彼との恋のハードル
彼と初めて
デートをした時
近くの
大型デパートの駐車場で
待ち合わせた
彼は
その駐車場の
ど真ん中で
車を停めて
待っていてくれた
彼の車は
黄色いスポーツカーだから
目立つし
さらに
分かるように
いてくれたんだね
…
その駐車場に着く前
10分前くらいから
嬉しすぎて
とても楽しくて
この時が
今そのまま止まってって
思っていた
鮮明に覚えてる
…
でも
彼とのデートは
期待はしてなかった
なのに
期待より大きくて
私は
もう
プライベートで
彼と話さなくても
忘れられなくなっている
彼は
私が告白するための
独身になって
会いたいって言いたい
そんな
希望をくれるための
そんな人なのかもしれない
…
デートで
駐車場には
私も少し早く着いたのに
すぐに見つけられた
…
彼といると
好きをいつも
上回ることをしてくるの
…
なんで
若い彼女がいないの?
いたら
諦められるのに
…
彼とのデートが終わり
デパートの駐車場に着いた
地元の人が
沢山くるところ
…
そこで
彼は
少し一緒に中みますか?
少し時間あるからって
いってくれた
だけど
私は
ここは誰かに会うかも知れないから
って
…
隠すことなかったのに
あっても
別に
何も
後ろめたいことなんてないのに
だけど
…
不倫を隠すみたいな
そんな感覚で
話してしまった
そして
彼は
車を
屋上の
目立たないところに
移動してくれた
そして
帰りに
店内に入ると
他人のふりをして
離れて歩いた
…
私は
彼に
凄く
辛い思いさせたなって
楽しかったね
ありがとう
で、
おわれば
良かったのになって
…
あのデートの
お礼は
まだしていない
…
それが
私の
彼に会える券
…
勝手に決めてる
…