彼は彼方で寂しく微笑む
私は
貴方とどこまでも行くよ?
何もかも捨てるよ?
恋人にもなるし
妻にもなるし
母にもなる
愛は
何にもなれるのだから
…
夢から覚めると
いつも
胸がモヤモヤしている日々が続いた
いつも
頭が締め付けられる様な
いつでも
死んでも良い
泣ける
言ったら
泣くことすらもう
無くなるくらい
精神は崩壊していた
…
していた
というのは
今は少しいいから
貴方との出会いは
私を救った
そういう人は
いつも苦しくなるといたけど
その人は
そのあと
私といてくれた
…
既婚者は辛いね
支えてほしい人と
いることもできない
浮気する気はなくても
パートナーがいると
恋しい人とも
繋がれないなんて
…
…
私は
”死”に囚われていた
これは
病気であり
”生”への執着の
正反対のもので
それは
自然に訪れる
死にたい時には
死は憧れであって
それを
求めている
…
子猫との出会いで
死の淵から這い上がり
その子猫の
癌闘病で
私も強くなり
10ヶ月でリンパ腫になった
子猫の男の子は
胸水が溜まり
息ができずに
ヤンチャなボール遊びが
もう
できなくなり
固くなってしまった
彼が死んだその日に
私は
今の会社へ
申し込んだ…
…
就職をして
縮小部署の担当になり
一年前
8人いた部署で
営業の中心だったところは
今
私1人になった
入社5ヶ月の私が
全てしている
…
正直辛い
こういう役回りになりがち
私…
…
そして
今なぜ
私の人生に
恋がきたのか?
しかも
純粋な
片思いの様な恋
…
好きになんてならない様な
今までなら
好きなタイプではない
全くのエリア外だったのに
気がつくの遅すぎ
うちに招いて
パジャマで
すっぴんで
二日酔いのグダグダみせて
子供と遊んでたら
そりゃ
恋愛対象にならないよね
ドキドキするわけないもんね
…
それしたから
私は好きになっちゃったんだけどね
男の人は
違うよね
…
子どもいるとこで
一緒にいたから
お母さんみたいに思ってる
とかいうよね
まさか
キスされるとか思ってなかったよね
…
でもね
キスした後も
気にしていないので大丈夫
そういう時もあります
とかって
送ってくるんだよ
。
その子
…
私の恋愛遍歴に
ないタイプで
ヤバいのです
私
今まで
薄っぺらい恋愛してきたなって
求められていたのは
結局身体だけだったよなって
私の本質なんて
分かりたいと思われたこのなんて
ないな
…
この人
欲で動かないこの人は
何で生きてるんだろうって
気になって仕方ない
でも。
返事が来なければ
もう
プライベートの連絡は
しない
しないよ
彼を困らせるだけだからね
…
そんな感情にさせてくれて
ありがとうって
そう
おもってる
そして
大人しくいます
…
まぁ
私は大体
無理なんだけどね笑
…
だってね
好きなんだもん