「決める」ことが時間を大切に使うコツ
「決める」って大切だな・・・
そう思うことが最近ありました。
決めきらないこと、迷う事も時には大切ですが、大抵のことは、決断しなかったり迷うことはあまりいい結果を生まない気がします。
決めることで物事は前に進みますし、決めることで見えてくる景色や湧いてくるアイデアというものもあります。
結果、自分の時間を無駄にしないし、納得感のある結果を得られることも少なくありません。
そんな事をつらつらと。
決めきれないことで満足度が下がったって話
昔、(といってもそんなに昔でもありませんが・・・)優柔不断な自分に嫌気がさしたこんな出来事がありました。
あさりたっぷりのパスタか大盛たらこパスタか・・・
近所のコンビニ。
晩飯の6割はそこで買うってぐらいに行きつけのコンビニに足を運び、ご飯何にしようかな・・・と悩んでいました。
その日の悩みは、「あさりたっぷりのパスタ」か「大盛たらこパスタ」か。
どちらも捨てがたい。
でも気分的にはたらこパスタが食べたい。
でも、ダイエット中の今の自分に大盛たらこパスタのカロリーは怖い。
懸命にあさりたっぷりパスタにすべきだろうな・・・でもな・・・
そんな試行錯誤を繰り返し、気づけば10分ぐらいパスタの前で悩んでいました。
結果、その日はあさりたっぷりパスタを買って帰ったのですが、その帰り道、ずっと「たらこパスタが良かったかもな・・・」と後悔をしている自分がいます。
ダイエット中だから仕方がないと言い聞かせているのですが、でも、どこかモヤモヤしているのです。
で・・・ふと思ったんです。
もし、あの10分をいつもより多く歩く時間に充てていれば、カロリーの差は埋められたのでは?と。
そう思うと、しまった!!という後悔でいっぱいになりました。
(そんな時でも、あさりのパスタはそれはそれで美味しかったです)
決めることで分かること
そんなパスタで10分も迷った自分の出来事を踏まえて、以下のような「迷う」ことが時に本当に無意味なことと、「決める」ことの大切さを学んだ気がします。
大抵のことは後でリカバリーできる
迷っている時には、その選択を失敗したらどうしよう・・・という不安があって、決めきれない自分が居たりします。
でも、今思えば取り返しのつかない決断ってそんなに多くはないと思うのです。
命を左右するような決断なら、慎重かつ冷静さが大切かもしれませんが、晩御飯の、しかもカロリーの微々たる差にあれこれ悩み、失敗を恐れるというのは、どう考えても賢明じゃないと思うんです。
悩むべきことはもっと他にもあるはずじゃないか?と。
「決める」ことで次が見える
経験上、「決める」と解決法が見えることがあります。
例えば、あの時にたらこパスタを食べると決めてしまうことで、そのカロリーをどう消費しようか・・・という発想に至ったかもしれない。
でも、決めなかったから、どっちにしようか・・・という迷いの段階で足踏みをし、足踏みをしているので見える景色に変化がなく、発想も前に進まなかったんだと思います。
多分、大抵のことは「決める」ことが先で、決めたから次が見えるようになるはずです。
判断基準が不明瞭になっているシグナルとして受け止める
あちらもいい、こちらもいい・・・と迷う時は、判断基準が不明瞭なんだと思うのです。
ダイエットをしているから低カロリーを意識したい
今はたらこパスタを食べて満足したい
この二択で迷っているのは、ダイエットも食の満足もどっちも得たいという自分がそこに居るためです。そこで迷った時にはどちらを優先すべきかという基準がないのです。
平たく言えば、欲張りなんだと思います。
欲張って迷った結果、時間を無駄に浪費すると言う最大の損失を出しているのですから、笑うに笑えません・・・。
例えば「食べたいものを食べる」という明確な基準を設けて、ダイエットを同時進行しているのなら、多く摂ったカロリーは運動をするであるとか、好きなモノを食べてもいい日を決めるとか、そういう自分なりのルールや基準を設けるべきだったのだと思います。
そんなわけで
「決める」ことをもっと大切にしてきたいな・・・と思ったことを思い出したので、書いてみました。
無謀と言えるような決断も中にはあるでしょうが、深慮遠謀で何も決めないよりは遥かにマシなんじゃないかな?とも思います。
決めることで見える世界もありますし、決めたから出てくるアイデアというものもあるはずです。
逆に、決められない時やシックリ来ない時は「NO」という決断をすることも大切だと思います。
過去の恋愛に後ろ髪引かれることがあっても、もうその恋には戻らないと決める。NOと答えを出す。
そうすることで、次の恋愛が見えることもありますしね。
「決める」ことで次が見えてくるのだと思います。