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2021年読書日記その8

『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』by 横田一

2021年は4月以降まったく書評を書かずに溜まっていました。冬休みを利用してようやっとレビューしていきます。

なんか今さら、この本のレビューなんて……という感じですね。あらかじめ伝えておくと、小池さんの本性を暴いた有名な本とは別物。会見で小池さんの急所をえぐる質問をしていたら、その後に指名されなくなった記者が書いた本です。あしからず。

帯にある通り「自分ファースト」の表現がぴったりの小池さんであることが、よくわかります。この通りであるならば小池さんて人としてどうよ、と思わずにはいられないエピソードが満載です。嘘をついているうちに自分でも事実だったと思い込んでしまうヤバい人間の典型としか思えなくなりました。この本の通りなら、首都の首長の座にいてはいけない人です。政治手腕以前に人としてどーよ。一時期話題になったカイロ大学主席卒業の真偽はどうなったんだ? もはやマスコミは追求しないけど、触れてはいけないタブーになっちゃったんでしょうか。


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