運転免許の試験に落ちた話
先日運転免許をようやく取得しました。12月ごろから通い始めて約3ヶ月かかりました、本当に辛かったです。何が辛かったかというと、私は入る際に予約を優先されるコースに入らなかった「無課金」だったので、技能の授業の予約が全く取れず、朝早くに並んでキャンセル待ちをずっとしていたことですね。特に最後の方は混雑していたので、キャンセルが出ないこともあり、頭が狂いそうでした。おそらくこの時期に教習所に通われる方は課金(予約が優先されるコース)で入校した方が良いかと思います。
そして、タイトルにあるように、実は私は試験に一度落ちています。仮免許の技能試験のことでした。先ほど述べたように私は優先度が一番低い「無課金」だったので、そもそもこの試験を受けるために「みきわめ」合格後約1週間ほど待ちました。待ちに待った試験で、運転技術に特に不安がなかった私は路上教習が楽しみでワクワクしていました。絶対落ちるはずがないと。ただ所内を走るだけなのに。そう思っていました。
いざ試験が始まり、私は二人組の一人目でした。二人とも同じコースを走るので、圧倒的に二人目が有利なはずですが、私は心に余裕があったので、まぁいいだろうくらいに思って、走り出しました。試験も順調に進み、安全確認、左右の見えずらい交差点、坂道発進などをこなしていきました。100点からの減点方式で何かミスをすると隣の試験管がメモをするはずですが、ここまで一切ペンの音が聞こえず、満点の走り。
そして最難関とも言われる踏切に到達。停止して、窓を開け、前方と左右を確認し、発進。完璧だ、と安堵しながらすぐ右折して「次の交差点を左」との指示がありました。ここで事件が起きます。私は余裕ぶりをアピールしたかったのか、空いていた窓をわざわざ片手でしめ、片手でハンドル操作し、同時に右から車が来ていないかを確認し、左折。
この時点で私の仮免許の試験の不合格は確定しました。一時不停止で一発アウト。なんと目の前に一時停止の看板があることに気づかなかったのです。教官から一言、「一時停止、、、」と言われ、私は絶望しました。何よりもまた予約を待たないといけないので、いつ試験を受けられるか分かりませんでした。そんなショックを受けている私をさらに追い込んだのが、私と一緒に乗っていた生徒のもう一人が自分の試験の際に同じ一時停止のところで止まり、なんと一瞬「ニヤッ」と笑みを浮かべたのです。私に見えないとでもおもったのでしょうか?それともあえて見せてきたのか?しっかりとその顔はバックミラーに映っていました。私は落ちたこととそいつの笑みでイライラが爆発し、受付で次の予約可能な日を聞くとなんと2週間後ということで怒り最高潮で家に帰りました。両親にもバカにされ、とんでもないメンタルに、、
卒業検定はその反省を生かしてしっかりと慎重に行い、一発で合格できました。皆さんも試験を受ける機会があったら、ぜひ慎重に、合格を最優先に考えて運転してください。
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