2022年読書日記1
『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』
by マシュー・サイド
今年初っ端の本は超オススメです。一般的に失敗から学べる組織が強いと言われますが、それを豊富な事例で明らかにしてくれる本です。逆に、失敗をバッサリ切り捨てる/または失敗したことを認めない業界がいかに独りよがりで閉塞的かを表してくれています。きっと失敗したことを認めたくないから失敗から学ばないのだろうな。失敗は当然恥ずかしいですよ。でもイチローだって7割近く失敗するのよ。大事なのはそこから何を学ぶか。企業でもよく言われることが、この本では主に反面教師の事例を挙げて、身につまされる例として教えてくれました。
失敗するプロセスも説明されているので、同じ過ちに陥らないようにするのにも役立ちます。喉元すぎれば暑さ忘れるを起こしうるので、くり返し読むことで愚を避けられるのではないでしょうか。一家に一冊。
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