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おやすみなさいの前に②
以前、サカナクションのミュージックの話をにわかファンなりにちょこっと書いたら意外に好評だったので、今回もある曲について書きます。
今回は星野源さんの
「くだらないの中に」という曲について、ダラダラと書いていきます。
正直、私の文章なんか読まないで早く聴いておくれ…!という気持ちですが、読んで下さるとありがたいです。
星野源さんのスタンス
星野源さん、…いや、ファンなのでここからは源さん呼びでいかしてもらいますね笑
この曲を語る前に、源さんの音楽に対する姿勢を知ってもらう必要があるので、それについて書きます。
(「そんなのわかってるよ」という方や急いでいらっしゃる方は飛ばして下さいね😘)
源さんは、以前自身のラジオ番組でもおっしゃっていたように、曲を聴いてくれる人を誰一人として仲間外れにしたくないという気持ちをお持ちなのです。それで、本当に誰一人として仲間外れにしない音楽を作っちゃってるんですよ笑
「いや、そもそも仲間外れって何?」、
「え?誰も仲間外れにしない音楽なんてあるの?」
とお思いの方もいらっしゃると思うので、別の曲で軽く説明します。
例えば、「Family Song」↓
名前からして、早速仲間外れの人を作っちゃってる気がしますが、実はそんなことはないのですよ笑
ラジオ番組での源さんの解説と歌詞の内容を参考に説明します。
「血が繋がっている者同士」という
「一般的な家族の形」をもたない人(一般的なFamilyからは"仲間外れ"になってしまう人)でも無事であって欲しいとか幸せでいて欲しいと思う人たちは必ずいる。そういう風にあなたが幸せや無事を願う人たちのことを「家族」と呼ぶんだよ、
さらに、(これは私の解釈ですが)ひとりぼっちに思える時も、あなたが誰かの幸せを祈るようにあなたの幸せを願ってくれる存在がいるんだよということを伝えてくれているのです。
もうおわかりいただけたかもしれませんが、「仲間外れ」とは曲中で歌われている対象から外れてしまっている人たちのことであり、源さんは見事にその「仲間外れ」を作らないように歌っているのです。
くだらないの中に
やっと本題です笑
ちなみに、この曲は源さんの1stシングル「くだらないの中に」の表題曲です。
私が今回紹介したいのは、この曲の中の
"僕は時代のものじゃなくてあなたのものになりたいんだ"
という歌詞です。
"時代のもの"="時の人"="世間からもてはやされている人"="世間のもの"
じゃなくて
"あなたのもの"になりたいんだ
つまり、「僕は世間一般に向けてじゃなくて、これを聴いてくれてる一人ひとりに向けて歌いたい」、
「一般的な枠からはみ出てしまった"あなた"一人ひとりの為に歌いたい」
ということだと思うのです。
これをもう1stシングルで歌っちゃってるんですよね。
というか、死の淵にまで追いやられた経験をして彼の考えは変わったように見えるし、彼自身も変わったと言っているのだけれども、彼の根っこにある、"誰一人として仲間外れにしない"姿勢は全く変わってないということなのだと思います。
YouTubeに公式チャンネルからLIVE映像がアップされているのですが、そのLIVEではこの歌詞を歌う時、観客を見回して一人ひとりに訴えかけるように歌っていて、私は落ち込んでいる時にこの映像を見ると泣きそうになります…↓
長々と書きましたが、私の下手な文章は適当に読んどいてとりあえず聴いてみてください。
それでは、おやすみなさい。