahora Te Puedes Marchar概要

この曲はSUPER JUNIORのメンバー7人が歌唱参加(イトゥク・イェソン・シンドン・シウォン・ウニョク・ドンヘ・リョウク)。
ちなみにMVには少女時代のユリも登場しています。余談ですが、少女時代は言わずもがな、2007年デビューSMの大人気女性グループ。通称ソシ・SNSD。スジュは2005年デビューなのでソシの先輩にあたります。若い頃からグループ全体で仲良し。今は複数のメンバーが事務所を離れましたが、ユリは残っている5人のうちの1人。近年はドラマ等で活躍。日本デビュー頃のソシにハマったのが自分のkpopへの入口だったので、今でも思い入れのあるグループです。

曲の話に戻ると、原曲は世界的知名度が高く、多数の方にカバーされてる曲です。歌詞の和訳を見ると失恋の曲ですが、トランペットが印象的なダンスナンバーというイメージ。
このスジュの曲は「英語曲のスペイン語カバー」のカバー。…と書くとワケワカメなので、この曲の歴史をWikipedia等を参考にして整理してみました。

・元曲:「I Only Want To Be With You(英語)」
1963年、イギリスの女性歌手ダスティ・スプリングフィールドのソロデビュー曲がヒット。
・1973年、イギリスのロックバンド「ベイ・シティ・ローラーズ」がカバーしヒット。
・日本では、1977年ピンク・レディーが初アルバム(デビュー曲「ペッパー警部」を収録)にて日本語カバー(邦題「2人だけのデート」)。
・1987年、ラテンアメリカの男性歌手ルイス・ミゲルがスペイン語カバーしヒット(タイトル「ahora te puedes marchar」)。
→これをスジュがカバー。

音楽無知な自分でも、なんとなく原曲に聞き覚えがあります。ちょっと聞いただけでも陽気なノリが伝播する曲です。
で、スジュがこの曲をチョイスしてどう料理したかというと……ルイス・ミゲルverMVのパロディ笑笑笑笑笑!シンプルに能天気に楽しめて、このMV好きです。頭カラッポにしてノレるって、現実逃避に最適。
このパロMVをしたいからこの曲を選んだのでは???と思うほど、スジュの持つグループイメージとこのパロMVが合ってると思いました。女子高生やアナ雪の格好したり、野菜になったり、キャラクターコスプレしたり…と忘年会ノリのようなオフザケをしてファンを沸かせるのが好きなスジュですが、その延長線としてこの企画があるような。「大人のお遊び」というスジュらしいノリでこの曲を歌ってカバーさせるという妙案を考えた方に金一封!

…しかし映像のコメントを見ると、(正確なニュアンスはわかりませんが)侮辱しているように感じる方も一部いるようです(カツラとか?)。確かにオフザケではあるので、そう受け取る方もいるのもわかります。私にとっては、このスジュのカバーがキッカケで改めて原曲を楽しんだので、嬉しいカバーではあるのですが。異文化のモノを取り入れる時は、いつもとはまた違う気の配り方が必要ですね。難しい…。
(話はズレますが、芸能関係と異文化というと、近年は"文化盗用"の話をしばしば目にするようになりました。昔より異文化の扱い方が難しくなってる気がします。「"オシャレな感じ"がするからその文化のモチーフを使ってみた」というような軽々しさは今はNG。それがその文化においてどういう意味を持つのか、その文化外の人がそれを使うとはどういうことなのか、と考えなければいけません。他文化を学んで理会するのは良いことだとは思いますが、逐一それを求めるのはなかなかに困難。どこからを"盗用"と考えるかという線引が難しく、自分の中ではまだ考えを整理し切れません。)

・MV比較動画
このパロMVは、かーなーり元MVに寄せた作りになっています(全体の撮り方・人の動かし方・スジュメンによるミゲル氏の動きや目線の真似等)。どうせパロするならこのくらいトコトン寄せてくれた方が気持ちイイですね個人的には。

※本家ver

※ルイスミゲルさんの紹介及びこの曲の和訳

メンバーのスペイン語は、スペイン語話者の方にとってはどうでしょうか。皆それらしい発音をしてるように聞こえますが。特にシンドンとシウォンは、声質がスペイン語に合っているように思います。
パフォ機会が少ないのかパフォ映像があまり無い。↓は、ウネ不在。


MVスクショ

本MVでのルイス・ミゲル氏役をスジュメンが歌割ごとに交代して演じています。

イントロにて、海辺で黄昏れてるウニョク。

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男性と話している女性(SNSDユリ)を発見。

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歌詞の始まりと同時に女性に話かけるウニョク。が、女性はつれない態度。

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リョウクにスイッチ

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馬様のターン!ダンサー太達を引き連れて闊歩。

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ドンヘにスイッチ。

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Bメロ。シンドンが女性に向かって何か訴えています。

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女性はツーンとしてたけど…

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反応してイトゥクに寄ってくる

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イェソンが女性に何やら言ってる(他の男に行くな!って彼女を責めてる?)

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ちゃんとスクショできなかったけど、元MVどおりに一瞬肩出し。

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ダンサーさん達だけのダンスシーンが長めなのがこのMVの特色でもあります。

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ダンサー達の間を移動しながら次々と歌い継いでいきます

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リョウクの不思議な動きは元MVどおり

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イトゥクさんこういうリーゼント髪型案外と似合うね

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ウニョクは女性を物色するように見てる笑

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オチは兄さん!

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女性は別の男性を選んだ模様。
フラレた主人公は去っていく。

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